「プログラミングの勉強を始めてみたけど、なんだか訳が分からなくて進捗が悪いな」
「覚えるためのコツなんかあれば知りたいな」
こんなお悩みを持った方に本記事ではプログラミングを覚えるためのコツを解説したいと思います。
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目次
プログラミングで仕事をするには2つスキルが必要
現役エンジニアは毎日プログラミングをしています。
みなさんのイメージ通り、パソコンのディスプレイに向かってカタカタとコードを書いています。
まず初めに必要なスキル2つについて紹介します。
プログラミングのコードが書けるスキルが必要
実際に何を書いているかと言うとコンピューターに動いてもらうための命令文です。
命令文を1つのセットにして体系化したものがプログラミング言語です。プログラミング言語はいくつもありますが、多くのプログラマーは複数の言語を習得していて、業務によって使い分けているパターンが多いです。
WebアプリであればPHP、Ruby、JavaScript。業務系システムだとJavaやC#あたりがよく使われます。
小規模な開発だと一連の工程を1人のエンジニアが担当することもあります。
このように、当然と言えば当然ですがプログラミングで仕事をするためにはプログラミング言語を覚えてコードが書ける必要があります。
要件を聞き出して設計するスキルが必要
もう1つがアプリの設計や要件を定義したりするスキルです。プログラミングと言うと実際にコーディングするイメージが先行してしまいます。
ただ、ビジネスや事業といった観点では要件定義や設計の方が大事です。
家を建てるときの工程を想像してみてください。打ち合わせして、お客さんの要望に沿った設計図を作って、大工さんに実際の作業をしてもらいますよね。
ここで設計図がない状態だとどうなるでしょうか?
大工さんにお任せになるので、お客さんが気にいるかどうか分かりません。結果的に「いや、こんなの頼んでない!お金は払わない!」とお客さんと揉めてしまうかもしれません。
なかなか見えづらい部分ですが、実作業(コーディング)に入る前の「すり合わせ」と「設計」はメチャクチャ大事な部分なんですね。
プログラミングが出来るってどういうこと?
ざっくり言うと、「プログラミングができる」というのは料理ができるというイメージに近いです。
包丁で切る、フライパンで焼く、盛り付けする。
いろんな道具と工程で1つの料理を作りますよね。
その中で「プログラミング言語を覚える」のは包丁の使い方を覚えるイメージです。
包丁の使い方を覚えただけでは料理ができません。料理を作るためのレシピも覚える必要がありますね。
プログラミング言語を勉強していけば、その言語特有の決まりや方法を覚えることができます。様々な決まりやパターンを知るうちに、プログラミング言語の使い方がわかってきます。
仮に「プログラミング言語を覚えた(包丁が使い方を覚えた)」という段階になったとしましょう。さてこのプログラミング言語でどのようにプログラミング(料理)してどのようなアプリ(完成品)を作っていくのでしょうか?
それには覚えたプログラミング言語を「プログラミング」という作業の中で応用していく必要があります。
もっとざっくり言うと、プログラミング言語というのはアプリを作るための道具です。道具の使い方の他に作り方を学ぶ必要があります。
なので、プログラミング言語を覚えたら作り方を覚えましょう。
「作り方ってどう学べばいいの?」と思いますよね。
作り方は料理に例えるとレシピです。最初はプログラミングの書籍や学習サイトに書いてある「アプリの作り方」を真似るのが良いと思います。
もしくは友人・知人の制作依頼を受けてみる。といった方法もありです。
プログラミングを覚えるためのコツ 5つ
プログラミングを覚える上で重要なことはいくつかありますが、コツとなるようなものは存在します。
ここでは、プログラミングを覚えるためのコツを5つ紹介します。
毎日手を動かして、やり続けよう
小さな子供は親が使う言葉などを真似し繰り返し続けているうちに単語から文章になっていき、少しづつ会話が出来るようになります。
英語の勉強でも毎日学習していくことで、単語を覚え、構文を覚えて、英語の文章が読めるようになっていきますよね。
同じようにプログラミングも継続して続けていくことで、他の人が作ったコードが読めたり、自分で考えられるようになっていきます。
タイピングが苦手な方も体に覚えさせる事で自然と画面を見ながらキーボードが打てるようになります。同じような処理パターンは何度も使ったりしますので、一度頭に入ってしまえば忘れません。
短い時間でもいいので手を動かして考える時間を取るようにしましょう。
まずは1つの言語に集中しよう
包丁の使い方ばかり勉強していても料理は作れません。
料理の仕方は様々で、同じ料理を作るのにも人によって手順は様々です。それは何度も作るうちに色々なパターンを覚えたり、より効率的な方法を発見します。
まずは1つの料理を完成させる事が大事です。
まずはプログラミング言語を1つ、一通り学習して覚えたらなんとなく使ってみましょう。プログラミングを実際にしてみて、予想とは違った結果が出ることもあるでしょう。
そういう時はデバッグ(エラーになった箇所などを探していく作業)して、直して、また動かしてみて…これを繰り返していくことでプログラミング力は身に付きます。
PHPが終わったら次はJava、次はC#などと欲は出さず、まず1つの言語を使いこなせるようになりましょう。
おすすめはPHP、Ruby、Pythonです。どれもWeb系に適しており、PHPは初心者に優しいプログラミング言語で、HTMLとの互換性も高いので始めるならPHPからが良いでしょう。
Rubyはライブラリという便利ツールが豊富なので、慣れてきたら学習してみましょう。Pythonは今市場でもとても人気の高い言語なので、Pythonエンジニアは今後重宝されるでしょう。海外でも需要があります。
困った時のために質問出来る環境を用意しよう
知人や友人にシステムエンジニアやプログラマーがいるなら、学習でわからない事があった場合に聞く事が出来て進みが早いですよね。
「でもそんな人は周りにいないよ」
という人が多いんじゃないでしょうか。
「teratail」というサイトでは、プログラミングでわからない事や質問事項を投稿することができ、サイトを利用している現役エンジニアが解答を戻してくれます。
不特定多数の人が利用しているので、内容によっては返信がなかなかこないだ事もありますが、すでに同じ質問を誰かがしている場合もありますのでよく調べてみましょう。
一番効率よく安心して学習が進められるのは、プログラミングスクールに通う事です。
講師がいつもいますし、同じように勉強している仲間もいますのでモチベーションも下がらないでしょう。
英語の意味を理解しよう
プログラミング言語は、基本的に英単語を使うと思ってください。
実際にプログラムを見ればわかりますが、英語がわかると理解するスピードもかなり違います。
例えば「while」という処理がどのような処理なのか、学習していけば使えるようになります。
ただwhileが「〜の間」という意味があると知っていれば、whileが書いてある処理では「何かの間、何かの処理があるんだな」と少しイメージが膨らみます。
英語が得意でこうした知識があると、プログラムを作るスピードが上がりますし、プログラムを読み解くスピードも速くなります。
英語が苦手な人はプログラミングが出来ないのかというとそんなことはありませんが、意味がわかればイメージがしやすくなるという点では学習を効率的に進める事が出来るでしょう。
基本が理解できたら自分の作品を作ろう
プログラミング言語の基本が一通り学習できたら、実際に作りたいものを作ってみましょう。
「自分が作りたいものを作る」
実はこれが一番の上達への近道です。
そもそもプログラミング言語ってサービスやアプリを作るための道具ですからね。道具で何かを作ってみる方が大事です。
作っている間にいろんな課題や知らないことが出てくると思います。そんなときは「Google検索」、先ほど紹介した「teratail」で質問しながら完成に近づけていく感じになると思います。
1つ作り終えたころには、「あ、何か上達したかも」と実感できると思いますよ。
プログラミングを覚えるときの4つの注意点
プログラミングの覚えるときの注意点を紹介します。
以下の4つを注意することで、よりプログラミングを効率的に勉強可能です。
- 技術書を終わらせることを目的にしない
- 自分一人で悩まない
- プログラミングを学習する目的を考えよう
- いきなり難しい言語に挑戦しない
教材を終わらせることを目的にしない
技術書や教材を終わらせることを目的にしないようにしましょう。
「とにかく終わらせねば」と思って、理解もしないまま先へ進むと、後で痛い目にあいます。
プログラミングは文法などの基礎が欠けていると、「効率的なコードを書こう」とか「ちゃんとしたアプリを作ろう」とか思ったときに上手くいきません。
教材は内容をしっかり理解してから次のページへ進むようにしましょう。
自分一人で悩まない
自分一人で悩まないことも肝心です。
プログラミングは一度つまずくとその後もずっとつまずく傾向があります。
分からないことをそのままにしておくのは良くありません。
だいたい30分ぐらい自分で考えたら、先生に質問しましょう。
自分で調べるのもよいのですが、中々エラーがなくならなかったり、ググっても答えが出てこなかったり、ストレスが溜まることも多いんですよね。
プログラミングスクールなら、オンラインでもチャットで質問が可能なので、分からないことは即解決できます。
プログラミングを学習する目的を考えよう
プログラミング学習をする目的はしっかり整理しましょう。
将来webアプリを作りたいのか、スマホアプリを作りたいのかで、学習の方向が全く変わってきます。
プログラミングスクールに入会するときは、最初に自分が何を作りたいのかを、先生に言うことを大切です。
いきなり難しい言語に挑戦しない
いきなり難しい言語に挑戦するのはできれば避けましょう。
C言語やJAVAは一般的に初心者がつまずきやすいとされています。
初心者でもとっつきやすい言語は、phpやpythonといったいわゆるスクリプト言語と呼ばれるもの。
こういった言語は文法や開発環境構築が簡単なケースが多いです。
ただし、作りたいアプリがあって、そのためにCやJAVAが必要な場合は、それらから始めるのもあり。
「これを作りたい!」という意思があるなら、言語の難しさも乗り越えられるはずです。
プログラミングのコツを早く覚えたいなら、プログラミングスクールに通うのがおすすめ
「プログラミングって難しい。。」
「ちょっとやってみたけどヤメちゃったよ。。」
「でも覚えたいんだよね。。」
という人はプログラミングスクールに通うのが一番効率が良いです。ただ、プログラミングスクールは高いですよね。だいたい10万円前後します。
なので、いきなり大金を払うのもハードルが高いと思います。
無料期間、月々の支払いが安いスクールが欲しいところです。
・無料期間が長いプログラミングスクール
- Tech Academy ※7日間の無料体験あり
- TECH CAMP プログラミング教養 ※開始7日間の退会・返金保証
・月々の支払いが安いプログラミングスクール
- ヒューマンアカデミー プログラミング講座 ※月々3,200円〜
他のスクールも気になる人は以下もご参照ください。
Tech Academy
Tech Academy(テックアカデミー)| オンラインのプログラミングスクール
Tech Academyもおすすめできるプログラミングスクールです。
受講期間が終了しても、教材閲覧可能なのが嬉しい。いつでもまた勉強しなおすことができます。
週に2回、ビデオチャットで先生とお話が可能です。プログラミング学習で迷うことがあれば相談できますね。
毎日15時〜23時の間ならいつでも先生に質問することも可能です。Tech Academyは質問にすぐ返答することも徹底しているため、わからないことを即解決。
Tech Academyは7日間の無料体験もあります。無料体験を通して、まずはプログラミングの楽しさを体感してください。
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※ TechAcademyの公式サイトに遷移します。
TECH CAMP プログラミング教養
人生を変えるテクノロジースクール | TECH::CAMP(テックキャンプ )
TECH CAMPは、プログラミング未経験者の方に特におすすめできるスクールです。
このプログラミングスクールの長所は、なんといっても教材がわかりやすいこと。イラストと図解を混じえた説明で、誰でもプログラミングを理解することができます。
プログラミングは文法を丸暗記するのではなく、「どう動いているか」をしっかり頭でイメージできるようになるのが大切です。
そのためには、イラストがある教材の方がよいと言えますね。
TECH CAMPはオンライン/オフライン両方に対応したプログラミングスクールです。教室に行って勉強することもできれば、自宅で勉強することもできます。
自宅で勉強する場合、わからないことはすぐに先生にチャットで質問できるので、躓くことがありません。
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※ Tech Campの公式サイトに遷移します。
ヒューマンアカデミー プログラミング講座
ヒューマンアカデミーは全国で29校展開している大手スクールです。
プログラミング学習から転職支援までをリーズナブルな料金体系で提供しています。
プログラミング講座は個人の目的に沿ったオリジナルカリキュラム。最短で目的達成するための最適な学習計画を立ててくれます。
オンライン&通学の併用もOKです。全国29校舎あります。併用を希望する人はまずは近くに教室があるかチェックしてみましょう。
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まとめ: 基本が一通り理解できたら作ってみる
プログラミングを覚えるコツを解説しました。
なんでもそうですが、基本を覚えたら実践してみる、何か作ってみるのが上達への近道です。包丁の使い方ばかりを学んでいても料理はうまくなりませんよね。
いろんな料理を作ってみて、自分で味見してみて、いろんな人からの評価をもらうことで成長します。
とはいえ「何かうまくいかない、難しい」と思っている方もいるはずです。
そんな方におすすめなのが以下の2つです。
- Progateをやってみる
- プログラミングスクールに通う
Progateは無料でプログラミングを学ぶことができるWebサービスです。解説と演習を繰り返して進めていくスタイルのプログラミング学習サービスです。
※しっかり学ぶには有料プラン(月額1,628円)の登録が必要です。
初心者向けに体系化されていて、ナビゲートもうまいです。
まずはプログラミングに触れてみたいという方におすすめのサービスです。
もう1つはプログラミングスクールに通うこと。
「効率的に短期間で覚えたい」「エンジニアになりたい」「独学はダメだったけどどうしても覚えたい」という方におすすめです。
おすすめのプログラミングスクールは以下の3校です。
この中でテックキャンプは会社の経営者も利用している実績あるスクールです。体験談も参考にしてくださいね。
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