評判 | 子どもが大好きな遊びから多くの学びを習得できる、全国各地に開校している人気のスクール |
料金 | 月額11,000〜16,500円(別途入会金) |
対象年齢 | 年少〜小学5年生 |
公式URL | https://legoschool.jp/ |
誰もが遊んだことのあるレゴブロックで、社会に出た際に求められる「 協力性」と「社会性」を養うことのできるのが、今回ご紹介するレゴスクールです。
レゴで遊ぶのにお金を取られるの?と感じる方もいらっしゃると思いますが、こちらではプログラミングも同時に学ぶ事がでいるので、これで2020年度より小学校で必修科されるプログラミングの授業にも安心できます。
学習の継続が難しいと言われているプログラミングですが、馴染みの深いレゴであれば大丈夫かも、、でも具体的な費用は?実際のクチコミも含めてまとめてみたので、詳細をみてみましょう。
目次
レゴスクールの総評・結論
レゴスクールはレゴ®︎教材を使って、ブロックの組み立てやプログラミングを行うスクールです。
「遊びながら学ぶ」を教育方針とし、子どもが大好きな遊びから大人になるまでに育むべき4つの力「探究心・思考力・集中力・コミュニケーション力」を身につけることができます。
レゴブロックは大人でも親しみがある知育玩具。
さらに、スクールの講師は幼稚園や保育園での経験者が多く特別プログラムを受講するなど専門知識も豊富。
子どもの教育の場として安心して預けることができるスクールです。
ただ、月謝とは別に毎年教材を購入しなければならないので、年間を通すと習い事としては高額と感じてしまうのが短所でしょう。
レゴスクールの評判・口コミ
いずれにしても気になるのがレゴスクールの評判や口コミですよね。
実際に体験授業を受けた方やレッスンを受けている方の声を調査してみました。
ポジティブな口コミとネガティブな口コミの両方を掲載するので、参考にしてみてください。
ポジティブ口コミ
わたしは立体認識能力が壊滅的に低く、高校数学で苦労したので、子供にはそんな思いをしてほしくない…と、年少からレゴスクールに通わせているのだけれど、その甲斐あってかレゴなどブロック系のおもちゃが好きになり、今はLaQにハマっている。昨日は無心にヘラクレスオオカブトをつくっていた。↓ pic.twitter.com/XNJgNettD8
— NODA Satoko (@satoko_212) 2019年3月3日
レゴスクール。
プログラミング的な考え方も養えて、とても良いですね❗ pic.twitter.com/uw0dQOiy6g— 🥤加藤友人 (@tomohitokato) 2019年12月8日
息子がレゴスクールで作った作品。いつもはだいたい言われた通りのものを作るだけでサッと作ってサッと終わりなんですけど、どうやら今回はお友達との人形遊びが盛り上がったらしい。ワークの時も癇癪無しで、私は安心しましたよ…😂 pic.twitter.com/bOJL1d9kjg
— みなと (@lasur_stein) 2019年5月21日
幼稚園に通い始めてまず悩んだのが習い事。早生まれの息子が年少から始めるにはハードル高いと思った中見つけたのがレゴスクール。今年で2年目。夫も私も小さい頃レゴで遊んでて好きだったので即決。レゴでただ物を作るだけと思われてますが#レゴスクール pic.twitter.com/4FHlUJoI6A
— おにぎり🍙赤ちゃん助産師 (@onigirimidwife) 2019年11月13日
親の不得意である立体的に考える力をレゴスクールで養うために通い、見事に立体認識力が付きブロックなどで遊ぶことが多くなったようですね。
ブロックは立体認識力だけでなく、表現力などいろいろな知育としても注目されている玩具なので、日頃の遊びがさまざまな学びに繋がっていきます。
また、レゴブロックと聞くと遊びのイメージもありますが、学年とともにプログラム要素も取り入れて難度も上がってきます。
最初のうちは、子どもが楽しく続けられるスクールなのかをしっかり見極めることがスクール選びのポイントですね。
ネガティブ口コミ
さういえば、ファクトリーにレゴスクールができるんやな。小1から小6まで通うと約100万ばかり吹き飛ぶとかいう地獄。#LEGO pic.twitter.com/eTGgZWA4y8
— 地獄どんぐり (@helldonguri) 2019年11月1日
息子のレゴスクール次年度体験会に行ってきた。薄々予想していたが、教材費たけぇ〜〜〜。だが、いよいよロボットプログラミングの領域に足を踏み入れる。
— まろ(不確定名イヌのおきもの) (@pikadomaniax) 2019年1月26日
レゴスクールの値付けが絶妙。教材費考えるとなかなか損切りできないような価格帯。親が教えりゃいいんだけど、そんなヒマないんで外注すると考えたら、まあこんなもんか。
— 羆 (@mhlworz) 2019年1月29日
ネガティブな口コミのほとんどは料金についてでした。
レッスン内容やプログラミングに興味がある保護者の方は多いですが、料金が高いと良くないイメージを持っている方がほとんどです。
未就学児のレッスンではレゴで遊んでいるだけに感じてしまうので、料金が高く感じてしまうのでしょう。
しかし、専門的な知識を持っている人に教えてもらい、いろいろな人との関わり合いを持つことで社会性も育まれるとポジティブな考え方を持つこともできますね。
レゴスクールの料金体系
プログラミングスクールで気になるのが月々の料金や、教材費が追加で発生するのかどうかですよね。
口コミでは月謝が高いという口コミが多くみられました。
ここではレゴスクールの入会費や月々の料金、ブロックや教科書など教材費がいくらかかるのか見ていきましょう。
入会にかかる費用
レゴスクールの入会金は税込11,000~22,000円です。
年齢や通うコースによって入会金の金額にばらつきがあります。
入会金については他の習い事やプログラミングスクールと大きな差は感じられません。
月額・年間でかかる費用
月謝や教材費についても年齢やコースによってバラバラです。
月謝 | 税込11,000~16,500円 |
教材費 | 税込11,000~66,000円/年間 |
テキスト代 | 税込5,500円/年間 |
月謝だけをみると、他のプログラミングスクールと比べても年間42回のレッスンがあるレゴスクールはそれほど高いと感じません。
しかし、月謝とは別に毎年ブロックやプログラミングの教材費とテキスト代が必要です。
他のスクールでは月謝にロボット代が含まれているので、教材費がありません。
そのため、年間で見ると大きな差が生まれてしまうのです。
年間費用:税込148,500~269,500円
最大で年間269,500円は家計には結構ひびく金額ですよね。これに、付き添いする交通費などを考えると、やっぱり高く感じてしまいます。
お得な割引制度
現在、お得な割引などは行っておりません。
しかし、レゴスクールに通い始めるのであれば年度の始まりから通い始めた方がお得。
入会金や月謝が掛かってしまうのは避けられませんが、ブロックなどを毎年購入するのであればできるだけ長い期間使って学んでくれたほうが経済的です。
もし12月に入会したとすれば、教材とテキストを購入したばかりなのに、すぐ新しい教材とテキスト数万円を支払わなければいけません。
少しでも経済的にと考えるのであれば、年度の始まりから通い始めるのがおすすめです。
レゴスクールの教育方針
レゴスクールは「遊びながら学ぶ」「作ることで学ぶ」「オープンエンド方式」を教育方針として大きく掲げています。
レゴブロックと聞くと遊びのイメージが大きいですが、遊びの中からもしっかりと学び、いろいろな力を育んでくれる知育玩具なのです。
「遊びながら学ぶ」
子どもが大好きな遊びの中からいろいろなことを学び、楽しいと感じることこそが自発的な学びを生み出し、自然と自ら学んでいくと言うこと。
楽しく遊んでいるときの子どもたちはそのことに興味津々です。分からないことはすぐに聞いたり、試してみたり、なりふり構わず遊び続けますよね。
「作ることで学ぶ」
言葉で誰かから教えられたことよりも、頭や手先を使い自分で実際に作ってみたときに感じたことや気づいたことのほうが、より自分の知識になるということ。
これは大人でも同じですね。実際にやってみなければ、本当の大変さや理解をえることはできません。
それが子どもにとっては学びになるのです。
オープンエンド方式
レゴスクールでは、「答えは一つではない」オープンエンド方式を採用しています。
すでにある答えに向かって解決する方法ではなく、いろいろな角度や創造性を刺激してたくさんの発想を生み出し解決していく方法です。
レゴスクールで育まれる力
大人になるまでに育むべき4つの力をレゴスクールに通うことで、レッスンの中で自然と育まれていきます。
探究心
レゴブロックやプログラミングを行う中で、よく観察し疑問をもつ。その疑問に対して答えを求めることを日頃のレッスンで繰り返すことが、探究心を育んでくれます。
思考力
見たり聞いたりしたことをもとに、自由に想像し表現することで真の創造性が生まれ、思考力が自然と身につきます。
集中力
課題に集中して取り組み、自分の力でやり遂げ、達成感を感じること。この自信がこれから待ち受ける困難にもたち向かおうとする集中力を育んでくれます。
コミュニケーション力
相手の意見を尊重しながら自分の意見を表現したり、一人でできないことを誰かと協力して解決することの大切さを学びます。
レゴスクールのサービス、講師の特徴
ここでは、レゴスクールのコースや講師の特徴をご紹介します。
コース・カリキュラムの詳細
レゴスクールはのコースは学年ごとに分かれて組まれています。
少人数制なので講師との距離も近く、疑問に思うことなどをすぐに質問しコミュニケーションをとることが可能です。
エクスプローラー
対象年齢:年少
内容:2種類のレゴデュプロブロックセットから選ぶことができます。動物やチューブ、ボールなどをつくり、みんなの前で発表したり周囲との関わり合い、社会性についてサポートしてくれます。
クリエイター
対象年齢:年中
内容:クリエイターコースも2種類のレゴデュプロブロックセットから選びます。形も複雑になり、パーツの数も多く、クラスの仲間と共同作業をする中でコミュニケーション力やお互いを尊重し協力する姿勢が身につきます。
インベンター
対象年齢:年長
内容:指定教材のレゴデュプロブロックには歯車や滑車など、物理や数学的な分野に触れてテクノロジーの基礎的な部分を学びます。
イノベイター
対象年齢:小学1年生
内容:教材は2種類から選びますが、そのうちの一つはインベンターコースで使用した教材です。身の回りにある高度な動力などについて学び、観察・思考・表現を高めることができます。
コードクリエイター
対象年齢:小学1・2年生
内容:WeDo2.0を使い実際にブロックを動かすプログラムを組んで、表現をしていきます。プログラミングに必要な論理的思考力や問題解決力を養っていくコースです。
ワールド・サイエンス
対象年齢:小学2・3年生
内容:使用される教材がデュプロからブロックへと変わり、モーターを組み合わせて自動で動かせる教材に。より科学的で、論理的考えや数学的見解などが求められるコースです。
ワールド・ロボティクスⅠ/Ⅱ
対象年齢:小学3・4・5年生
内容:多数のプログラミングスクールで使用している「レゴ®マインドストーム」を使って本格的なプログラミングを学びます。プログラミングの基礎を学びながら、ストーリーの中の問題を解決していくレッスンです。ゲーム要素があるので楽しく進められますね。
レゴスクールのイベント・発表会
レゴスクールは各スクール、各エリアによってイベントの開催されている内容や期間に違いがあるので、近くのスクールに問い合わせるかホームページを確認してみましょう。
特別レッスン
夏休みや冬休み、シルバーウィークの期間中に特別レッスンを行っているスクールが多く、話題の教育方法を取り入れながら普段とは違うレッスンを受けられます。
特別レッスンはスクールによって親子で楽しめる内容になっているため、子どもとのスキンシップにもいいですね。
参加には費用が発生します。関東エリアで行われた特別講座では1レッスン50分、税別3,800円。
ワークショップ
2019年に11回目を迎える六本木ヒルズで行われている「キッズワークショップ」でレゴスクールのプログラミングを体験できます。
年少~小学6年生までが体験できるコースがそれぞれ組まれているので、最新教材を使ったプログラミングやブロックの組み立てを兄弟で楽しむこともできそうですね。
これから、レゴスクールに通おうか迷っている方でも雰囲気やプログラミングはどんなことをするのか確認する意味でも楽しいイベントになっています。
レゴスクールの講師陣
レゴスクールの講師陣は、幼稚園や保育園などでの教育経験者などを積極的に採用し、子どもも親しみやすい明るい性格の方をインストラクターとして迎えているようです。
レゴスクールのインストラクターは自分の知識以外にも、専用のトレーニングプログラムの受講が義務付けられているので知識も豊富。
学習するという面では子どもを安心して預けることができるスクールでしょう。
レゴスクールの場所・アクセス
レゴスクールは今までは東京や大阪、神奈川と主要都市をメインに開校されていましたが、人気スクールということもあり各地で続々と開校が進んでいます。
2020年に開講予定のスクールを入れると、北海道エリア1件、東北エリア2件、関東エリア20件、中部エリア6件、関西エリア6件、沖縄エリア1件と全国各地に全36校開かれています。
ショッピングモール内にあるスクールや全レッスンを広い大きな部屋で行っているスクールとそれぞれのスクールに特色があるので、一度体験に行って雰囲気を確かめてみると良いでしょう。
レゴスクールの体験会情報※
レゴスクールでは、実際に行われている授業と同じ内容の体験レッスンを受講できます。
春・夏・秋・冬と各スクールによって体験レッスンを行っている日程が違うので問い合わせが必要です。
受講時間は50分の有料制です。
1~2回と単発の体験レッスンは税抜2,500円~。
2ヶ月間お試しができる「おためし2ヶ月レッスン」は全4~6レッスン、各50~90分、19,000~28,400円とクラスによってレッスン回数や時間、受講料に幅があります。
他のプログラミングスクールでは体験レッスンを無料で行っているところが多いですが、レゴという付加価値がついているのも踏まえて、足元を見られている気がしてしまいますね。
しかし、親子で参加可能なため子どもはもちろん親もレッスンの内容や進め方を実感し、確かめられるのでいろいろなことを経験させてあげるチャンスでもあるでしょう。
有料と聞くと体験をしようか迷ってしまうところですが、実際に足を運んでみないと子どもの反応も見ることができません。
経験をするという意味でも、一度足を運んでみるのも良いかもしれません。
まとめ
楽しい遊びの中から学びや育むべき力が身につくのはレゴブロックの特性です。
しかし、自宅で親子で遊んでいても身につかない協力性や社会性をコースの仲間や講師と触れ合うことで養うことができます。
子どもたちが楽しいと思っていることから、たくさんのことを学んでくれるのは親としてもうれしいことです。
費用が高いと感じるかもしれませんが、子どもたちの成長をそれ以上に見られるのであれば、それほどの金額に思わないかもしれませんね。