「プログラマーになりたいんだけど何をやったらいいの?」
「未経験でもなれるものなの?」
今回はこんな疑問を持っているIT初心者・プログラミング未経験者の方に「プログラマーになりたい人が今すぐできる5つのこと」を解説したいと思います。
ひと昔前はプログラマー=パソコンオタクなイメージがありました。
ただ、スマートフォンの登場以降、ITやWebサービスが生活に浸透し始めたあたりからそんなイメージが変わっていきます。
現在はプログラマー=オタクのような印象は無いですね。
プログラミングができるとWebサービスやアプリが作れると起業もしやすいですし、自分でお金を稼ぐこともできます。
どちらかというと「すごい」「かっこいい」というイメージが強いんじゃないでしょうか。
このような経緯もあり、プログラマーになりたいと考えている人はたくさんいます。
学生のときからITエンジニア職を目指していた人は、専門学校に通ったり情報処理の学部に通ったりと準備をしている事が多いです。
ただ、今まで専門的な勉強をしていなかったり、全く別の業種で働いていた人がプログラマーになるとすると、まずはどんな事から始めるのが良いのでしょう。
何から手を付けたら良いかわからず、諦めてしまった人も大勢います。
この記事では、プログラマーになりたいと考えている人が今すぐできる事をご紹介いたします。これからエンジニアを目指す人、検討中の人はぜひ参考にしてみてください。
目次
まずはプログラミングをやってみる
プログラミングと聞くと、数学や論理に長けていないとダメ。文系はムリ。そんなイメージがあるのではないでしょうか。
学生の頃から理系で論理的な学問を勉強していないといけない。といった先入観がある人もいるかもしれません。
しかし実際は昔に比べてプログラマーになるハードルは低くなっています。
人材不足や学習環境の充実など様々な要素が相まって、プログラマーとして働ける可能性は高くなっています。
なので、とにかくプログラミングを始めてみる事が大切です。
特に今では、Webサービスの充実により面倒な開発環境を構築しなくてもWebブラウザがあればプログラミングの練習が出来てしまいます。
少しでも興味があるのであれば、簡単に始める事が出来るのでとにかく始めてみましょう。
おすすめのプログラミング練習サイト「Progate」
とにかく始めるのに最適な教材がオンライン学習サイトの「Progate」です。
Progateは無料登録する事でWeb上でプログラミングのレッスンが出来るWebサイトです。
プログラミング言語の種類も豊富で、王道のHTMLやCSS、JavaScriptなどからPHPなどのサーバーサイドの言語まで選択する事ができます。
基本的な構文や処理の書き方などをイラスト形式で学習出来ます。
各レッスン毎に演習問題があり、Webブラウザ上でプログラムを書く事が可能なので、実践的なイメージで学べます。
有料会員になると応用編のレッスンも受講可能になるので、まずは無料会員で興味のあるレッスンに取り組み、学習のモチベーションが上がっていけば有料レッスンもやってみましょう。
最初はHTMLから勉強するのがおすすめです。
HTMLは非常に多くの場面で使う事になり、初心者向けのプログラミング言語です。
おすすめのプログラミング練習サイト「ドットインストール」
概要レベルで教科書的に利用できるのがプログラミング動画サイトの「ドットインストール」です。
Progateとは違い、3分ほどの動画を見てプログラミングを学習します。
こちらも数多くのプログラミング言語のレッスンがあり、基礎を学習したい人にはおすすめです。
有料会員になると全てのレッスン動画を閲覧出来、各種サポートも受ける事が可能なので、興味がある人は有料会員になってみましょう。
IT業界を知る
働こうとしているIT業界に関して、自分で調べる事が出来る範囲では調べておきましょう。
どのような仕事をしたいのか、どのような職種があるのかなどを確認する事で、自分が働いている姿が具体的にイメージが湧いてきます。
IT業界の中には、大分類するとWeb業界とSE業界があります。
それぞれの特徴をこれより下で簡単にご紹介します。
Web業界の特徴
Web業界はインターネットを使って、一般消費者向けのサービスを提供している業界です。LINE、ぐるなびをイメージすると分かりやすいんじゃないでしょうか。
Facebook、Amazon、twitterなども海外企業ですが代表的なWebサービスの例ですね。
上記のように、Web系企業の多くは個人向けのサービスを展開されています。ただ、中には企業が利用する目的で作られているWebサービスもあります。
Web業界のプログラマーは、基本的にはWebアプリケーションまたはスマホアプリの開発をすることが主な仕事です。
個人向けのサービスは不特定多数のユーザーが利用するということもあり、デザインや色使いも重要になってきます。
大きめのWeb企業だとデザイナーとプログラマーが分業されていますが、小さな会社だと幅広い知識を勉強して活用する必要があります。
小さな会社だとシステム設計、プログラミング、テスト、サービスインなどを一人で全て担当するケースもあります。
大変だと感じますが、非常に多くの経験が積めます。
Web業界でプログラマーになりたいのであれば、HTML、CSS、JavaScriptは必須のスキルです。こちらの3点セットにプラスしてRubyかPHPを学ぶとよいでしょう。
SE業界の特徴
SEは企業が業務で使用するITシステムを作り上げるのが仕事です。物流の受発注、会計処理、休暇申請などの業務をシステム化する仕事ですね。
Web系と違って顧客と業務が明確です。顧客の要望や要件を聞いて、その要件に従って仕様書を作ってプログラミングをしてきます。なのでWeb系と比べて自由度はありません。
見積り方法は「この実装には1ヶ月に〇〇人必要だ」という人月単位で見積りをします。大手銀行のシステム刷新プロジェクトで20万人月が必要と見積もられたケースもあります。
プログラミングを担当する箇所が細分化されているため、全体を通してシステムを理解することはできません。
プログラミングスクールをチェックしてみる
「プログラマーになりたい」という願望を叶えるのに早くて確実な方法はプログラミングスクールに通う事です。
効率的な学習が可能な上、学習スケジュールの調整、就職サポートなどのサービスが充実しているスクールも沢山あります。
オンラインでオススメ: Tech Academy(テックアカデミー)
Tech Academy(テックアカデミー)| オンラインのプログラミングスクール
テックアカデミーはプログラミング・アプリ開発などの学習ができる、エンジニアになる為のオンラインプログラミングスクールです。
メンターと呼ばれる現役エンジニアの講師が専属で受講生に付き、一人前の技術がつくまでサポートしてくれます。
様々なプログラミング言語のレッスンが受けられ、最新技術であるAIや機械学習も学べます。
他のスクールでは校舎に何度か足を運ばなければならない所もありますが、テックアカデミーはオンラインで全て完結できてしまう点が人気です。
無料の体験学習を開催していて、なんと7日間も無料で受講できます。無料期間も本登録とメンターサービスが受けられます。
- 主催: キラメックス株式会社
- 期間: 4週間〜
- 料金: 129,000円〜
- 主な言語・技術: PHP、Ruby、Python、Java
テックアカデミーを実際に受講した人の体験談、感想を知りたい方は以下の記事もご覧ください。
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テックアカデミーの口コミや評判がひどい?受講生の体験談を紹介!
目次1 テックアカデミーのレッスン受講までの流れ【無料体験あり】2 テックアカデミーの受講に必要なもの3 4 テックアカデミーの総評|評判・口コミを聞いてみました5 テックアカデミーでガチ勉強した僕 …
通学でオススメ: TECH BOOST(テックブースト)
TECH BOOST | 未来のキャリアを作るプログラミングスクール
オンラインではなく実際に教室に行って学習したい!と考えている人にはテックブーストがおすすめです。
エンジニアの人材育成にとても定評があり、熟練された講師によるオリジナルカリキュラムでプロエンジニアになるサポートをしてくれます。
こちらではブロックチェーンやIoTなどの最新技術を学習する事が可能であり、またWebサービスの基本的な部分を丁寧に学べます。
転職のサポートなども、経験豊富なアドバイザーがいるので万全の対応が期待できます。
下記のテックブーストの参考記事も一緒にチェックしてみてくださいね。
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TECH BOOSTのメンター・受講生がゆるく語る会に参加してきました
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プロの現役エンジニアが徹底サポート!TECH BOOSTの特徴・評判
プログラミングスクール「TECH BOOST(テックブースト)」をより詳しく知りたい人向けにスクール情報を網羅的にまとめました。 コースや評判など「TECH BOOST」の詳細をなるべくわかり易く書い …
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※ tech boostの公式サイトに遷移します。
プログラミングで作ってみたいサービスを設計してみる
サービスの設計というと、要件定義書を元に基本設計書があり、詳細設計書があり…参考書などで勉強している人は、こうしたイメージを持っているかもしれません。
しかし最初は設計といっても紙に書くとかで簡単なものでOKです。
自分が作ってみたいWebサービスなどをイメージして、ざっとで良いので「こんな機能があったら便利だな」「こんなサービスがあるとユーザーは使うだろうな」という要望を箇条書きで書いてみましょう。
最初はホームページにJavaScriptを付けた、動的な要素もあるホームページ制作がオススメです。
質問できる環境を整えておく
プログラミングの学習は、進めれば進める程わからない事が増えていくと思います。
知識を広げれば、それだけ新しく覚えなければならない事も増えるからです。
これは初心者でもベテランエンジニアでも同様です。なので、知人、友人にプログラミングができる人がいると、困った時に頼れるので助かります。
それ以外にもteratailとStackOverFlowのアカウントを作っておくと良いでしょう。オンラインのプログラミングなどに関するコミュニティサイトに質問すると、有識者が解説してくれる事があります。
まとめ
プログラミングを始めること自体はそれ程ハードルの高いことではありません。Progateやドットインストールなどの学習サイトを使いつつ、参考書を買って知識の補強をします。
何がハードルが高いかと言うと「継続すること」です。
難しい内容やエラーで先に進めなくなったときが特に挫折してしまいがちです。そんなときに自力で解決したり、紹介したteratailで質問したり、友人に聞いたりして問題をクリアしていくと力がついてきます。
そういうのは難しいなと思っている人は講師付きのプログラミングスクールが向いているでしょう。
自分にあった方法を選択して、プログラマーを目指してくださいね。
本記事で紹介したサービス
サービス (公式サイトへ移動) |
料金 |
progate | 無料(有料は月額1,628円) |
ドットインストール | 無料(有料は月額1,080円) |
テックアカデミー | 174,900円〜(4週間〜) |
テックブースト | 32,780円〜(1ヶ月〜) |
teratail | 無料 |
StackOverFlow | 無料 |