プログラミングスクールを選ぶ際に、「卒業生がどこに就職しているか」「就職活動を成功させることができるのか」は重要なポイントです。
コードキャンプの中でも転職者向けのコースである「CodeCampGATE」では、就職・転職を実現することができるのでしょうか?
- CodeCampGATEで就職・転職できるのか?
- 他社と比較したメリット・デメリットはあるのか?
コードキャンプへの入校を検討している方に向けて、「コードキャンプでは就職できるのか?」について解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
目次
【結論】CodeCampGATEなら未経験からエンジニアを目指せる!
特徴①:現役のエンジニアから学べる
CodeCampGATEの講師陣は全員が「通過率8%の現役エンジニア」です。
ほかのスクールではプログラミング経験者やスクールの卒業生がアルバイトで教えていることは珍しくありません。詳しい質問をしても回答が返ってこない、機械的な回答しか返ってこないことも考えられます。
その点、CodeCampGATEであれば現役のエンジニアが講師を勤めます。現場で培った経験を活かした最適な答えを得られるでしょう。単にプログラミングのことだけではなく、転職後のキャリア形成などの質問も可能です。
特徴②:徹底したマンツーマン指導
CodeCampGATEが他のプログラミングスクールともっとも異なるのは「オンラインのマンツーマン方式」であるということです。
プログラミングスクールによっては「主体的に学習するのは自分で、講師に質問するのは分からないことが出てきたときだけ」というケースもあります。
いずれも一長一短がありますが、未経験者の場合は分からないことが自力で解決できません。そのまま前に進めずに挫折することも考えられるでしょう。
CodeCampGATEのマンツーマン指導であれば、分からないことは瞬時に解決して次の課題に進むことができます。
また、チャットでの質問にも対応しているため、レッスン中以外でも質問することが可能です。
特徴③:チーム開発で実践力が磨ける
通常のコードキャンプと違うのは、チームで開発を進められるということです。
チーム開発では、現役エンジニア講師とチーム開発を進めていきます。
実際の現場では、1人でコードを入力することは少なく、複数人で開発を行うため、より実践的な形式での学習が行なえます。
学習内容も充実しており、PHP のフレームワークである Laravel に取り組んだのち、実務では必須となる Linux・Gitの仕組みや、セキュリティ対策やコーディング品質を意識した方法を学びます。
CodeCampGATEのチーム開発で学んだ経験は、現場に出ても大いに役立つでしょう。
特徴④:現役エンジニア・国家資格キャリアコンサルタントにサポート
CodeCampGATEは、手厚い転職支援も特徴です。
現役エンジニア講師はもちろん、国家資格キャリアコンサルタントからもキャリアについてのアドバイスなどを受けられます。
応募書類の見極め方や企業別の面接対策、技術レベルと今後の成長をまとめた推薦状まで発行してもらうことが可能です。
特徴⑤:日本全国どこでも転職を目指せる
CodeCampGATEでは、全国各地の転職支援サポートが受けられます。ほかの転職保証付きのスクールでは転職保証がされていますが、保障されるのはあくまで都内の企業であることが大半です。
CodeCampGATEであれば、全国どの場所からでも転職サポートを受けて転職活動ができます。
特徴⑥:全額返金保証キャンペーン
スクールに通い始めてから「やっぱり自分に合わない」ということは少なくありません。
CodeCampGATEでは、受講開始から20日間までの間であれば、申込金額の全額を返金してもらえます。
「自分もエンジニアになれるのかが不安」「自分に合うスクールがわからない」という不安を抱えている方でも安心して始められます。
Code CampGATEの転職実績
今現在、CodeCampGATEのページには転職実績が載っていません。「方針に協賛・賛同頂いている企業」として以下の企業ロゴが掲載されているだけです。
ただし、以前には就職先の企業例として以下のような企業の名前が挙がっていたことがあります。
- サイバーエージェント
- GMOペパボ
- オプト
- マイクロアド
- インタースペース
いずれも自社サービス開発企業として、業界では有名な企業ばかりです。CodeCampGATEを利用すれば、このような企業に就職できるチャンスを得ることができます。
最新の就職実績については、無料体験レッスンに参加して質疑応答などで確認してみると良いでしょう。
コードキャンプは転職保証やキャッシュバックはある?
CodeCampGATEは以前までは「転職成功で全額がキャッシュバック」という就職保証が行われていました。しかし、現在は行われていません。
転職保証はプログラミングスクールと提携している企業から紹介料を受け取る形で成り立つビジネスであり、サービスを提供しているスクールばかりではありません。
理由の1つは「必ずしも受講生の希望どおりの企業を紹介されない」ことがあります。
指定企業への就職が条件であり、必ずしも受講生が希望する企業に就職できるとは限りません。東京以外の地方での就職も難しいのが現実です。
逆に保障がないことで、自分の希望する企業を自由に受けることができるメリットがあります。
キャッシュバックがないから悪い企業ということではありません。
コードキャンプの通常コースでの転職は難しい
理由①通常コースのカリキュラムは基本的なプログラミングが中心
通常のコードキャンプのカリキュラムをみてみると、「基本的な内容」が学習の中心であることが分かります。
例としてWebマスターコースの学習言語は以下のとおりです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jQuery
- PHP
- MySQL
これらの言語を習得することでエンジニアとしての基礎基本を身につけることはできます。しかし、あくまで知識が得られるだけの話です。
エンジニアとして就職できるのかは別問題であり、就職するにはCodeCampGATEで勉強できるような「チームでの開発」などのプラスαの学習が不可欠です。
理由②オリジナルのプログラミング開発ができない
コードキャンプのカリキュラムでは「オリジナルのサービス開発」が含まれていません。基本的にすべて、コードキャンプ側が用意したカリキュラムを黙々とこなすことになります。
就職・転職を狙うにはオリジナルサービスを作れるかどうかは非常に大切です。
エンジニアの転職では履歴書・職務経歴書と並んで重要になる書類として「ポートフォリオ」があります。ポートフォリオとは、自分が開発した実績をみせる資料のことです。自分の実力を客観的に証明することができるため、成果物次第で高い評価が得られます。
スクールのカリキュラムの中で作ったサービスを面接の場で出しても良いですが、ほかのライバルも似たようなサービスを出してくるはずです。差別化は難しいと言わざるを得ません。
経験者と同じことをしていても、未経験者が転職を成功させるのは難しいでしょう。
コードキャンプの通常コースで転職を目指すのであれば、学習の合間に自分でオリジナルサービスを作る気概が必要です。
他社の転職向けサービスとの比較
転職向けのサービスはコードキャンプ以外にも多く存在します。そのサービスも千差万別です。
今回は大手のプログラミングスクールである「テックキャンプ」「DMM WEB CAMP」の転職保証コースと「料金」や「学習の進め方」などを比較してみましょう。
CodeCampGATE | TECHCAMPエンジニア転職 | DMM WEB CAMP コミット | |
料金 | 495,000円+入会金33,000円 | 657,800円~ | 690,800円~ |
学習期間 | 4ヶ月 | 10週間~ | 3ヶ月~ |
転職保証 | 無し | あり | あり |
学習の進め方 | オンライン | オンライン・教室 | オンライン・教室 |
キャンセル制度 | 可能 | 可能 | 可能 |
対象年齢 | 20代(学生・社会人) | 制限なし | 応相談 |
コードキャンプは、他2社の同様なサービスと比較して「料金は安い」「学習期間は長い」のが分かります。代わりに他社ではついている「転職保証」がついていないのがデメリットです。
確実に就職したい人であれば、他社を利用するほうが早く結果が出る可能性があります。
ただし、転職を保証したからといって希望する企業に就職できるとは限りません。転職保証でキャッシュバックを受けるためには、斡旋された企業に入社する必要があります。
自分の希望する会社をじっくり狙っていきたいのであれば、転職保証がないほうが良いこともあるのです。
もう1つ、コードキャンプは完全オンラインであること、加えてキャンセルによる返金ができないという特徴があります。一度入校するとキャンセルができないため、入校前に無料体験レッスンに参加して「自分に合うスクールか」を確かめることが大切です。
転職を成功させるコツ
自分のオリジナル作品を作る
カリキュラムを通じてサービスを作ることは誰でもできます。ただし、前述したとおり「オリジナルのサービス」に関してはカリキュラムに組み込まれていません。
そこで、コードキャンプゲートでの学習をこなしながらオリジナルの作品・サービスを作ることが求められます。
未経験や企業での実績がない場合、基本的には就職活動で不利です。オリジナルの作品を作ることで自分の技術力向上に活かすことができるだけでなく、後述する「ポートフォリオ(実績)」として記載することで就職活動を有利に進めることができます。
業界知識を入手する
知識としてプログラミングを知っているだけでは、現場では通用しません。アルバイトとして雇われた講師では現場で求められる生の情報を教えてもらえないこともあります。
せっかくCodeCampGATEで現役のエンジニア講師から教えてもらっているのですから、カリキュラムだけを教わるのはもったいないです。
卒業後のキャリアの積み方、仕事の進め方など、メンターとの会話を通じて実戦的な仕事に関する知識を仕入れましょう。
ポートフォリオを作成する
オリジナル作品を作ることで技術力、経験値が上がりますが、それだけでは就職活動に活かせません。大切なことは履歴書に「実績(ポートフォリオ)」として掲載することです。
CodeCampGATEで作った作品でも良いですが、時間を割いてオリジナルの作品が見せられれば尚のこと評価が高まります。
エンジニアは実力がものをいう世界です。「どこのスクールを卒業したか」「何を学んだか」ということも評価の対象ですが、一番は客観的な実力が分かる資料を渡すことが大切になります。
CodeCampGATEにもデメリットがある
デメリット①30代以降は受講できない
コードキャンプゲートは至れり尽くせりのサービスが自慢ではありますが、年齢制限があるというデメリットがあります。
受講できる年齢について、コードキャンプゲートの公式ホームページでは以下のように記載されています。
対象年齢:20代(大学生、社会人の方)
どんなに遅くても29歳までしか入校できないということです。
これは、いかに自由な社風のIT企業といえども30代以降で未経験の職場に飛び込むことは難易度が高いということを示しています。
デメリット②転職保証はつかない
すでに紹介しているとおり、コードキャンプゲートには就職・転職保証がありません。
就職・転職保証とは、「就職できなければ全額返金」「就職出来たら返金して実質無料」といったサービスのことです。
転職保証がないということは、すなわち提携先企業から紹介料をもらっていないということです。就職先の斡旋をしていないということは、受講生は自由に就職先を探せるということでもあります。
自力で企業探しをしたい人にとっては、むしろ都合が良いといえるでしょう。
デメリット③就職先は実質的に都市部に限られる
コードキャンプゲートは、東京や首都圏だけでなく地元企業への就職をサポートしてくれます。ほかのスクールにはない大きなメリットです。
しかし、かといって地方に優良企業があるかというと話は別です。IT企業の多くは東京を拠点にしているため、有名企業や上場企業などを希望する場合は自然と東京が就職先になってしまいます。
もちろん、地元に根差した企業に就職するというのも1つの選択肢ではあります。ただ、企業数に関しては圧倒的に東京が多いことは理解しておきましょう。
無料カウンセリングに参加して自分に合うスクールかを確かめよう
コードキャンプの就職希望者用コース「CodeCampGATE」では、チーム開発などの実戦的な開発を通じて現場で通用する能力を身につけることができます。転職保証はありませんが、逆を言えば自分が希望する企業へ就職活動ができるということです。
一方で、就職するには最後までカリキュラムをやりきって経験を積む必要があります。無料カウンセリングに参加し、卒業まで学習を続けられそうかをチェックしましょう。
それでは、この記事の最後にもう一度ポイントをおさらいします。
- 転職者向けサービスのCodeCampGATEでは就職・転職向けのスキルが手に入る
- 「チーム開発」「マンツーマンでのオンライン学習」ができるのがメリット
- 転職保証はついていないが、自分の希望する企業に就職活動ができる
- 学習と並行してオリジナル作品を作ることが就職・転職には大切
- 卒業まで続けられるか確かめるためにも、無料体験レッスンへの参加は必須