マスメディアンエージェントは広告・Webマーケティング・マスコミ業界に特化した転職エージェントです。
広告・マーケティング系の職種はそもそも求人数が少ないため、自分1人で転職活動を行おうとすると難航することがあります。
マスメディアンのような業界に特化した転職エージェントを利用することで選べる企業数も増え、選択肢が広がるでしょう。
選択肢が増えれば内定がもらえる確率も高くなります。
本記事ではマスメディアンのメリット・デメリット、口コミについて詳しく纏めていきます。
目次
マスメディアンエージェントの特徴
マスメディアンの基本的な特徴についてまずは整理してます。
マスメディアンは特色の強いエージェントなので、しっかり強みを理解することが大切です。
特徴1:広告・マスコミ業界、クリエイター転職に強い
マスメディアンの1番の特徴として、クリエイター系の職種に強いというのがあります。
マスメディアンが紹介する案件は、広告やweb、マスコミ分野といったクリエイティブ業界がほとんどです。
クリエイター系の職種に特化したエージェントは、あまり他にはありません。
編集やライターとした、求人情報が比較的少ない案件もマスメディアンでは豊富に揃っています。
マスメディアンではこれまで4万件も転職を成功に導いたという実績があります。
この実績はクリエイター系のエージェントとしては圧倒的です。
クリエイター系の職種は狭き門であるため、こういったエージェントを活用するのは非常におすすめです。
マスメディアンは非公開求人も多くの数揃えています。他の求人サイトやエージェントにはない求人をここで見つけることができます。
「なかなかクリエイター系の求人で自分に合ったものが見つからないなあ」と思っている人は、まずは公開求人をチェックしてみてください。
広告・Web・マスコミの転職はマスメディアン | 公式サイトへ
特徴2: 出版社「宣伝会議」のグループ会社
マスメディアンは、「宣伝会議のグループ会社」となっています。
宣伝会議とは、クリエイティブマーケティング関連の専門誌を発行している会社です。
また、コピーライター養成講座などの教育事情まで行っています。
広告業界の中では非常に有名であり、日本で初めて広告専門誌を発行した会社でもあります。
宣伝会議にはクリエイターに関する数多くの情報や存在します。
マスメディアンは、その情報を利用して転職希望者のサポートを行ってくれます。
そのため他では知りえない情報がここで手に入るかもしれません。
また、宣伝会議は数多くの大手広告会社はメーカーとの繋がりも強いです。
その人脈によって、マスメディアンにはクリエイター系の非公開求人が多く寄せられているのです。
宣伝会議の力を活用できるのも、マスメディアンエージェントの大きなメリットでしょう。
特徴3: 全国の主要都市に拠点がある
マスメディアンの強みは、全国の主要都市に支店がある点です、
具体的には、以下の6都市に拠点を構えています。
- 東京
- 横浜
- 名古屋
- 大阪
- 福岡
- 金沢
大阪より南、東京より北の地域は弱いですが、それ以外の主要都市には事業所があります。
転職して地方に住みたいといった要望にも応えてくれるでしょう。
クリエイター系特化の求人を数多く揃えられるのは、日本全国対応となっているのも大きな要因ですね。
マスメディアンエージェントの口コミ・評判
マスメディアンを実際に使った人を感想について見ていきましょう。
良い口コミと悪い口コミ両方見ていきます。
マスメディアンの本当のメリット、デメリットについて整理していきましょう。
良い口コミ・評判
●マスメディアン
【良い点】
・毎日ガンガン求人を送ってくるから基本的にそれをチェックしてるだけでOK
・求人が豊富
・わりと情報も多い
・エントリー時は志望動機不要【悪い点】
・マッチしてない求人もガンガン送られてくる
・webは企業名非公開で情報があまりにも少な過ぎる— らむ (@kukuluram) 2017年8月24日
宣伝会議賞の授賞式で、
審査員の方から
教えていただいた#マスメディアン さん
営業の方がとても
丁寧に仕事を
探してくださいました。
相談やアドバイスだけでも、
かなりオススメです。 pic.twitter.com/7xutHes0nh
— 大野さとみ (@satomi_ohno) 2018年12月27日
マスメディアンに行ってきた。
気楽に話ができて、安心した。
あとは、仕事を決めるだけ。— あたやん (@y_ataka) 2015年3月9日
良い口コミはこのようなものが多かったです。
まずマスメディアンは紹介してくる数が多いという口コミがかなりの割合を閉めていました。
クリエイター系の職種に絞っているにも拘わらず、紹介案件数が多いというのは大手ならではの強みと言えるでしょう。
また、エントリーにはは志望動機なども不要なのも良いですね。
手軽にエージェントに相談することができます。
クリエイター系の職種はポートフォリオが必須の所も多いですが、そういうのも用意せずに「まずは相談」に行ってみるのも良いでしょう。
他にも、担当者の方が丁寧に仕事を探してくれるという口コミも多かったです。
クリエイターの業界に詳しい担当者に当たった場合、相談やアドバイスをちゃんとしてくれます。
マスメディアンで転職先を探せなかったとしても、業界に関する知識を得られるだけで利用価値があると言えるでしょう。
担当者の方がとても気さくに接してくれるという意見も多かった印象でした。
クリエイター系の業界は非常に人間関係が良い意味でラフな所が多いですが、マスメディアンもそのような感じで、気楽に話すことができます。
担当者と話がしやすいと、色々と相談をすることができて、結果自分にマッチングした案件と巡り会える確率が高くなるでしょう。
悪い口コミ・評判
マスメディアン、行ったけどあんまりだった。1つしか条件に合うものなかったし仕事内容も興味が持てなくて家から遠いし…
いつも転職の話をラインでガーーーってする同業者の友だちに報告した。
辛いだけだった…ということがわかっただけ良かった…(いやよくない)
— たまごの黄身 (@toiletto2) 2019年7月5日
(内定辞退2)
マスメディアンは、宣伝通り確かに他の紹介会社には出てこないような大手代理店を紹介していただけました。しかし、専属エージェントがずっとついているわけではないので、その後のフォローや相談・確認がしにくく感じます😟#リアコミ #転職— さっけー@リアコミ (@riakomi7) 2018年4月9日
どうしよう。マスメディアンからぞくぞくメールが来てるんだけど、最初の4通くらいは律儀に理由を書いて返信してたんだけど、ほぼ毎日くるからだんだんわけわかんなくなってきた。。。個人的に探して受けてるところもあるし、仕事と面接日の調整とかでぐちゃぐちゃになってきておる…ギャース!
— mingo (@mingoooooo) 2015年7月29日
悪い口コミの方はこのようなものが多かったです。
一件すると、良い口コミと矛盾しているものも多いように思われます。マスメディアンは自分の好みに合う案件が少ないという意見がありました。
クリエイター系以外を希望する人からすると、あまりマスメディアンは向いていないことが分かります。
また、マスメディアンはアフターフォローがいまいちという意見もありました。アフターフォローに関しては、担当者によってもばらつきがある印象を受けます。
マスメディアンは紹介件数が多い反面、多すぎて探しにくいという意見も多かったです。
紹介メールもほぼ毎日くるので、チェックするのが大変という声もありました。紹介件数が多いのは、人によっては良く感じたり、悪く感じたりする所です。
上記の口コミから、マスメディアンは担当者の質にばらつきがあることが分かります。
「この担当者は合わないな」と思ったら担当をチェンジしてもらいましょう。
マスメディアンエージェントのデメリット・弱み
クリエイティブ系以外の求人、ベンチャー企業の求人数が少ない
マスメディアンのデメリットについて紹介していきます。
まず1つ目として、マスメディアンはとクリエイティブ系以外の求人が圧倒的に少ないというのがあります。
専門分野に関しては全国の求人があるのに対して、他の求人は網羅されていません。
また、広告やwebといった業界であっても、クリエイティブ職以外の求人はそこまで多くありません。
Web系のエンジニアや広告会社の事務員などの仕事を探すなら、他のエージェントを使った方が良いでしょう。
またマスメディアンは、ベンチャーや中小企業の求人が少ないこともデメリットです。
なぜ少ないのかというと、宣伝会議と繋がっている会社は大手企業がほとんどだからです。
「フレッシュなベンチャー企業でクリエイターとして働きたい」などの方は、希望の求人は見つけにくいでしょう。
担当者に当たり外れがあると言われている
口コミの項目でも説明した通り、マスメディアンは担当者に当たり外れがある傾向が強いです。
マスメディアンはクリエイター系特化のエージェントのため、担当者は皆クリエイター系の専門知識がある、と思いきや、調べてみるとそうでもありませんでした。
担当者によっては、広告やweb業界に明るくなく、的外れな提案をされてしまうことがあります。
担当者に関しては、途中で変更してもらうことも可能です。
心苦しい人もいるかもしれませんが、担当者が自分に合わないと感じた場合は変更を申し出る方が良いでしょう。
担当者選びに時間を割きたくない場合は、予め自分の希望をしっかりと伝えておくことが肝心です。
メールや電話が多い場合がある
マスメディアンは、求人紹介メールや電話はややしつこいという声が多いです。
数多くの求人を紹介してくれるのは有り難いですが、あまり多くの選択肢を用意されると、どれを選ぶべきかむしろ迷ってしまう人も多いでしょう。
あまりにメールが多いと「マッチングとか気にしないで、手当たり次第に紹介してきてるのかな」と思ってしまいます。
転職を急かされる場合がある
担当者次第ですが、転職を急かされてしまう場合もあるようです。
担当者からしてみれば、早く転職先を決めてもらって、次の転職希望者に時間を割きたいということなのでしょう。
転職はじっくりと自分に合った企業を探していくことが肝心です。
自分が入社したい企業ではない場合は、正直に希望を言って内定辞退を申し出た方が良いでしょう。
あまりにも急かされる場合は担当者を変更してもらうのが良さそうですね。
マスメディアン以外の転職エージェント比較
マスメディアン | マイナビクリエイター | リクルートエージェント | |
公開求人数(2021年10月 | 約3,300件 | 約4,000件 | 約13万件 |
特徴・強み |
マスコミ業界に特化 特化型ならではのサポート 全国に拠点あり |
IT・ゲーム業界に強い 転職サポートが充実 無料の相談会を実施
|
マスコミ求人約4,500件 地方求人も豊富 サポートの質も高い |
マスメディアンを上手に利用するコツ
転職に強い意欲があることを担当者に伝える
マスメディアンに登録する際は、「いかに転職に対して熱意があるか」ということを1番に伝えましょう。
たとえば転職希望時期は「今すぐにでも」が望ましいです。自分の想いをマスメディアンに伝えられる機会もありますから、いかに転職に燃えているかも熱く語ってください。
マスメディアンとしては、中途半端な熱意の人はお得意先の企業に紹介できません。スキルが同じくらいであれば、「絶対に役に立ってみせる」くらいの強い意志を感じる人を紹介したいはずです。
熱意がある人なら必ずや転職先を見つけてくれ、マスメディアンとしても実績につながりますからね。
逆に多少のスキルがあったとしても、中途半端な熱意では登録を断られる可能性もありますよ。
他の転職エージェントも利用する
マスメディアンを利用する場合、他の転職エージェントも一緒に申込しておきましょう。
マスコミやクリエイター関係の求人に特化したマスメディアンですが、求人の総数が少ないのが欠点です。
どれだけ優秀な人材でも求人に恵まれないことは考えられますから、リスクヘッジとして次点の候補を探しておくことは大切です。
求人数が多い総合型の転職エージェントと一緒に利用すれば、求人のチェック漏れのリスクを最小限にできますよ。
総合型の中でもリクルートエージェントはおすすめです。求人数No1、業界最大手の転職エージェントです。
転職先の選択肢を増やすためにも、マスメディアンと一緒に登録しておきましょう。
>> リクルートエージェントの登録はこちら | 公式サイトへ
模擬面接、書類添削などのサービスは使い倒す
内定を勝ち取るためには、2つの関門があります。「書類選考」と「面接」ですね。
どれだけ素晴らしい経歴やスキルを持っていても、要所でアピールができないと内定は遠い道のりになってしまいます。
マスメディアンは若手の転職に強いエージェントとして、転職活動の選考対策に定評があります。「職務経歴書などの書類添削」「模擬面接」など、転職活動を熟知したアドバイザーから徹底してサポートを受けられます。
せっかくのサービスですから、内定をもらうまで使い倒してしまいましょう。
広告・Web・マスコミの転職はマスメディアン | 公式サイトへ
マスメディアンエージェントの求人情報
取り扱いが多い業種
広告、Web、マスコミ業界
取り扱いが多い職種
企画・マーケティング、Webクリエイティブ、エンジニア、編集・ライター
対応地域
東京、大阪、名古屋、福岡、金沢
マスメディアンエージェントの登録から内定までの流れ
申し込み・登録
マスメディアンとは、公式ホームページの「転職支援サービスお申し込み」ボタンから登録することができます。
登録時は志望動機などを記入する必要はありません。
また、履歴書やポートフォリオなども用意しておいた方が良いですが、まだ未作成の場合はそのまま登録しても構いません。
カウンセリング
登録後は、担当者からカウンセリングの日程に関するメールが送られてきますので、希望日程を選択します。
カウンセリングでは、経歴や希望条件などを聞いていきます。
リラックスして自分が今までやってきたことや、これからやりたいことを伝えましょう。
求人紹介
カウンセリングを行いつつ、担当者があなたが希望する年収・仕事内容に応じた求人を紹介してくれます。
また、希望に合った求人の紹介メールも送られてくるので、そこから求人を探すことも可能です。
希望に合わない紹介が多い場合は、カウンセリングと相談してマッチング率を上げていきます。
書類応募
紹介案件から興味のあるものが見つかれば、担当者が企業にあなたを推薦してくれます。
面接前に企業に必要書類を提出します。
必要書類の書き方はエージェントが添削してくれるので、自信がない人はぜひ相談して下さい。
また、マスメディアンのホームページにも履歴書やポートフォリオを作り方が掲載されています。
面接
書類選考が通ったら面接が行われます。
マスメディアンでは、面接の日程も担当者が代行して調整してくれます。
また、面接では担当者が同席してくれます。
面接であなたが上手くアピールできなくても、担当者が要所要所でフォローを入れてくれます。
内定
入社日や給与などのデリケートな条件は、担当者が交渉してくれます。
円滑に入社ができるように最後までサポートしてくれます。
マスメディアンエージェントが向いている人・オススメな人
マスメディアンエージェントに向いているのは、何よりもクリエイター系の仕事に付きたい人です。
編集やライターといった仕事を正社員で行いたい人には適していると言えるでしょう。
対応地域も全国であり、全国各地に支社があるので、地方の人も使いやすいエージェントです。
ただしベンチャーよりも大手の求人が多いので、そこは留意しておくべきでしょう。
良い担当者に当たれば業界に関する様々な知識が得られます。
登録すれば選べる企業の数は確実に増えます。クリエイター志望の人は登録しておいて損はない転職エージェントです。
>> 広告・Web・マスコミの転職はマスメディアン | 公式サイトへ
マスメディアンの登録を止めるべき人
マスメディアンへの登録を止めるべき人は、ずばり「マスコミ業界が未経験の人」ですね。
マスメディアンの求人数は2021年10月時点で約3,200件ですが、「未経験」のワードが含まれる求人は100件くらいしかありません。
未経験可の求人も、多くが「営業」などクリエイティブとは異なる職業が多いのも注意点です。
未経験可の求人を探すなら、リクルートエージェントにも登録しましょう。
リクルートエージェントなら10万件以上の公開求人を抱えていますから、マスコミ業界が初めての人でもマッチする案件が見つかりやすいですよ。
マスメディアンのQ&A
未経験向けの求人はありますか?
未経験向けの求人もあります。
ただし、求人数は全体の5%程度です。未経験可の求人の約半分は営業であり、クリエイティブ関係の求人もほとんどありません。
会員登録は無料ですか?
マスメディアンへの会員登録は完全無料です。
転職支援サービスに関しても、すべて無料で利用できます。
年齢制限はありますか?
マスメディアンの登録・利用に年齢制限はありません。
ただし、希望職種や勤務地、職種などの条件次第では希望の求人が見つからない可能性もあります。
社会人の経験がない人でも利用できますか?
社会人としての就業経験がない場合、マスメディアンで探せる求人はほとんどありません。大半の求人に「社会人の経験」が求められるためです。
ただし「営業を希望している」「英語力が高い」「デザイナー向けのポートフォリオがある」といった人であれば、一部の求人が紹介される可能性もあります。
>> 広告・Web・マスコミの転職はマスメディアン | 公式サイトへ