目次
子供にプログラミングを学ばせることをおすすめする3つの理由
プログラミングという言葉だけで、なんだか難しそうと思ってしまうのは私だけでしょうか。
親世代では関わってきたことがないという人が大半で、将来のために子供にプログラミングを学ばせようと思っても、どのような学習が良いのか見当がつかない人もいるはずです。
まず、プログラミングが子供にどのような良い影響があるのかを知れば、学習方法のヒントや方向性を見出すことができるかもしれません。
ここからは、子供にプログラミングを学ばせることをおすすめする3つの理由をご紹介していきます。
お子様がプログラミング学習をはじめるきっかけになればよいです。
小さなうちからプログラミングを習わせることで思考力を鍛える
プログラミングはゴールへのプロセスを考えることからはじまります。
下記が基本的なプロセスです。
<プログラミングのプロセス>
① 課題設定し、ゴールを決める。(ゴールとは最終的に行って欲しいこと)
② そのためにはどのような指示が必要かを考える。
③ 指示の順番を決める。
④ 指示のベストな方法を考える。
⑤ 指示を出す。
ゴールに向かうためにはプラスして、指示のリアリティや裏付けまで考えます。プロセスを見ると、難しく感じるかもしれません。
これはプログラミングの思考に慣れていないという可能性があります。
プログラミングはプロセスを想像し物事を順序立て、論理的に展開する力が養われます。
小さなうちからプログラミングを習わせることで、自然と思考力が身に着くのです。
子供にプログラミングを学ばせる際に注意すべき点
プログラミング学習をはじめたにもかかわらず子供が興味をなくしたり嫌になったりして、やめることになったら、がっかりしますよね。
プログラミングは、子供に良い影響を与えるからこそ長く続けてほしいもの。
いくつかの注意点があるので、ぜひ参考にしてみてください。
成長に合わせた学びには何が最適かを考えていきましょう。
子供の成長に合わせた教材選び
プログラミング学習は4歳ごろからはじめる教材が多く提供されていますが、成長に合わせた教材を選ばないと、難しく感じるかもしれません。
年齢に合わせた教材を選ぶことは無理なく楽しくプログラミングを学ぶ上で非常に大切です。
<成長段階に合わせたオススメの教材>
- 幼児期—-プログラミングおもちゃ
両親に甘えて遊びたい時期なので、まずは自宅で遊びながら論理的思考を育むと良いでしょう。
ロボット、パズル、ブロックなど子供が好きなプログラミングおもちゃをチョイスしてみてください。
プログラミングに興味を示し、思考力を育てる第一歩になるはずです。
- 小学校低学年—–プログラミングアプリやサイト
まだまだ苦手意識を持たずに新しいことにチャレンジしやすい時期です。
パソコンやスマートフォン、タブレットで、アプリやサイトを取り入れゲーム感覚で学ぶとよいでしょう。
直感的に操作できるものがオススメです。
早くからパソコンに慣れるので、一石二鳥ですよ。
- 小学校高学年—-高度なプログラムを組む教材
ある程度のプログラミングを学習したら、さらに高度な教材がオススメ。
図形とコードを組み合わせてプログラムを組むことや、条件分岐、変数などプログラミングの基本概念を学ぶなど本格的な教材に挑戦していきましょう。
ただし、苦手意識がでてくる時期でもあるので、無理のない学習方法で進めてください。
ライフスタイルに合わせてオンライン教室やリアル教室を検討してみるのもよいですよ。
子供の成果に興味を示す
プログラミングのプロセスが完成した時や、ゴールにたどり着いた時、
「できた!」という喜びを感じられるように、子供の成果をほめましょう。
プログラミングは、論理的な思考力や問題解決能力、ITサービスや操作など一筋縄ではいかない学習です。
途中であきらめたくなることもあるかもしれません。
そのような時は、両親も一緒に学ぶつもりで、子供に寄り添って学習を進めてみてください。
親御さんも知識が身につき成長できるはずです。
子供の意思を尊重する
プログラミング学習と一言でいっても、キャラクターやデザイン、使う言語や学び方はさまざま。
子供にとっては楽しく学習できることがベストです。
まずはいろいろな学習方法を体験してみて、子供が興味のある学習をチョイスしてください。
子供が自ら「やりたい」と思うタイミングも大切。
慣れていないプログラミング学習を、無理矢理はじめるのはモチベーションを下げてしまいます。
子供の意思を尊重することが、長続きする秘訣です。
難しかった場合には諦める選択肢も
子供の意思を尊重したとしても、プログラミングが理解できないことや途中から合わないと感じることがあるかもしれません。
合わない理由は、学習方法、教材、教室、人などさまざまな原因が考えられます。
一旦離れて、新たな気持ちではじめてみたら興味が出てくることも。
学習がどうしても難しく、きつくなってしまうようなら諦める選択肢もあります。
子供がプログラミングを嫌いになってしまう前に親が対処しましょう。
子供(小学生)向けの無料プログラミングアプリ・サイトの一覧
子供向けのプログラミングアプリやサイトは多く存在します。
この記事では目的や年齢層に合ったおすすめの無料プログラミングアプリやサイトを紹介します。
学習アプリ・サイト (公式ページへ) |
特徴 |
ScratchJr | iPadのみ、直感的に操作できる低学年向けのアプリ |
Hour of Code | 全世界で1億人が利用する初心者向け学習サイト |
D-SCHOOL オンライン | 2週間の無料体験(以降は有料)あり、丁寧な説明が特徴のオンライン動画学習サイト |
CodeMonkey | 無料なら30ステージ利用可能、ゲーム感覚でプログラミングが学べる学習サイト |
Lightbot : Code Hour | 英語のみ、図形操作がメインで直感的に操作できるアプリ |
プログラミングゼミ | 条件分岐、変数などのプログラミングの基本概念が学べるアプリ(パソコン版もあり) |
Swift Playgrounds | iPadのみ、アップルが開発した遊びながらSwiftが学べるアプリ |
Scratch | 教育機関でも利用されるプログラミング学習ツール |
子供(小学生)向けの無料プログラミング学習アプリ
- ひらがなが多い
- なるべく直感で出来る
この観点でチョイスしました。
小学校の高学年向けのアプリはちょっと難しいです。
子供向けノートPCを厳選しました
ScratchJr(スクラッチジュニア)
ScratchJrは5歳〜7歳くらいまでのお子様を対象にしたプログラミング学習アプリです。
現在はiPadとGooglePlayに対応しています。
アメリカのマサチューセッツ工科大学で作成された実績あるアプリです。全世界で利用されてる子供向けプログラミングソフト『Scratch』の簡易版です。
全体的に低学年の子供向けであることを配慮した作りです。特にデザインやキャラクターについては幼い子供の感性に合うように設計されています。
画面に表示されているブロックを組み合わせて、キャラクターに命令を与えます。
文字は多用せず、矢印などの図形をふんだんに使っているため、文字がまだ読めないお子様でも楽しく学習できるでしょう。
Lightbot : Code Hour(ライトボット: コードアワー)
Lightbot : Code Hour | App Store
Lightbot : Code Hour | Google Play
Lightbot : Code Hourは6歳くらいからの子供を対象にしたプログラミング学習アプリです。
有料のアプリ『Lightbot』の無料版です。
現在は日本語に対応していなく、全て英語表記です。
ただし、矢印や回転などの図形の操作がメインです。文字が読めなくても遊び感覚で学習できます。
図形を順番に選択して、その順番に従ってロボットが動きます。
かなり直感的にできるので、プログラミング入門にはオススメのアプリです。
プログラミングゼミ
Webサービス、スマホゲームで有名なDeNAが開発したプログラミング学習アプリです。
対象年齢が小学校の低学年〜となっていますが、「変数」「条件」などのプログラミングで必須の概念も学びます。
個人的には高学年の入門でも利用できるアプリだと考えています。
「ブロックを組み合わせてキャラクターを動かす」というのは他のアプリと同じような感じですが、操作性やデザインは細かな配慮があります。
アプリ開発に強い会社なだけあって、さすがですね。
『ひらがな』『カタカナ』が読めるレベルなら操作可能です。
Swift Playgrounds(スウィフト プレイグラウンズ)
Swift Playgroundsはアップルが提供する小学生向けのプログラミング学習アプリです。
iPhoneアプリを開発するための言語『Swift』がゲーム感覚で学べます。
ゲーム感覚と言っても、プログラミングで利用する実際のコードを利用します。覚えればiPhoneアプリ開発の初歩的な知識が身に付くでしょう。
ちょっとレベルが高めの内容なので、小学校の高学年(10歳くらいから)が目安になると思います。
現在のところiPadのみで対応しています。
子供(小学生)向けの無料体験があるプログラミング教室
ここまではWebやアプリを使って学習するツールを紹介してきましたが、ここからはリアルに教室があるプログラミング教室についてご紹介します。
Tech Kids School(テックキッズスクール)
Tech Kids Schoolの特徴
- 主な地域:渋谷
- 対象年齢:小学一年生〜小学六年生
- 料金:月 / 13,200円〜
- 受講内容:パソコン基礎、Scratch、iPhoneアプリ作成
- 公式サイト: Tech Kids School | 公式サイト
- 評判: Tech Kids Schoolの評判・料金【プログラミングを本格的に学べる】失敗しない為の事前情報
こちらの教室はAmebaブログやAbemaTVでおなじみの大手IT企業「サイバーエージェント」が運営しているプログラミング教室です。
対象年齢は小学校1年生から6年生まで。子供向けの初歩的な内容だけでなく、SwiftやC#といった本格的なプログラミング言語も学ぶことができます。
オンライン教材や動画、少人数で学習を進めるのも特徴です。
各コースの紹介
継続学習コース
教室には継続学習コースというコースがあり、1年目にScratchを使用し、ゲーム開発をしながらプログラミングの基礎を学習します。
2年目以降はAppleが開発したプログラミング言語Swiftを使用してiPhoneやiPadで使えるアプリを開発することができます。
他にも、プログラミング言語であるC#を用いてゲーム開発を行うUnityプログラミングコースの2種類があり、どちらも本格的なプログラミングを学ぶことができます。
オンライン継続学習コース
教室に行くことが難しいという人に向けたオンラインでのコースもあります。
こちらは小学校1年生から中学校3年生の初心者を対象としており、オンライン教材を使用し学習します。
月に3回のマンツーマン面談と専属のコーチと繋がるチャットでのサポートもあり安心して利用することができます。
こどもプログラミング教室 | ヒューマンアカデミー
- 主な地域:全国200教室以上
- 対象年齢:小学校1年生~
- 料金:月/9,900円~
- 受講内容:Scratch(プログラミング)、パソコン
- 公式サイト: こどもプログラミング教室 | ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーの子供プログラミング教室は小学校1年生以上が対象であり、すぐにパソコンを操作の基礎から学び始めるカリキュラムが特徴です。
キーボードやマウスの操作、パソコンの起動や終了など、基礎の基礎から学ぶことで、コンピュータを身近なものに感じられるようになります。
また、Scratchや専用の学習素材を使用して、早い段階からプログラミングを学び始めるだけでなく、自分でコードを改造したり、考えたりするので、かなり専門的、本格的なプログラミング教室と言えるでしょう。
エジソンアカデミー
- 主な地域:全国900教室以上
- 推奨年齢:小学校3年生~
- 料金:月/8,000円〜12,000円
- 受講内容:ロボット、Scratch(プログラミング)、パソコン
- 公式サイト: エジソンアカデミー
エジソンアカデミーは小学校3年生から中学生くらいまでを推奨年齢とした、プログラミング教室です。
ものづくり大賞を受賞したアーテック社オリジナルの「アーテックロボ」を使用して、子どもが楽しくロボット製作を通してプログラミングを学べます。
簡単なパーツを組み立てることでロボットを製作でき、マウスを使った視覚的な操作でプログラミングの基礎を学べます。
授業は基礎編と応用編に分かれており、テキストに沿った講義だけではなく、自ら考えてオリジナルのロボットを製作することで応用力も身につきます。
教材費の購入が必須なためトータルで見ると若干高めですが、ロボット教材とプログラミング環境が整った教室です。
「やるならしっかり学ばせたい」と考えている親御様におすすめのプログラミング教室です。
LITALICOワンダー(りたりこワンダー)
- 主な地域:東京、神奈川
- 対象年齢:年長~高校生
- 料金:月/22,000円~34,100円
- 受講内容:パソコン、タブレット、ロボット、3Dプリンタ
- 公式サイト: LITALICOワンダー | 小学生のプログラミング教室
LITALICOワンダーはアプリ、ゲーム、ロボットなどプログラミングに加えて、3Dプリンタなどの最新機器を実機を使って学べるかなり実践的なプログラミング教室で、コロナ禍に合わせたオンラインでの受講も可能です。
「つくってみる」がスタートという実践を重視したカリキュラムが特徴となります。
プログラミングで何ができるのか、何をしてみたいのかを子供に考えてもらう授業システムや、子供に合わせて時には脱線しながら、試行錯誤しながら学ぶことができます。
子供の成長と将来に合わせて、具体的にプログラミングが何の役に立つのか、しっかりと考えて欲しいと考えている親御様におすすめの教室です。
>> LITALICOワンダーの詳細を見る | 公式サイトへ
子供(小学生)向けの無料プログラミング学習サイト
ここからはパソコンで学べるプログラミング学習サイトを紹介します。
D-SCHOOL(ディースクール)
D-SCHOOLは動画で学ぶオンラインのプログラミング学習サイトです。
学習コースは以下の通りです。
- マイクラッチJrコース: 低学年向け
- マイクラッチコース: 中〜高学年向け
- 英語&プログラミング: 英語とプログラミングの両方を学習するコース
- ロボットプログラミング: ロボットの組み立て、プログラム
- ゲーム制作コース: ゲームを制作するコース
この中でマイクラッチJr(ジュニア)コース、マイクラッチコース、英語&プログラミングコースは14日間の無料体験があります。
また、お申し込み後に「環境設定サポート」のサービスを受けることができます。学習するためのPC設定が分からない人には重宝するサービスですね。
Hour of Code
Hour of Codeは全世界で1億人が利用するプログラミング学習サイトです。
アメリカのCode.orgという非営利団体が主催しています。なんとあのオバマ元大統領やビルゲイツも支援している団体なんですね。Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグは50万ドルの寄付をしました。
そんな世界的に有名なHour of Codeは日本でも活動しています。現在ではHour of Code内のコンテンツは日本語化されていて、英語が読めない子供でも十分に学習することができます。
年齢別に学習サービスが分かれていて、『幼児向けの簡単なブロックゲーム』『「アナと雪の女王」とコラボしたコードを書くゲーム(小学2年生向け)』などがあります。
対象年齢は4歳〜108歳までだそうです。すごいですね!
ゲーム感覚で学ぶなら『Hour of Code』があれば十分じゃないかと思えるくらいの良サイトです。プログラミングが初めての人はまず試してみて欲しいサービスです。
Scratch(スクラッチ)
上で紹介したScratchJr(スクラッチジュニア)の正式版です。
対象年齢は9歳〜16歳ですが、実際は幅広い年代の学習教材で活用されています。
日本語対応もしていて、設定で『ひらがな』のみの表示も可能です。これなら、9歳くらいの小学生でも躓くことなく学習できますね。
「〇〇する」「××する」といったブロックを組み合わせてプログラムを組んでいきます。直感的に操作できるため、プログラミングの入門にとても便利な教材です。
CodeMonkey(コードモンキー)
サルのキャラクターを動かしてプログラミングが学べるWebサービスです。
有料版と無料版があり、無料版では30ステージを無料でプレイすることができます。
図形とコードを利用してプログラムを組み、そのプログラムに従ってキャラクターのサルが動きます。
日本語に対応していますが、「turn」や「left」などの簡単な英語を理解していた方が学習効率が良いと思います。
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プログラミングをする仕事は子供に人気の職業【将来性もあり】
将来性のある職業の1つにITエンジニアがあげられていますね。
BUSINESS INSIDERが調査した『将来が有望な仕事、トップ21』ではIT関連の職業が4つもランクインしていました。
参考1: 将来が有望な仕事、トップ21
参考2: アメリカ労働統計局(BLS)
ソニー生命が行なった将来なりたい職業調査では、ITエンジニアの仕事が1位にランクインしましたね。
参考: 中高生が思い描く将来についての意識調査2017 | ソニー生命
テレビドラマの影響もあって、ひと昔前と比べてITエンジニア・プログラマーのイメージはだいぶ変わりました。
そこで今回は、「まずは無料で学べないかな?」という人に向けて無料で学べるアプリとWebサイトをご紹介したいと思います。
2020年から学校の教育課程でプログラミングが必修化
プログラミング教育が小学校〜高校の授業で実施されるようになりました。
- 2020年: 小学校で全面実施
- 2021年: 中学校で全面実施
- 2022年: 学年進行で実施
ちなみに「学年進行」は以下のような意味です。
第1学年であたらしい学習指導要領が実施されても第2・3学年は前の学習指導要領のままということである。
学校でいきなり始めると、授業についていけなかったり、嫌な思いをしてしまう子供も出てくるでしょう。
そうならないように、ゲーム感覚でもいいので事前にプログラミングに触れておくと抵抗感なく学習できるようになると思います。
まずは抵抗感の少なそうなスマホアプリから始めるのが良さそうですね。
子供に無料でプログラミングを学んでもらうには親の協力も必要
2020年からプログラミングが必修科目になり、小学校の各教科の学習時間に教育の要素を取り込んでいます。
今まで体験したことのないプログラミングに対し、教師が不安を抱いている可能性は十分。
幾つかの懸念点も存在します。
参考記事: 義務教育の「残念なプログラミング授業」、現役エンジニアが危惧 | ダイヤモンドオンライン
こちらの記事に書かれている『危惧している事』を要約すると以下の内容になります。
- 小学校では「プログラミング的思考」を育むことを目的としているが、出来るかどうかは先生たちの力量次第
- 「プログラミング的思考」をプログラミング経験のない学校教員が教えるのは無理がある
- 本気でIT人材の育成を目指すなら企業から講師を招いた方がよい
- 全体的に中途半端
世間的には以下の内容が問題視されています。
- 授業内容は各学校に任されているので、学習内容・習熟度に差が出る
- 学習のためのIT環境が整備されていない
- 教員のスキル
学校の教育が安定するのには時間がかかります。
そもそも学校だけでは学習時間が足りないでしょう。
プログラミングの将来性、学校だけでは足りないという危機感から、プライベートでもプログラミングの勉強を進める親御様が増えています。
文部科学省ホームページ
「小学校プログラミング教育の手引き」改訂版https://www.mext.go.jp/content/000034099.pdf
によると「プログラミングが社会でどう活用されているか」に注目し、企業と連携しながら行う指導例が追加されています。
プログラミング教育が社会の実践に役立つよう深堀していく方針に見受けられます。
ぜひ、お子様と一緒に親御さんも社会実践を踏まえた学習方法を一緒に体験してみてください。
子供向けの体験会があるプログラミング教室
- Tech Kids School(テックキッズスクール)※渋谷、秋葉原、二子玉川、大阪梅田に校舎あり
- こどもプログラミング・ロボット教室 | ヒューマンアカデミー ※全国に校舎あり
- エジソンアカデミー ※全国に校舎あり
本サイトで紹介した子供向けスクール・サイト・アプリ
学習サイト・スクール (公式ページに移動) |
特徴 |
Tech Kids school(テックキッズスクール) | 大手Webサービス企業のサイバーエージェントが運営 評判ページはコチラ |
LITALICOワンダー | 個人ごとにカリキュラムを提案 |
ヒューマンアカデミー | 体験会あり 全国に校舎あり |
ScratchJr | iPadのみ、直感的に操作できる低学年向けのアプリ |
Lightbot : Code Hour | 英語のみ、図形操作がメインで直感的に操作できるアプリ |
プログラミングゼミ | 条件分岐、変数などのプログラミングの基本概念が学べる |
Swift Playgrounds | iPadのみ、アップルが開発した遊びながらSwiftが学べるアプリ |
Hour of Code | 全世界で1億人が利用する初心者向け学習サイト |
Scratch | 教育機関でも利用されるプログラミング学習ツール |
CodeMonkey | 無料なら30ステージ利用可能、ゲーム感覚でプログラミングが学べる学習サイト |
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