「本格的に転職活動はじめようかな」
「でもどんな手段・やり方があるんだろう」
転職サイトで求人検索できるのは知ってるけど、他にもっと効率的な方法、自分に合った方法を探している人向けの記事です。
初めての転職なので失敗したくないですよね。
ちなみに失敗すると人生1〜2年損します ※経験談
そこで、はじめての転職を成功させるためにどうすれば良いのか、おすすめの手段は何かを詳しくご説明します。
これから転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
まずは転職エージェントに相談
初めて転職する人に最もおすすめなのが転職エージェントです。
転職エージェントがなぜおすすめなのか、どのエージェントを選べば良いのかなど、転職エージェントについて詳しくご説明します。
おすすめの転職エージェント
何で転職エージェントが良いの?どんなサービス?
転職エージェントは一言でいうと人材紹介サービスです。
人材サービスのプロであるキャリアコンサルタントが求職者の担当になって相談・紹介・面接対策などを実施し、転職をサポートをしてくれます。
ここでは、転職エージェントで受けられるサービスとそのメリットについてご説明します。
条件にマッチした求人を紹介してくれる
キャリアコンサルタントは、転職希望者の希望条件や経歴を細かくヒアリングし、それぞれの条件にマッチした求人を紹介してくれます。
転職エージェントには豊富な求人が登録されており、企業情報に精通したキャリアコンサルタントが条件に合った求人をピックアップしてくれるのです。
メリットは以下の2点です。
- 自分で探さなくても良い
- アンマッチを防ぐことができる
企業との間に入ってやり取りしれくれる
転職活動をする際には、企業に書類を提出したり企業と面接日程の調整をしたりと、企業と直接やり取りする必要があります。
しかし、仕事で忙しい人はなかなか時間が取れないこともあるでしょう。
転職エージェントならキャリアコンサルタントが面倒な企業とのやり取りを全て対応してくれます。
模擬面接や書類添削サービスを受けられる
転職エージェントでは、面接対応を実践的に指導してくれる模擬面接と、履歴書や職務経歴書の添削サービスを受けられます。
転職活動をしたことがなく、面接に自信がない、書類の書き方がわからないなどという場合におすすめのサービスです。
転職相談ができる
転職活動では、どんな企業を選べば良いのか、自分に合った求人はどれなのか、どのように面接でアピールしたら良いのかなど悩みが多いものです。
一人で転職活動をしていると相談できる人がおらず、転職活動が行き詰ってしまうこともあります。
しかし、転職エージェントなら実績が豊富なキャリアコンサルタントに転職相談をしながら、転職活動を進められます。
キャリアコンサルタントに相談すれば、必要な企業情報や求人情報の提供や、面接対応のアドバイスを受けることもできます。
転職エージェントのデメリット
転職希望者にとって転職エージェントは非常に役に立つサービスですが、デメリットもあります。
メリットだけでなくデメリットも正しく把握し、上手に利用しましょう。
担当者に問題があることも
転職エージェントを利用する際には、転職のプロである担当者からのサポートが非常に役立ちます。
しかし、肝心の担当者に問題がある場合、転職が成功する確率は下がってしまいます。
担当者がこちらの希望を聞いてくれない、希望していない企業をゴリ押ししてくる、担当者が忙しく連絡が取れないなどというケースもあります。
担当者に問題があった場合は、担当者を変更してもらうか転職エージェントを変えるのが良いでしょう。
担当者から頻繁に連絡が来ることがある
転職エージェントに登録すると、担当者から求人紹介の連絡が電話やメールなどで届きます。
しかし、その連絡が頻繁に来るためやりづらいと感じることもあるかもしれません。
自分一人で自由に転職活動を進めたい、連絡が頻繁に入るのは嫌だという方には、転職エージェントは向かないかもしれません。
初めての人にオススメの転職エージェント
転職エージェントはいくつもあるため、どのエージェントを選べばよいかわからない人もいるでしょう。
そこで、初めて転職する人におすすめの転職エージェントをご紹介します。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは業界ナンバーワンの転職エージェントです。
日本全国に対応しており、求人数がとにかく多く自分に合った求人を見つけることが出来るでしょう。
また、業界ナンバーワンなので、優秀で質の高いキャリアコンサルタントが集まっており、受けられるサービスも豊富です。
初めて転職する人でも安心して転職サポートを受けられるでしょう。
パソナキャリア
パソナキャリアは業界内でも老舗のエージェントで、40年以上の実績があります。
キャリアコンサルタントによるサポートも親身で丁寧な対応なので、転職初心者も安心して利用できます。
特に女性向けのサポートには定評がありますが、男性向けの求人も豊富です。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは20代の転職者に特に実績があるエージェントです。
リクルートエージェントに次いで規模が大きく、求人数も豊富です。
20代の転職希望者なら、登録しておきたいエージェントの一つです。
転職のやり方・方法は他に5つ
転職活動をする際には、転職エージェントを利用する以外にも方法がいくつかあります。
ここでは、その方法について、詳しくご紹介します。
転職サイトを利用する
転職サイトはインターネット上で閲覧できる公開求人サイトです。
特徴をちょっと見ていきましょう。
転職サイトのサービス・流れ
転職サイトでは求人情報を閲覧して応募ができるという点では、転職エージェントと同じサービスです。
転職エージェントと異なるのは、担当者が付かず自分一人で転職活動を進めるという点です。
転職サイトを利用する場合、自分一人で求人情報を検索し内容を確認して求人を選びます。
そして、応募、書類選考、面接、内定までの流れを一人で行うことになります。
自分の考えだけで転職活動を進められる、気軽に応募ができるというメリットがあります。
転職サイトでの転職活動の流れ
転職サイトのサービスの流れをご紹介します。
まずは、利用したい転職サイトのWEBページから、登録を行います。
その後、サイトに掲載されている求人に応募し、書類選考、面接と進みます。
基本的には、全て自分一人で転職活動を進めることになります。
転職サイトでは更新日に新しい求人情報が掲載されますから、更新日を覚えておけば効率良く新着求人をチェックできるでしょう。
初心者にオススメの転職サイト
転職活動をしたことがない転職初心者におすすめの転職サイトをご紹介します。
リクナビNEXT
転職、求人情報ならリクルートの転職サイト【リクナビNEXT】
リクナビNEXTは業界最大級の転職サイトで、求人数の多さはトップクラスです。
扱う業種や職種は幅広く求人数も多いため、登録しておいて損はないでしょう。
自分の強みが見つけられるグッドポイント診断というネットサービスも実施しています。リクルートが蓄積したデータベースに基づいた診断です。
他人と比較してどうなのかが分かります。ぜひ試してみてください。
また、転職条件や経歴などを登録しておくと、それを見た企業からオファーが届くオファーメール機能があります。忙しくてじっくりと求人情報を閲覧できない人におすすめです。
他にも、転職活動していることを絶対に周囲に知られたくない人のためのブロック企業機能もあるので、活用してみてください。
マイナビ転職
20代や第二新卒の転職に強いと定評があるのが、マイナビ転職です。
書類作成のノウハウ、面接時の服装や身だしなみ、面接対応のノウハウなど、転職活動を進める際に役立つ情報も満載です。
大手企業から中小企業、ベンチャー企業、外資系企業など幅広い企業の求人が掲載されています。
求人数も豊富で実践的に役立つ転職ノウハウが充実しているため、転職活動が初めての人におすすめの転職サイトです。
@type
@typeは1994年から求人誌での転職ビジネスを行っている、業界でも老舗の転職サイトです。
営業職、IT業界に強みを持っています。
リクナビやマイナビほど知名度が高くないものの、実績やノウハウが豊富なので安心して利用できるでしょう。
また、営業やエンジニア、ITに特化したサイトや、女性向けサイトなど特化型転職サイトを個別に運営しています。
特化型サイトを利用することで、自分に合った求人情報の中から転職先を見つけることができるでしょう。
スカウト型の転職サービスを利用する
「リクナビNEXT」や「ビズリーチ」などのスカウト型転職サービスもあります。
スカウト型転職サービスとは、あらかじめ登録した転職条件や過去の経歴などの情報を企業が見て、あなたにスカウトメールを送るというものです。
こちらから求人を探すのではなく、企業からのオファーがあなたに届くのです。
オファーに興味があれば、返信することで選考に進む仕組みです。
このサービスの良い点は、企業側から選ばれるため自分では気づかなかった選択肢が増えるということです。
また、企業からのメールをチェックすれば良いので、効率的に転職活動を行うことができます。
仕事が忙しくなかなか転職活動に時間を取れない人は、スカウトサービスをぜひ利用してみてください。
ハローワークを利用する
ハローワークは全国の市町村にあり、誰でも求人を閲覧することができます。
インターネットでハローワークの求人を検索することもできます。
ハローワークを利用するメリットは、求人を探せるだけでなく、条件が合えば雇用保険や職業訓練を受けられることです。
無職の期間に職探しをする方は、雇用保険の手続きについて問い合わせてみると良いでしょう。
ただ、ハローワークには質の悪い求人が紛れ込んでいる場合もあるため、しっかりと求人を見極める必要があります。
友人・知人を頼る(コネ入社)
友人や知人のコネを頼って転職先を探す方法もあります。
この方法の良い所は、転職先の待遇や仕事内容、人間関係などの内情をしっかりとリサーチできるという点です。
また、友人や知人の紹介なので、安心して転職できるというメリットもあります。
ただし、紹介してくれた友人や知人の顔を立てるために断りづらい、仕事をしづらいというデメリットもあるので注意が必要です。
SNSで探すorスキルや実績を公開してDMを待つ
TwitterやFacebookなどのSNSを利用して転職活動を行う、「ソーシャルリクルーティング」という方法もあります。
SNSに自分の経歴やスキル、実績などを公開して、DM(ダイレクトメール)が届くのを待ちます。
働きたい企業を直接フォローしたり業界について情報発信している人をフォローしたりすると、より効率良く職探しができます。
直接相手とやり取りできるのは大きなメリットで、上手にSNSを活用すれば良い条件で転職することも可能です。
デメリットとしては、スキルが高い人が圧倒的に有利になる、希望の転職先を見つけられるとは限らないということがあります。
また、企業の採用担当者がTwitter上で求人内容をツイートすることがあります。目当ての企業があったらフォローするなどしておきましょう。
転職するとき・やり方の注意点
転職をするときの注意点について、詳しくご説明します。
これから転職活動をする人は、しっかりと確認しておくことをおすすめします。
転職先が決まってから辞める
転職活動をする際には、転職先が決まってから今の職場を辞めることをおすすめします。
その最も大きな理由が、転職前に仕事を辞めると収入が途絶えてしまうということです。
収入がなくなるので、転職活動中は貯金を使って生活をしなければなりません。
しかし、転職活動では、面接のためにスーツを新調する、いくつもの企業を回るため交通費がかかるなど、意外とお金がかかります。
もちろん、毎日の生活費もかかります。
そして、転職活動はいつ終わるかわからないものです。
早ければ数週間で次の転職先が決まることもありますが、数か月経っても決まらないこともあるでしょう。
なかなか転職先が決まらなくても仕事を続けていれば何とかなりますが、辞めてしまうと焦りが生まれます。
その結果、焦って条件の良くない転職先に決めてしまい、後悔することもあるかもしれません。
このように、転職前に仕事を辞めるとあまり良いことはないので、辞めずに仕事をしながら転職活動することをおすすめします。
1つのやり方・方法に固執しない
転職活動を進めていく中では、なかなか書類選考が通らない、内定をもらえないなど、上手くいかないこともあるでしょう。
そんな時は、1つのやり方や方法に固執せず、柔軟にやり方を変えることをおすすめします。
例えば、転職エージェントを使っていると、担当者が希望通りの求人を紹介してくれないこともあります。
その場合は、担当者や転職エージェントを変える、転職サイトで求人を探してみるなど、少しやり方を変えてみましょう。
書類選考や面接が上手くいかない場合は、転職エージェントの書類添削や模擬面接サービスを使うと、上手くいくかもしれません。
このように、転職活動が上手くいかない場合は、他の方法を試してみると解決方法が見つかる可能性があります。
1つの方法に固執せず、いろいろな手段を試してみてください。
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