侍エンジニア塾はオンラインでマンツーマンのプログラミングスクールです。
ネットの情報を見ると「講師のレベルが高い」と評判ですが実際のところどうなのでしょうか?実際に受講した人の生の意見が気になるところですよね。
今回はそんな侍エンジニア塾を受講したM・Kさんに感想・評判を書いてもらいました。
評判を理解したい人、侍エンジニア塾の受講を考えている人はぜひ参考にしてください。
WebエンジニアのM・Kさん
【プロフィール】
Webエンジニア、デザイナーのM・Kと申します。
半年前まで土木作業員をしていました。侍エンジニア塾でRuby on Railsを中心に学習してエンジニアに転職しました。
現在はWebマーケティングツールの開発・販売を行っている会社でデザイン、開発、SEO対策など幅広く担当させて頂いております。
よろしくお願いします。
目次
侍エンジニア塾の総評|評判・口コミを聞いてみました
侍エンジニア塾を受講して正解だったでしょうか?
正解でした!
侍エンジニア塾でなければここまでこれていないような気がします。
プログラミングから転職まで厚いサポートをしていただきました。勉強で挫折して大学にすら行けなかった僕がエンジニアに転職できたのは侍エンジニア塾だったからだと思います。
大絶賛ですねw
侍エンジニア塾の料金はサービス内容に対して妥当と思いますでしょうか?
料金は少し高いと思いますが講師の方のレベルはすごく高いです。丁寧にかつ熱心に指導していただける方をアサインしていただきました。
キャリアアドバイザーの方のサポートも熱心で、卒業後も侍エンジニア塾からお仕事を直接いただくことができました。他の塾ではないサービスを得られたので値段以上の価値があったと思っています。
侍エンジニア塾で半年間みっちり勉強した僕の感想
侍エンジニア塾への入会を検討している人は評判が気になると思います。実際に受講した僕の感想を書きたいと思います。
侍エンジニア塾の良かったところ
講師のレベルがものすごく高い
侍エンジニア塾の良いところは、とにかく講師陣のレベルが高いことだと思います。
僕の担当講師は2歳年上でエンジニア歴2~3年という方でした。めちゃめちゃレベルが高く、根気強く教えてくれる方だったので、挫折率が高いと言われるプログラミング学習を乗り越えられたと思います。
より高いレベルの技術を身につけたければ、それに見合ったレベルの高い講師が必要です。レベルが高くなければ的確なアドバイスがもらえない可能性もあるので、講師のレベルが高い点は大切だと思います。
オーダーメイドカリキュラムがいい
人によって意見が違うかも知れませんが、これを作ってくださいというカリキュラム通りのものを作るのでは、全然楽しくないと僕は感じました。
侍エンジニア塾では、自分のつくりたいアプリケーションをつくりながら学べるので、より深い知識や難易度の高い技術が身につくと思います。
たとえば、僕は釣りが趣味だったので釣りに関するアプリケーションをつくりました。自分が興味ある分野をアプリのテーマにすることで学習が楽しくなりました。
「めっちゃすごい作品を作ったら、侍エンジニア塾のホームページで紹介してもらえるかも!」という感じで進めていました。良いモチベーションにもなりましたね。
キャリアアドバイザーがめちゃめちゃ熱心
僕をご担当して頂いたキャリアアドバイザーは「やる気を出させるプロ」でした。
僕が良い作品を作ることができた大きな要因だったと思います。
頑張っていたら侍エンジニア塾生の中でやる気のある人を紹介していただいたり、お仕事をいただけたり、いろいろな方を紹介頂いたりしました。
ビジネスの領域を超えた厚いサポートをしていただき、とても感謝しています。
「頑張れば頑張るほどそれに応えてくれるスクール」だと思います。
侍エンジニア塾の悪いところ・改善して欲しいところ
メンターを変えたという話をまれに聴く
講師のレベルが高いと前述しましたが、たまに「講師を変更した」という話を聞きました。
人と人なので相性的な問題もあるとは思いますが、お金を払っているので運要素はなるべく少ないほうがいいという気はします。
しかし、受講者側も「お金を払ったのだから、全部講師が教えてくれる」という考えを持つのはやめた方がいいと思います。「どうしたらいい回答をもらうことができるのか?」などの工夫をすることは大切だと思います。
教材があるものとないものがある
僕が侍エンジニア塾に入会していた頃は、RubyやPHPの教材はあったのですが、PythonのDjangoの教材はなかったと思います。
現在はPythonもご対応済か分かりませんが、受講時点で教材がなければ、学習の進度にも大きな差が出てきてしまいます。できるだけ教材は多くの技術に対応している方が良いともいました。
プログラミングだけでなく、インフラや開発現場で必ず使う技術の教材があると更によくなると思います。
- 他のスクールでは教えていない
- 侍エンジニア塾の講師のレベルが高いので現場必須の技術にも対応できる
という点で競合の塾と差別化になると思いました。
料金が少し高め
侍エンジニア塾はマンツーマンレッスンなので講師の時間を一人の生徒が占有します。そのため料金体型が高い方だと思います。
頑張れば頑張るほど結果が出せますし、手厚いサポートを受けられますが、金額が金額です。無駄にならないように、覚悟を持って入会したほうがいいと思います。
侍エンジニア塾受講中の体験談・私が勉強したこと / 転職活動
ここでは、僕がどのような学習をしていたのかをお話したいと思います。
契約してから実際にレッスンが始まるまで1ヶ月間の余裕がありました。
その間にHTML、CSS、JavaScript、Jqueryをざっと学習して静的なページであれば意図したものを作る事ができる状態に持って行きました。
侍エンジニア塾で学習する「Ruby」はサーバーサイド言語です。HTMLよりも難しいだろうと予想していたので、半年間のレッスンの大半の時間を「Ruby」の学習に当てたいのでそうしました。
普通はレッスンが始まってからHTMLを勉強すると思います。ただ、事前に学んでおかないとオリジナルアプリケーションを開発する時間が3ヶ月ぐらいになってしまうと聞きました。
事前学習が無いと、レベルの高いオリジナルアプリを作るには時間が足りなかったと思います。
プログラミングスクールに通おうと思った理由
僕は大学合格を目指して、浪人生として大阪の予備校に通っていました。
しかし、都会での一人暮らしは大変で環境に慣れることが出来ませんでした。学校では一つの教室に何人も生徒がいて一人の講師が授業をするスタイルに耐えきれませんでした。
お恥ずかしいことに、三ヶ月ほどで予備校に通えない状態になり、半年後には実家に強制送還となりました。
予備校の授業には寝坊でよく遅刻していました。要するにダメ人間だったんです。
この体験から、
- 受講生が多いと講師になかなか質問できずストレスがたまる
- 負荷の高い学習をするとき、生活の支えが必要
- 学習時間は決まっていない方がいい
という自己分析をしていました。
侍エンジニア塾は、
- オンラインなので自宅で好きな時に自分のペースでが学習が進められる
- 時間と場所に縛られずに学習することができる
- 講師がマンツーマンで質問し放題
というスタイルです。自分の学習課題の克服にマッチしていました。
予備校や勉強で成果を出せなかった人もぜひ挑戦して欲しいと思います。学習スタイルを変えれば成果が出せたりしますので。
侍エンジニア塾に正式入会するまでにやったこと
YouTubeやインターネットでプログラミングスクールがあることを知ってプログラミングスクールを探しました。
エンジニアになろうと決意した日に侍エンジニア塾を知って、面談日に契約しました。
僕は元々思い立ったらすぐ行動するタイプです。いい面も悪い面もあるのですが「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように「スクールに入会するのか?」「どの塾に入会するのか?」という段階でちまちま考えているようでは、後で待っているプログラミング学習という壁を乗り越えるためには勢い不足だと思います。
この即決した勢いが学習を最後までやり遂げることができた大きな要因ではないかと思っています。
受講開始 〜 カリキュラムの流れ&僕が学習したこと〜
最初の1ヶ月はProgateやRailsチュートリアルを軽く勉強したりHTML・CSSの学習内容を振り返りを行っていました。
2ヶ月目からProgate、Railsチュートリアルを参考に基本的な機能を持っているSNSサービスを2週間ほどで作成しました。その後すぐにオリジナルのサービスを開発をはじめました。
その後は3ヶ月ほどかけてオリジナルアプリケーションの開発を行いました。最後の1ヶ月でAWSやDockerといった現場で使うインフラ技術にも挑戦しました。
一番難しかったのはAWSを使って1からインフラを構築する作業で、なかなかアプリケーションが動かなくて苦労しました。
アプリケーションが動いたとしてもログイン時にエラーが発生したりデータベースの設定ミスで4万円請求されたり、色々とこのフェーズでは苦労しました。
講師の方には週一回のSkypeでのマンツーマンレッスンの他、チャットでの質問に対応して頂きました。たまにQAサイトを利用したりしてアプリケーション開発の問題を解決していきました。
受講中のタイムスケジュールは下記の通りです。
<平日のスケジュール>
- 7:30 起床
- 8:15 出社
- 12:00~13:00 昼休みに会社PCで勉強
- 17:00 退社
- 18:00 学習開始
- 23:00 学習終了
- 24:00 就寝
<休日のスケジュール>
- 8:30 起床
- 9:00 学習開始
- 10:00 学習終了
- 23:00 就寝
受講修了後 〜 転職活動(転職サービスの中身)
ここからは侍エンジニア塾の転職サポートの話をします。
侍エンジニア塾では転職の為のキャリアアドバイザーがいます。2週間に1回ほどSkypeで面談をしていただき、履歴書、職務経歴書の添削、エンジニアになりたい理由などの面接対策を行っていただきました。
転職向けの書類の書き方、面接対策を教えてもらったことがなかった僕には大変参考になる内容でした。他の求人媒体では見ることができないような求人もご紹介いただけました。
侍エンジニア塾で紹介を受けつつ、転職サイトでの転職活動を並行して進めていました。
結果的には、Wantedlyという転職サイトで見つけた企業に転職することができました。
もう一度侍エンジニア塾でプログラミングを学ぶならどう学習するか?
もう一度学ぶとしたらしっかりとお金を貯めて、仕事を辞めて、完全にプログラミングに集中できる環境で学習したいですね。
ポートフォリオを3〜4つほど公開できるようにすると思います。
Wantedly等で企業に応募する場合は、採用担当者からすると応募者が多いので細かくシステムを見る時間はないはずです。
転職用のアプリとしてはシステムの質というよりも、ポートフォリオの数が多いほうが、努力しているように見られやすいかも知れないという印象もあります。
僕は1つしかポートフォリオがなかったのですが、次に学習するとしたらポートフォリオを3〜4つ公開することを目指すと思います。
侍エンジニア塾の受講に必要なもの(あるとベターなもの)
MacBook
まず、PCはMacBookが良いと思いました。
OSによって挙動が異なったり、教材もMacを前提に書かれたものが多く、無駄なエラーにつまずかないようにするためにもMacBookにしておいたほうがいいと思います。
作りたいアプリケーションの構想
作りたいアプリケーションがある方が学習を効果的に進めることができます。
エンジニアになることよりも、まずはアプリケーションを完成させることを目標にしたほうが挫折しにくいと思いました。
基本的なWebの知識
全く知識が無いよりも、ある程度独学で知識を身につけた方が自走の習慣にもなります。教材の内容も入って来やすいと思うので知識は多少でも身についていた方が有利だと思います。
まとめ: オンラインで質の高い学習をしたいなら侍エンジニア塾
侍エンジニア塾で勉強してWebエンジニアになったM・Kさんに感想・評判を書いて頂きました。
M・Kさんの感想・評判から、侍エンジニア塾は「自分の頑張りに答えてくれる良い講師がいる」という印象を受けました。キャリアアドバイザーは転職以外でも力を貸してくれます。
ただ、質の高い講師、熱心なキャリアアドバイザーを上手く活用できるかはご自身のやる気次第です。
「絶対に覚える!」「絶対に転職する!」といった覚悟を持って受講することをおすすめします。