プログラミングスクールに通う目的はさまざまです。
大人であれば「年収が高い企業に転職したい!」「手に職をつけたい」という気持ちで通う人が多く、実際に需要の高いスキルであるといえます。
また、お子さんの中には、小学校のプログラミング授業の予習のために通いはじめる人もおり、小学生〜中学生専門のスクールも誕生しています。
この記事では、大人向け・子ども向けそれぞれのおすすめのスクールを合計9つ紹介します。
「プログラミングスクールってどんなところ?」
「子どもを通わせるのでスクール選びのポイントが知りたい!」
など、プログラミングスクールを探している人は、ぜひこの記事を読んで解決してくださいね。
目次
プログラミングスクール(学校)とは?
プログラミングスクールは文字通り、プログラミングを学ぶための学校のことです。
IT業界で働くのに必須になるプログラミング言語に関する講座を受講することができます。
そもそも「プログラミング」とは
プログラミングとは、コンピュータに実行させたい命令を記述した手順書を書くことです。
プログラマーが書いた手順書(プログラム)によって、コンピュータにがシステムを動かしています。
開発規模や環境に応じて使い分けるための多くの言語があり、何が優れているかは一概に決められません。
以下はプログラミング言語の一例です。
- JAVA
- JavaScript
- PHP
- HTML
プログラミング言語は時代に応じて数が増え続けており、何もかも学習するのは不可能です。
「自分が作りたいゲームやアプリを作るための言語」「企業で求められている言語」など、趣味や仕事の目的を達成させるために的を絞って学習していく必要があります。
プログラミングは国家戦略の柱のひとつともされており、すでに2020年にはプログラミング教育が小学校で義務化されています。
「お父さん、プログラミングを教えて!」とお子さんから言われたら困るでしょう。
大人の就職・転職だけでなく、子どもが通えるプログラミングスクールを見つけておくことが大切になる時代がすでに訪れています。
プログラミングスクールで学ぶメリット
最短ルートで効率よく学習を進められる
プログラミングスクールは独学よりも効率的に学習が進みます。
独学では学習プランを自分で考える必要があるほか、テキストも自分で書店を回って探すことになります。テキストが自分に合わない場合、効率が落ちてしまうでしょう。
プログラミングスクールでは統一されたカリキュラムとテキストで学習が進められるため、教材探しの手間がかかりません。
すでに何人もの先輩が卒業してIT企業への就職を果たしたテキストですから、自分も努力次第で同じ未来をゲットすることができるでしょう。
わからない点をすぐ講師に聞けるので挫折しにくい
プログラミングスクールでは講師による学習サポートを受けることが可能です。
スクールによっては「メンター」と呼ばれる専属の講師がついて、学習やメンタル面のサポートをしてくれます。
独学では分からないところを気付かずに先に進んでしまったり、分からないまま解決せずに前に進まなくなってしまったりといったリスクがあります。
講師がサポートしてくれれば、分からなければすぐに答えを教えてもらうことができるでしょう。
プログラミングを挫折しそうな人、過去に独学で挫折した経験した人は、スクールで学ぶことで切り抜けられるようになります。
仲間・友人と一緒に学習が進められるので楽しい
プログラミングスクールには大きく分けて「オフライン」「オンライン」に分かれます。
オンラインはインターネット環境を利用して自宅で学習を進める方式です。接するのはメンター(講師)のみで、地道に学習を進めたい人に向いています。
一方のオフラインは実際に教室に集まって講師から直接指導を受ける方式です。予備校のような形式で、講師だけでなく他の生徒と一緒に学習が進められます。
同じ言語を学ぶ仲間がいれば、楽しく学習を進めることができるでしょう。
エンジニアとして活躍中のプロからアドバイスがもらえる
プログラミングスクールの講師はスクールの卒業生が担当する場合がある一方で、実際にエンジニアとして活躍しているプロ講師もいます。
中には会社から独立して働いているフリーエンジニアが講師として招かれるケースも。
教室での会話やオンラインでのチャットサービス(LINEやSlackなど)を使って質問する際、プログラミングのことだけ質問するのはもったいないことです。
「独立のための心構え」「どのような仕事を経験したのか」等、貴重な体験談を聞き出しましょう。
スクールによっては講師や生徒の交流会が実施されることもあります。学習中よりも、じっくり質問する時間が持てるはずです。
就職・転職や副業案件のサポートを受けられる
転職や就職のサポートを受けられるスクールは増加しています。中には上京費用の一部を肩代わりしてくれるスクールも。
未経験から就職したいなら、これらのサポートが強い味方になってくれるでしょう。
プログラミングスクールは企業からの評価が高い場合、企業が優先して面接してくれることも珍しくありません。
転職を目標にする場合は、いかにサポートが充実しているかを比較検討しましょう。
初心者でも失敗しないプログラミングスクールの選び方3つ
オンラインか・オフラインかを確認する
プログラミングスクールの運営形態は「オフライン限定」「オンラインもオフラインも選択できる」「オンライン限定」などさまざまです。
ただし、オフライン教室の多くは都内にあります。
都内に住んでいる人はどちらでも選択できますが、郊外や地方に住んでいる人は通学時間がかかる点からも現実的ではありません。
オンラインに対応しているスクールであれば、住んでいる地域に関係なく同じカリキュラムを受けることができます。
学びたい言語に対応しているかチェック
プログラミング言語の種類はさまざまで、転職を狙うなら希望する業界で使われている言語を学ばなければいけません。
目的としている言語が扱われているかは、スクール選びの重要な要素です。
大手のスクールであれば、どんな言語でもまんべんなく学べるでしょう。一方で新興のプログラミングスクールでは、大手で力を入れていないニッチな言語を徹底的に学べることもあります。
(オンラインは)質問を無制限にできるか、回答は早いか
オンラインのスクールでは、チャットシステムによって学習内容について質問をすることができます。
最近では「24時間いつでも無制限に質問可能」というスクールが当たり前になってきていますが、中には質問時間に一定の制限がかかるスクールもあることに注意が必要です。
疑問があって質問したくても「受け付け時間外で質問ができない」あるいは「既定の回数を超えたために質問できない」といった場合は先に進めません。
オンラインスクールでは24時間いつでも何回でも質問できるのが望ましいのです。
もう1つ「講師からの回答までに要する時間」も大切になります。
いつでも何回でも質問できても、回答が遅いと意味がありません。できれば当日、せめて翌営業日には回答が欲しいと思うでしょう。
質問から回答までのレスポンスの早さは、インターネット検索やSNSなどで口コミが見つかることもあります。
プログラミングスクールのデメリット3つ
費用をかけても絶対に上達するとは限らない
塾や予備校に通ったとしても、全員の成績が同じように上がるわけではありません。プログラミングスクールでも同じです。
伸びている人ほど、受講時間以外にも自主的な学習をしたり色々な人とつながって人脈を構築したりと努力を欠かしません。「お金を払っているから上達させてくれるだろう」という受け身な姿勢では上達できないでしょう。
目標とする姿をイメージし、逆算しながら自主的に学習を進めていく必要があります。
自分の進度に合わせて勉強できない
プログラミングスクールでは、決められたカリキュラムに沿って学習していきます。
独学のように自分のペースで勉強できるとは限りません。
周りのペースについていけずに挫折することもあるでしょう。
これを防ぐためには、入校前に必ず無料体験を利用しておくことです。講義の流れを把握し、学習方法が自分に合っているのかをしっかり見極めましょう。
就職サポートが足かせになるケースも
プログラミングスクールの就職・転職サポートは企業に就職・転職するのが目標の人の強い味方です。
一方でサポートを利用しても「理想の転職ができるか」は別問題です。
たとえば無料で受講できるスクールの場合、企業と受講生をマッチングして就職・転職が決まれば企業から紹介料を受け取るシステムになっています。
スクールから、企業の就職を強力にオススメされることも。
もし在宅でのフリーランスを希望している場合、無料のプログラミングスクールではなくフリーランスとしての独立サポートを受けられるスクールを選ぶべきです。
おすすめのプログラミングスクール9選
完全オンライン対応のスクールのおすすめ4選
TechAcademy
自宅で現役のプロから学べるオンラインブートキャンプが「TechAcademy(テックアカデミー)」です。
「プログラミング」「デザイン」「マネジメント」「オフィス」「トレーニング」という大きなテーマの中に、いくつものコースが用意されています。
中でもプログラミングのコースは種類が豊富で、ざっと挙げただけでも以下のようなコースがあります。
- Webアプリケーション
- PHP/Laravel
- Java
- iPhoneアプリ
- AI
- Python
人気の言語をことごとくカバーしているほか、セットプランを選択すれば料金が割引になってお得に受講することも可能です。
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TECH CAMP イナズマ
オンラインで1日10時間×6日の60時間の集中学習でプログラミングの基礎を学べるスクールです。
効率を極めたテックキャンプ独自の学習プログラムによって、Webサービス開発の流れを最短で理解できます。
学習期間中はメンターの質問可能時間帯であれば常にオンラインで待機しているのも嬉しいポイントです。どんなに小さな質問でもすぐに解決して次に進めます。
DIVE INTO CODE
転職サポートがついたコースでありながら、入校に年齢制限がないのが特徴のスクールです。
多くのスクールの転職サポートは20代までですが、DIVE INTO CODEでは30代・40代でもプログラミングを学んで転職にチャレンジできます。
同期と一緒に取り組むディスカッション授業を行うカリキュラムを実施しているのも特徴的です。お互いのミスを指摘して最短で軌道修正できるほか、ペアの人の成長が刺激になることで自分の成長につながります。
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Raise Tech
RaiseTechは、「最短4ヶ月で稼げるエンジニアになる」をコンセプトにしているプログラミングスクールです。
プログラミングの学習と同時に、サーバ知識、バージョン管理、フレームワークといった周辺知識を学ぶ実戦的な学習内容を強みにしています。
RubyやAI関連を強みとするプログラミングスクールが多い中、「JAVA」「AWS」「Wordpress」という3つの柱を持っているのが特徴です。
いずれも他のスクールであまり扱われていない(特にAWS)テーマです。オンリーワンの人材を目指すには、うってつけのスクールと言えるでしょう。
講師は全員、現役バリバリのエンジニアであるのも特徴です。おまけに「月単価80万円以上のエンジニア」という厳しい条件をクリアした人材が集まっています。
一線級のプロからノウハウを吸収する、またとないチャンスが得られるでしょう。
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都内で通学できるスクール2選
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPはinftaTop(インフラトップ)とDMMが資本提携しているプログラミングスクールです。
プログラミングの基礎を学ぶだけではなく、「自分だけのオリジナルサービスを開発」「受講生同士でのチーム開発」など「より企業での実戦に近いカリキュラム」が特徴です。
「DMM.com」「HIS」「Crowd Works」など知名度抜群の一流企業に多くの卒業生が就職・転職を果たしています。
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テックジム
テックジムは、気軽に通える定額制プログラミング塾です。トレーニングジムのように好きな時間に学習できます。
いつでも始められて自分のペースで学習できる「自習型のプログラミング学習法」を採用しており、月額たった22,000円とコスパの良さも魅力です。
基礎知識なし・座学なしで効率的にプログラミングに臨めるように設計された教材を採用しており、授業を聞く・テキストを読むといった時間を純粋にプログラミング時間に充てることができます。
小学生向けのおすすめスクール3選
Tech kids CAMP
Tech Camp(テックキャンプ)の子ども向けプログラムTech kidsの中でも「短期体験コース」として設立されたのがTech kids Campです。
アプリゲームなどの作品作りを通じてプログラミングの知識・技術・楽しさ・可能性を伝えることを目的としており、全国1万人以上の参加実績があります。
子どもの長期休暇に合わせて「対面キャンプ」「オンラインキャンプ」の2種類を用意しており、いずれも人気ゲーム「マインクラフト」を通じて楽しくプログラミングを学べます。
デジタネ(旧 D-SCHOOLオンライン)
プログラミングを通じて「考える力」「造る力」「伝える力」を養うことを目的にしたプログラミングスクールです。
マイクラコースでは、D-SCHOOL独自の「マイクラッチ」というソフトを使い、楽しくプログラミングスキルが身につきます。
他にも、英語とプログラミングを同時に学べるコースやロボット制作ができるコース、単発コースもあります。
家でいつでも学べるので送迎がいらず、オンラインスクールなので料金が抑えられるというメリットもあります。
>> デジタネ(旧 D-SCHOOLオンライン)の詳細を見る|公式サイト
CodeCampKIDS Online(コードキャンプキッズオンライン)
大人用のスクール「CodeCamp」の小学生向け学習サイトです。
オリジナル教材によるプログラミングを異なる学年・異なる進み具合の子どもが一緒に学ぶ「寺子屋形式」を採用しており、一人ひとりの学習進度に合わせたインプットができます。
学習内容も本格的で、企画書・設計書を作成からオリジナル作品を作成、授業を通じてプレゼンテーションスキルまで学ぶことができます。
定期的に発表の場が設けられており、発表会では保護者の同席も可能です。
プログラミングの基礎から、プロも使うツールでテキストコーディングを学ぶ本格的なコースまで3つのコースが用意されています。
- プログラミングの基礎を楽しく学べる「ロボットプログラミングコース」
- 本格的なプログラミングを学ぶ「Scratchプログラミングコース」
- プロも使う開発ツールで学ぶ「Unityプログラミングコース」
>> CodeCampKIDS オンラインの詳細を見る|公式サイト
まずは無料体験やカウンセリングを活用する
プログラミングスクールは星の数ほどありますが、自分の目的とゴールが明確であれば選ぶべきスクールは絞られていきます。
自分の未来を創造し、目的や「譲れないところ」を明確にしてからスクール探しを始めましょう。
それでは、この記事の最後にもう一度ポイントをおさらいします。
- プログラミング言語を学ぶためのスクールが「プログラミングスクール」
- 大人向けだけでなく小学生・中学生向けのスクールも続々開講
- 勉強できる言語や学習の進み方は千差万別
- ただし、スクールに通うからといって必ず上達するわけではない
- 自分や子どもに合っているか、まずは無料体験に参加してみよう