「そろそろ年収アップしたい。30代のIT転職はどのエージェントがおすすめ?」
「未経験でもITエンジニアになるためにはどこに相談したらいいだろう?」
このような疑問のある人に向けて、この記事では、30代【経験・未経験】のIT企業転職でおすすめの転職エージェントや、自分に合ったエージェントの選び方をお伝えします。
30代でIT企業への転職を希望している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
30代のIT転職におすすめの転職サイトやエージェント9選
転職エージェント (公式サイトに移動します) |
特徴 |
レバテックキャリア | エンジニアに特化、求職者寄りの手厚いサービス |
リクルートダイレクトスカウト | 経営幹部やスペシャリストなど高年収に特化したサービス |
ビズリーチ | ヘッドハンティング機能付きの高年収向けエージェント |
ワークポート | 転職決定人数NO1、求人数も豊富な転職エージェント |
リクルートエージェント | 業界最大手の転職エージェント。求人数が豊富 |
マイナビITエージェント | マイナビが運営するIT専門の転職エージェント |
Geekly | IT・Web・ソーシャルゲーム業界に特化したエージェント |
マイナビエージェント | 20代・30代・第二新卒など若手の転職に強いエージェント |
リブズキャリア | 女性の転職に特化した転職エージェント |
30代【経験・未経験】のIT転職|20代とどう変わる?
30代【経験者】が転職で失敗しないコツ|特化型エージェントがおすすめ!
ポテンシャル評価のある20代とは違い、30代の転職となると、経験に対する期待値と、即戦力としてのスキルを問われるようになります。
ミスマッチを防ぐためにも、一般的なエージェントよりも、業界特化型エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントには大きく分けて「総合型」「特化型」があり、業界に特化したエージェントであれば、より専門的な高収入な案件が見つかりやすいのです。
アドバイザーも業界知識が豊富で、総合型のアドバイザーにない引き出しを持っています。
「視野を広げるため」という意味でも、まずは2つ以上のIT特化型エージェントに登録しましょう。
IT特化型でおすすめのエージェントは、マイナビITエージェントです。
大手転職サイト「マイナビ」が運営する特化型のエージェントで、20代・30代の転職に強い特長があります。
マイナビITエージェントでしか扱わない独占求人があります。
>> マイナビIT AGENTの詳細を見る | 公式サイトへ
30代【未経験】のIT転職は本当に無理? 適切なエージェントを選ぶべき
未経験でIT業界に転職したい場合、20代の若手とはポテンシャルの面では競争できません。しかし、20代にはない前職でのスキルや経験をアピールしていけば、若干有利に働く可能性はあります。
未経験からIT業界に転職したい場合は、転職エージェント、ワークポートがおすすめです。
『IT系の求人情報が豊富』『未経験者もOK、サポート可能 ※』『模擬面接、経歴書添削あり』なのが主な理由です。
未経験者は選考がやや通りにくいので、選べる企業数を多くしておく戦略が良いでしょう。利用をおすすめするのは、非公開求人を含め、面接対策やキャリアアドバイスをしてもらえる、業界特化型のキャリアです。
ただし、エージェントによっては、未経験者の登録が断られてしまうこともあります。
たとえば「レバテックキャリア」は、ITの知識や経験が豊富な人向けの案件が大半です。未経験者は利用しづらいエージェントであると言えます。
「初回内定提案率90%」「年収アップ率60%以上」という圧倒的な実績は魅力的ですが、もともと経験のある人しか扱っていないからこその数字であり、経験がないと、案件が紹介されないリスクもあります。注意しましょう。
30代【経験・未経験】のIT転職でエージェントを選ぶ時のコツ
30代の求人が豊富な転職エージェントを利用する
転職エージェントを選ぶ際には、若年〜ミドル層向け求人が豊富なエージェントを見つけておきましょう。
たとえば「マイナビエージェント」は20~30代の若手に強い転職エージェントです。母体であるマイナビが新卒の就活に強いので、マイナビエージェントも、若い世代に特化している傾向があります。
公式ホームページでも「20代の転職の方へ」「30代の転職の方へ」と、転職のポイントがまとめられており、若い世代に力を入れているのが分かりますね。
画像引用:マイナビエージェント
30代未経験が転職するなら、登録必須のエージェントです。
相性のいいキャリアアドバイザーを探す
転職エージェントを選ぶ際、相性が良いキャリアアドバイザーがいる会社に絞りましょう。
相性を見極めるなら、キャリアアドバイザーと面談してみると早いです。
利用者と転職エージェントは人と人の付き合いです。どうしても相性が良い・悪いと感じるキャリアアドバイザーが出てきます。
手詰まりにならないよう、複数の転職エージェントで相談を重ねてみて下さい。相性が悪い担当がいた場合、担当者の変更をすることで状況はある程度改善します。
担当者との相性・質がもっとも自分に合っていると思うエージェントをメインで利用しましょう。
30代のエンジニアが転職活動する際の注意点
30代の転職が20代より難しいのは周知の事実です。
エンジニアやIT業界の経験者は未経験より有利ですが、同じ経験者である若手より不利になることは避けられません。
30代が転職活動を始める際には、以下の2つに注意して進めて下さい。
- 成功見込があるかしっかり吟味する
- 成功見込が低い場合は対策した転職活動を
成功の見込があるかしっかり吟味する
ハイスキル、マネジメント実績、営業実績がある人は市場価値が高い
30代は20代と比較してポテンシャルへの期待値が低くなるかわりに、「即戦力」としての実力が求められます。
以下のような能力を持っている人なら、即戦力として転職を成功させやすいでしょう。
- ITエンジニアとして自負している
- IT関連のハイスキルな能力がある
- マネジメントの実績
- 営業の実績
30代でも「現役エンジニアでマネジメント経験や他社からの案件獲得の経験がある」という人なら理想的です。
多くのIT企業の求人にマッチしますから、転職成功の可能性が上がります。
【実績やスキルが低め × 今の職場から移りたい】という転職はやや難しくなる
同じ30代でも、「今の職場から移りたい」という理由で転職したい人は苦戦が予想されます。失敗のリスクも高まることを覚悟しましょう。
なぜならエンジニアは「技術職」だからです。マネジメントでは、単に指示命令が上手いだけではできず、プログラミングの知見も必須になります。
業務も工数管理だけでなく、スケジュール管理や品質管理まで業務に含まれるわけです。
多少のプログラミング経験があったとしても、スキルが低め・マネジメントの経験が少ない人は企業の求人とマッチしづらくなり、年収ダウンの可能性もあります。
転職支援サービスを活用してみる
もし「プログラミングスキル」「マネジメント能力」「営業経験」のいずれもない場合、転職活動は厳しくなり、少しでも企業の目に留まるような対策が必須です。
たとえば「自己分析・キャリア分析」をしっかりして、何がアピールできるのかよく考えることは重要です。
これまでの仕事内容や経験を振り返ることで、アピールしていける自分の強みをみつけましょう。IT企業に訴求できる自分の経験や強みが明らかになれば、より自分にマッチした企業が見つかりやすくなります。
30代未経験からITエンジニアとしてキャリアを形成するポイント
30代は、未経験でIT業界に転職する最後のチャンスと言えます。
40代以降でも転職は不可能ではありませんが、何らかの専門的な能力がなければだいぶ不利になります。
ITに関する知見がほとんどない方は、今のうちに転職を成功させてしまいましょう。
ここでは、具体的に「未経験で転職を成功させるポイント」を見てみましょう。
30代未経験からITエンジニアになるためのキャリアパス
IT企業のノンスキルOKな部署に就職し、プログラミング習得後エンジニアになる
ひとくちに「IT企業」といってもさまざまな職種があります。どうしてもエンジニアになりたい場合、30代のうちに、IT企業の未経験・ノンスキルでもOKな部署に入社してしまうのは、1つの手段です。
例えば以下のような部署では、プログラミングスキルは必要ありません。
- テクニカルサポート
- ヘルプデスク
- テストエンジニア
- 営業
「まずはIT業界に転職すること」が目的の人は、ノンスキルでもできる仕事を探すのがおすすめです。
プログラミング言語などの専門スキルは「入社した後に学ぶ」といった感じですね。入社後の頑張り次第で、エンジニア職への異動も可能です。
「まずはIT業界へ!!」という人は上記の職種を狙いましょう。
プログラミングスクールの利用も検討しよう
「スキルを手に入れて、エンジニアになりたい」ということであれば、プログラミングスクールに通いましょう。
ある程度の知識を備えてから転職活動をすれば、すぐにITエンジニアへの転職が狙えます。
スクールはいくつもありますが、未経験なら「30代の転職実績がある」スクールが良いですね。なかには転職保証があるスクールも見つかります。
転職保証は万が一転職できなかった場合は全額返金されるシステムです。
もし転職できないとスクールとしても赤字ですから、全力で転職をサポートしてくれます。
たとえば「テックキャンプ エンジニア転職」。
プログラミング未経験者の比率は97%なのに、転職成功率99%の実績を持つスクールです。
転職保証は20代・30代前半のみ対象のスクールが多いですが、テックキャンプでは年齢制限が40歳まで。
30代でも確実にエンジニアに転職できるのが大きなメリットです。
受講料が56万円OFFになる給付金も活用できます。実質20万円ほどでエンジニアへの転職が可能です。
>>「TECH CAMP エンジニア転職」の詳細を見る|公式サイトへ
30代【経験・未経験】におすすめ!IT業界に強い転職エージェント
30代「高年収」「ハイクラス」向けのIT転職エージェント
レバテックキャリア
レバテックキャリアはITエンジニア経験者に特化した転職エージェントです。
保有求人7000件以上のうち8割以上が年収600万円以上のハイクラス求人となっています。年収アップやキャリアアップを狙うITエンジニア経験者におすすめです。
エンジニア職に強いエージェントのため、IT系の専門用語や最新技術に詳しい担当者が多数在籍しています。企業別の対策にも力を入れており、企業ごとに職務経歴書作成のアドバイスや面接対策をしてくれます。
IT業界に特化しており、ハイクラス求人も豊富に取り扱っています。まずは登録すべきエージェントと言えるでしょう。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは経営幹部やスペシャリストなどの高年収な求人に特化した転職エージェントです。リクルートキャリアが運営しています。
リクルートダイレクトスカウトは担当のコンサルタントを自分で選べるという特徴があります。約600名の優秀なコンサルタントの中から、顔写真や経歴、実績などのプロフィール情報を見て自分の目で選べます。
約4,000件以上と言われる質の良いハイキャリア案件の中から、自分に合った求人を検索し、応募することが可能です。業界や職種は幅広く、業界最大手のリクルートキャリアが手掛けているため非公開の求人数が多いのも魅力の1つです。
>> リクルートダイレクトスカウトの詳細を見る | 公式サイトへ
ビズリーチ
ビズリーチは、収入を上げたい人向けのハイクラス求人が多数掲載されている求人サイトです。
「ヘッドハンティング型」という制度があり、転職者のプロフィールや経歴を見た企業から直接スカウトを受けられます。
気になる求人に応募しつつ、企業からのスカウトを待つことで効率的な転職活動ができるのがメリットです。
ビズリーチで全てのサービスを受けるには有料会員になる必要があります。有料会員は2つのランクに分かれており、ハイクラス会員が月額5,478円、タレント会員が月額3,278円です。
会員属性は審査で決まるため自分で選べませんが、ハイクラス会員になれば年収1,000万円以上の求人が見つかりやすくなります。
30代【未経験】におすすめの特化型転職エージェント
ワークポート
ワークポートは転職決定人数No1に輝いた転職エージェントです。
IT以外の求人情報も扱う総合転職サービスですが、中でもIT業界に強いのがワークポートの特徴です。
2014年にIT専門の転職エージェントから総合型の転職エージェントになりました。
その流れもあり、IT業界に限れば大手以上の求人数を多数保有しています。お取引のある企業はITベンチャーから大企業まで隔たりなく存在します。
「たくさんの求人を選択肢に入れたい」「ベンチャーにも興味がある」といった人に向いているでしょう。
未経験に強みを持った転職エージェントでもあります。自社サービスのIT企業が未経験である人も転職サポートしてくれます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントです。求人数が圧倒的に多く、公開求人は3万件以上、非公開求人は10万件以上とされています。
ITに特化した転職エージェントではなく総合型の転職エージェントです。ただ、取り扱い求人が膨大なため、IT求人だけでIT専門の特化型転職エージェントが取り扱っている求人数を上回ります。
日本全国に事業所があるため、地方の人もエージェントと面談することができます。
30代【経験・未経験】におすすめ!IT業界全般に強い転職エージェント
30代【経験者】におすすめのIT転職エージェント
レバテックキャリア
レバテックキャリアはIT業界に特化したエンジニア・クリエイター専門の転職エージェントです。
エンジニア職に強いエージェントのため、IT系の専門用語や最新技術に詳しい担当者が多数在籍しています。企業別の対策にも力を入れており、企業ごとに職務経歴書作成のアドバイスや面接対策をしてくれます。
IT系求人登録数は4,000件以上で、非公開求人も多数登録されています。
「ITエンジニア職に転職するならレバテックキャリア」と言えるくらいITエンジニアにオススメの転職エージェントです。
IT専門であるため自社サービスIT企業も豊富に取り揃えています。
マイナビIT AGENT
転職・就職サービス大手のマイナビが運営するITに特化したエージェントサービスです。
大手の上場企業という安定感もあり、対応してくれるエージェントも親身、丁寧、熱意があるとの評判です。IT業界に精通したエージェントが対応してくれますのでご安心ください。
『20代に信頼される転職エージェント』とキャッチコピーにある通り、20代の転職に強みを持っていますが、実際は20代〜30代の求人に強みを持っています。
独占求人も豊富にあり、マイナビにしか掲載されない企業が多数あります。
大手の安心感のあるサポートを受けたい人にはピッタリのエージェントです。
>> マイナビIT AGENTの詳細を見る | 公式サイトへ
Geekly
GeeklyはIT・Web・ソーシャルゲーム業界に特化したIT転職エージェントです。
「マッチングを科学する」をキャッチコピーに企業と求職者の双方がWin-Winとなるような紹介を行なっています。
IT・Web・ソーシャルゲーム業界だけで10,000件もの非公開求人を保有しています(2020年12月時点)。IT業界専門エージェントとしては最大級の求人数ではないでしょうか。
提案可能な求人数は平均48件(求職者1人あたり)、年収UP率は67%という独自指標も公式HPで公開しています。年収UPも大事ですが、紹介してもらえる求人が多い、選択肢が広がるのは求職者にとって嬉しいですね。
30代【経験者・エンジニア以外の職種】におすすめのIT転職エージェント
リクルートエージェント
リクルートエージェントは転職支援実績No.1を誇る、大手転職エージェントです。
リクルートエージェントは非公開求人が20万件以上もあり、その数は国内最大級です。公開求人の場合人気が高い企業はすぐに満員となり、競争率も高くなります。
しかしリクルートエージェントではそれぞれの条件やスキルに合った求人を、膨大な非公開求人の中から選んで紹介してくれます。
「選択肢を増やしたい」「ライバルを減らしたい」という人におすすめの転職エージェントです。
経験豊富なアドバイザーによる、書類添削や面接対策などのサポートも充実しているので、使いやすいサービスと言えます。
マイナビエージェント
マイナビエージェントはマイナビが運営するエージェントサービスです。
マイナビは新卒の就活に強い人材サービス企業なので、20代や第二新卒のような若い世代の転職にも強みがあります。
「初めての転職活動」「何から始めればいいのか全く分からない」「自分はどんな企業が良いのかわからない」といったような転職初心者に向いているエージェントです。
マイナビエージェントは大手企業の求人数が少ない一方、優良中小企業の求人数が豊富なのが特徴です。
今日では、大手企業でなくても良い企業というのはたくさん存在します。むしろ「大手企業よりも優良中小企業に入りたい」と考える人たちは少なくありません。
優良中小企業を視野に入れていたり、大手にこだわらないのであれば、マイナビエージェントで優良中小企業を探すのも一つの手と言えます。
30代の女性【未経験】でもエンジニアになれる?おすすめエージェント
リブズキャリア
30代の未経験女性でも、エンジニアになることはできます。女性に特化したエージェントとしておすすめなのが、リブズキャリアです。
リブズキャリアは女性が知っておきたい条件での検索機能が充実しています。
例えば、「ママ社員活躍」「育休の復職支援」「病児保育手当」「キッズルーム」「時短OK」「転勤なし」などです。
子育て世代の女性が求める条件での検索が容易なので、自分に合った働き方を選べます。
リブズキャリアのように女性向けの検索条件が整っていないと、1つ1つの求人で「時短OKか?」「働くママは職場に多いか?」などと確認しなければなりません。
それだと求人探しに時間がかかってしまいます。
最初から求める条件を絞って検索できれば、自分に合った求人探しをスムーズに行えます。
30代【経験・未経験】がIT転職を成功させる3つのポイント
転職活動には長い時間と手間がかかるので、ぜひとも成功させたいですよね。
30代がIT企業への転職を成功させるには、3つのポイントがあります。
- ポータブルスキルやアピールできる実績、業務経歴の棚卸しをする
- IT業界・企業の人材需要を知っておく
- 転職エージェントは「特化型」「総合型」両方に登録する
各ポイントを簡単に見ていきましょう。
ポータブルスキルやアピールできる実績、業務経歴の棚卸しをする
転職活動を始める前に自分のスキル、実績、業務経歴の棚卸をしましょう。転職を成功させるためには、自己分析は必須です。
なぜならIT企業で求められるのは、プログラミングのスキルだけではないからです。
たとえばプログラミング以外にも、以下のような「持ち運びできる」スキル、ポータブルスキルは、どのような現場でも活躍できるスキルです。
- 営業スキル
- マネジメントに関するスキル
- 事務作業に関するスキル など
30代でITに関してノンスキルでも、今までの業務経験を活かせば十分活躍できます。
たとえば「営業」のようなコミュニケーションがメインの仕事であれば、前職で活躍した経験をそのまま利用できます。
コミュニケーションスキルが豊富な30代なら、20代よりも有利になることもありますよ。
IT業界・IT企業をしっかり分析する
企業の求人に応募する前に、IT業界全般や企業の人材需要について、よく調べてイメージできるようにしておきましょう。
たとえば、その企業がの主力サービス・商品、会社の経営理念、社長のメッセージなどを読み込むことで、企業が求めている人物像が具体的にイメージできてきます。
人材育成に対するスタンス、就労状況も重要です。ワークライフバランスが取れている会社かどうかが分かります。
特に「30~40代が活躍している会社かどうか」はしっかり把握しましょう。
同年代より上の人間が、エンジニアとして在籍して戦力として働いている職場なら、自分が転職してもエンジニアとして長く働ける可能性が高まります。
公式ホームページでは分からない情報は、担当のキャリアアドバイザーに確認してみましょう。
転職エージェントは「特化型」「総合型」両方に登録しておく
転職活動を始めたら、まず最初にITに特化した専門の転職エージェントと、大手の総合型エージェントに1社ずつ登録しましょう。
IT特化型エージェントでは「総合型に見られない求人を探せる」「専門知識を持ったアドバイザーからアドバイスが得られる」といったメリットがあります。
総合型なら「とにかく求人数が圧倒的に多い」「転職成功のノウハウを学べる」といった点がメリットですね。
2つに登録して転職活動を進めることで、両方のメリットを得られます。
キャリアアドバイザーや求人の質を比較する意味でも、複数のエージェントへの登録は必須です。
30代は分岐点|条件のよい転職をするコツとヒント
勝算の低い転職活動はしない
安定志向が強い人は、よほど条件が良くスキルがマッチする職場が見つかるまでは、転職を待ちましょう。
転職は少なからず待遇が下がってしまうリスクがあります。前職と据え置きの年収だったがその後上がりづらい場合もあります。
そのようなリスクを承知で飛び込む覚悟ができないうちは、成功見込みがない転職はやめた方が無難です。
今の職場の年収・安定待遇に魅力を感じるなら、転職せずに残るのも選択肢ですね。
転職するか残るかの判断ができないときは、転職エージェントに相談してみても良いでしょう。
30代【未経験】でIT業界にチャレンジする人は年収ダウンを覚悟
未経験でエンジニアに転職したい場合、年収が今までよりダウンすることは覚悟してください。
なぜならIT業界は、年功序列ではなく実力主義の世界だからです。経験とスキルで年収を設定する企業が多く、スキルが低い場合は年収ダウンも考えられます。
リクルートエージェントによれば、ITエンジニア経験者・未経験者の年収相場は以下のとおりです。
- 開発経験3年程度(25歳くらい)のITエンジニア:400~500万円
- 設計や要件定義ができる30歳くらいのITエンジニア:500~600万円
- 未経験からITエンジニアに転職:残業代込みで300~350万円程度
未経験の場合、280万円~350万円あたりが年収相場です。
ちなみに転職サイトのdodaによると、30代の平均年収は444万円でした。
参考:doda|平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】
未経験でIT転職してしまうと、年収は30代の平均からは大きく下がるかもしれません。
ただし、経験とスキルを積めば年収はどんどん上がります。
マイナビ転職が発表した「2021年版業種別モデル年収平均ランキング」では、IT業界(ソフトウェア・情報処理)の平均年収は549万円でした。
参考:マイナビ転職|2021年版業種別 モデル年収平均ランキング
年収ダウンしても、あくまで一時的なものです。
努力次第では平均を上回る年収が期待できるので、チャレンジする意味はありますね。
行動してみないと結果はわからない。まずは仕事を紹介してもらおう
成功の見込がない転職活動はおすすめできませんが、実際のところ行動してみないと実際によい求人があるかどうかは分かりません。
転職エージェントに登録して、自分のスキルと経験ではどの程度の転職が望めるかを訊いてみてもよいでしょう。
また、転職すると心に決めている人は、自分にマッチした求人があるかどうか、エージェントに紹介してもらうとよいでしょう。
【この記事のポイント】
- 30代の転職はスキル次第で適切なエージェントが変わる
- 30代の転職の実績が豊富なエージェントを探す
- 未経験の人は自己分析を徹底して強みを明らかにする
- 転職しない選択肢もある。成功するかはやってみないと分からない
ハイスキル、実績・結果を残しているなら、ハイクラス求人が多い転職エージェントをおすすめします。
ハイクラスと言えば「レバテックキャリア」。求人の80%以上が年収600万円を超えるハイクラス求人です。
プログラミングやマネジメントの経験が豊富な人向けの求人が見つかりますよ。
「今の経験を使ってIT業界に転職したい」ということなら、求人が多い総合型の転職エージェントがおすすめです。
たとえば「ワークポート」。IT業界と未経験の両方に強く、何らかのIT系の職種を紹介してもらえるでしょう。