「TECH CAMPは何を学ぶの?」
「10週間の超短期でちゃんとスキル習得できるの?」
この記事では「TECH CAMP エンジニア転職」コースのカリキュラムに焦点を当てて解説していきます。
- TECH CAMPエンジニア転職のカリキュラム内容
- エンジニア転職を利用すれば転職できるのか?
上記2点を詳細に解説していきます。
目次
カリキュラム全体を通してWebサービス開発に必要な知識・スキルを身につける
結論から言うと以下の2点を重点的に学びます。
- Webサービス開発に必要なプログラミング言語
- Webサービス開発に必要なIT系スキル(サーバーなど)
TECH CAMPエンジニア転職は、未経験からエンジニア転職するための短期集中型のカリキュラムを提供しています。
約600時間にわたってプログラミングとITスキルを学習します。
カリキュラム全体を通じてWebサービス開発に必要な知識を身につけることができます。
その後は専属のキャリアアドバイザーによって「受講中のキャリア形成」「転職の成功」まで徹底してサポートを受けられます。
転職活動の成功によって正社員として雇用されることはもちろん、フリーランスや起業といったスタイルでキャリア形成も可能です。
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カリキュラム内容は良い?おすすめ?
実際のところ、TECH CAMPのカリキュラムはエンジニアを目指すうえで有効なものなのでしょうか?
カリキュラムの特徴・メリットとデメリットを解説します。
カリキュラムは普通・サービス全体が秀逸
TECH CAMPの「エンジニア転職」の大まかなカリキュラムは以下のとおりです。
- 基礎的なプログラミング学習
- アプリケーション開発応用
- 個人開発
おおまかなカリキュラムと詳細カリキュラムを表で整理すると以下のようになります。
基礎的なプログラミング学習 | アプリケーション開発応用 | 個人開発 |
---|---|---|
プログラミング基礎 | JavaScript | チーム開発手法 |
HTML/CSS | jQuery | アジャイル開発 |
Ruby on Rails基礎 | GitHub | 要件定義/テーブル設計 |
オブジェクト指向 | Sass/Haml | 最終課題制作 |
データベース/MySQL | リーダブルコード | |
課題(アプリ開発) | SQL | |
API | ||
Ajax | ||
AWS | ||
ネットワーク | ||
unicorn/nginx | ||
s3サーバー | ||
課題(ミニアプリ開発) | ||
課題(個人アプリ開発) |
有名エンジニアへのヒアリングを重ねて1年かけて作り上げた教育プログラムによって、短期間で実務レベルのエンジニアになることを目指すカリキュラムが作られています。
ただし、カリキュラム自体は他のプログラミングスクールより突出しているというわけではありません。
実際の現場に近い学習環境が整えられていることは強みですが、他社でも実施しているところはあります。
TECH CAMPが他社と比べて秀逸なのは、受講者が挫折しないための「フォロー体制」「転職保証」です。
質問回数は無制限
例えば受講中に不明点が見つかって悩んでしまった時、TECH CAMPならオンラインでもオフラインでも講師に質問がし放題です。質問回数に制限はありません。
専属ライフコーチによるサポート
また、専属のライフコーチがつくのも特徴です。一緒に学習計画を立ててくれるだけでなく、計画の進捗まで詳細にフォローしてもらえます。
専属ライフコーチの徹底したマンツーマンサポートによって、オンライン学習であっても途中で挫折しない体制が整っています。
専属キャリアアドバイザーによる転職活動サポート
転職活動についても専属のキャリアアドバイザーが、利用者の転職先が決まるまでサポートをしてくれます。
サポート内容は以下のとおりです。
- 企業の紹介
- 面接対策
- 履歴書の添削
- キャリア形成
TECH CAMP独自のセミナーを開催
さらに企業説明会や就活セミナーなど、TECH CAMP限定の就活コンテンツまで用意されています。
転職活動に必要な心構えやテクニックを学べるだけでなく、企業の人事と直接話すアピールの場としても利用が可能です。
これらのさまざまなバックアップ体制によって、転職成功率は驚異の99%以上を実現しています。
しかも、そのうちの93.4%が正社員登用(6.6%が契約社員)、就職決定先の61.3%がエンジニアの就職先として人気の「自社サービス開発」です。
乱立するプログラミングスクールの中でもトップクラスの実績です。平均的なカリキュラムでほんどの受講者の転職が成功している秘訣こそ「挫折しない秀逸なサポート体制」によるものといえます。
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カリキュラムの悪いところは?
TECH CAMPのカリキュラムはサポート体制の充実ぶりによって、圧倒的な転職成功率を誇ります。
しかし、かといって欠点がないわけではありません。以下のように、他社と比較した時にデメリットに感じる点も存在します。
- 完全な未経験からエンジニアになるためのカリキュラム
- 短期でハード
完全な未経験からエンジニアになるためのカリキュラム
TECH CAMPエンジニア転職のカリキュラムは、「未経験専用」の教育プログラムとして設計されています。
受講生の比率を見ると2018年5月8日~2019年7月1日の統計で未経験者が99%を占めていることからも、未経験者がターゲットであることが分かります。
学習カリキュラムにおいても、前半は基本的なプログラミング言語の学習に充てるため、完全な未経験者とはいえない初級者・中級者の人の場合はすでに知っていることが学習内容に含まれる可能性があります。
自分が知っていることに時間を使いたくない場合、学習内容が転職に直結する内容に特化したスクールのほうが低価格で利用できることもあるでしょう。
すでに自分が知っている内容が含まれていないかを確認しておくことが大切です。
短期でハード
TECH CAMPでは、以下の2つの学習スタイルから好きなものを選択できます。
- 短期集中スタイル(すでに仕事を退職した人向け)
- 夜間・休日スタイル(仕事と並行して学習したい人向け)
いずれのコースも、卒業までに600時間の学習が必要です。
「短期集中コース」はすでに仕事を辞めている人向けのコースで、10週間で未経験からプロで通用するスキルを身につけることを目指します。
つまり1週間で60時間、1日10時間※の学習が必要になります。睡眠時間と食事の時間を除くと10週間の間はプログラミングのことしか考えられなくなるでしょう。
※ 週1休む場合
夜間・休日スタイルは就業中の人向けのコースですが、それでも半年で卒業が目安です。月100時間の学習時間を確保する必要があります。
専属ライフコーチによるサポートが受けられるとはいえ、非常に厳しい期限設定といえます。
「自分のペースでゆっくりエンジニアを目指したい」と考えている人には不向きと言えます。
カリキュラムは基本・応用・個人アプリ開発の流れで進む
TECH CAMPのカリキュラムは、具体的にどのように進んでいくのでしょうか。
「基本」「応用」「個人アプリ開発」のそれぞれのカリキュラムの概要を解説します。
基本的なプログラミング学習
入校して最初の基礎カリキュラムは、文字通り基礎的なプログラミングを学ぶところから始まります。
主に学習するプログラミング言語は以下のとおりです。
- HTML
- CSS
- Ruby on Rails
初心者が学ぶ基本的な言語を習得することができます。
アプリケーション開発応用
中盤は「アプリケーション開発応用」として、ゼロからアプリを開発して公開するまでを体験します。
公開までの手続きを学ぶことで、世間にアプリがどのように公開されるかを学ぶことが可能です。
主に、以下のような言語を学びます。
- JavaScript・jQuery
- SQL・データ設計
- AWS 等
最終課題-個人アプリ開発
卒業までの最終課題として課されるのが「個人開発」です。つまり、自分自身でイチからアプリを開発することが求められます。
この個人開発を通じて、Webアプリ開発に必要なあらゆる工程を学ぶことができるでしょう。
転職活動
スキルを身につけたとしても、適切にアピールできないと仕事を得ることができません。
特に未経験では仕事の実績をアピールできないため、勉強した内容を効果的にアピールしないと経験者との就職争いに負けてしまうでしょう。
TECH CAMPではプログラミング言語の学習だけではありません。転職に向けたサポートを受けることが可能です。
転職活動に向けたカリキュラムがあり、「就職活動の心構え」「企業が求める人物像」など細かな解説を受けられます。
また、実際の転職活動においては以下のとおり、「スキルの見せ方」から「面接対策の練習」まで幅広いサポートを受けることが可能です。
- 企業の紹介
- 面接対策
- 履歴書の添削
- カウンセリングを踏まえた自己分析など
このほかフリーランスの志望者は「案件獲得の営業方法」「ビジネス営業分の書き方」など卒業後すぐに案件を獲得できるテクニックを学べます。
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カリキュラム修了すると転職できる?IT業界の転職事情
TECH CAMPエンジニア転職のカリキュラム・サポートの秀逸さは十分に伝わったでしょうか?
それでは、本当にエンジニア転職を卒業すれば転職ができるのでしょうか?
2020年4月から新型コロナウイルスの影響で今まで売り手市場だった転職市場に変化が現れました。
まずはエンジニア転職の転職成功率と一般的な転職市場の有効求人倍率を比較してみたいと思います。
IT業界は他業界と比べて有効求人倍率が4倍
求人情報・転職情報を提供しているサイト「doda」の「転職求人倍率レポート(2020年11月)」によれば、2020年11月時点の各業界の有効求人倍率は以下のとおりです。
業界 | 有効求人倍率 |
全体 | 1.79 |
メディア | 1.06 |
金融 | 1.70 |
サービス | 2.02 |
技術系(IT・通信) | 7.29 |
引用元:doda|転職求人倍率レポート(2020年11月)から抜粋
全体の有効求人倍率が「1.79倍」である一方、エンジニアが含まれる「技術系(IT・通信)」の求人倍率はなんと「7.29倍」と全体平均を大幅に上回っています。
この数値は業界全体のざっと4倍の倍率であり、いかにエンジニアが「狭き門」であるかがお分かりいただけるでしょう。
IT業界もコロナ禍以降は未経験採用を控えめにしている
2020年以降の人材市場では「未経験OK」の求人が減少傾向にあります。
2020年初頭から発生した新型コロナウイルスの影響で景気の先行きが不透明になり、育成に時間がかかる(余分な人件費がかかる)未経験者の採用を抑えているのが現状です。
転職市場全体として、保有しているスキルと実績が明確な経験者を採用する傾向にあります。
「日経転職版」の記事によれば、エン・ジャパンの転職サイト「エン転職」では未経験OKの求人が2020年4月以降に減少に転じています。
画像引用元:日経転職版|コロナで「未経験OK」求人減 人材市場、求ム即戦力
未経験OKの求人が全体に占める割合は9月中旬で52.7%と、前年同月比で20.3ポイント減少しています。
特に技術系の減少が目立っており、「電気・電子・機械」では未経験歓迎の求人が全体の29.9%と2020年1月と比較して50.6ポイント減になりました。
「IT(情報技術)、web、ゲーム、通信」では16.9%と40.7%の減少になっています。
出典:日経転職版|コロナで「未経験OK」求人減 人材市場、求ム即戦力
いずれの業界も転職市場は経験者採用にシフトしているといえるでしょう。
そんな中でも転職成功率99%
それでは、やはりTECH CAMPエンジニア転職を利用しても転職は難しいのでしょうか?
TECH CAMPのエンジニア転職の転職成功率は前述した通り「99.0%」ですが、この数値が「2020年6月時点」であることがポイントです。
つまり新型コロナウイルスの影響によって、有効求人倍率や未経験者の採用が減少している中での実績になっています。
コロナ禍であってもほとんどの受講者が転職に成功している、つまり未経験であっても「経験者を求めている企業」が求めるレベルに達したということです。
TECH CAMPのカリキュラムの優秀さが分かります。
一般的な転職市場とTECH CAMPの転職成功率を比較すれば、転職のために利用する価値は十分にあるといえるでしょう。
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TECH CAMP エンジニア転職のカリキュラムで学ぶプログラミング言語・技術
カリキュラムで学ぶプログラミング言語
Ruby
日本人が生み出したプログラミング言語です。
世界中のエンジニアに利用されています。Webサービス開発でよく利用されている言語です。
Rubyで開発されたWebサービスにはAirbnb、Gunosy、クックパッドなどがあります。
Ruby on Rails
Rubyで作られたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。
Ruby on Railsの規約、ルールに従うことでWebアプリケーション開発を容易にスピーディにすることができます。
HTML/CSS
HTML
Webブラウザ(Google Chrome、Safari、Internet Explorerなど)にページや文字の構造を伝えるためのマークアップ言語です。
例えば文字を強調したい場合は<b>ここに強調したい文字を書く</b>で文字を囲います。
CSS
Webページの装飾(見た目)を制御・構築する言語です。HTMLタグを利用します。
Sass/Haml
Sass
CSSより拡張性があり、効率よく書くことができる言語です。冗長化しやすいCSSを分かりやすくメンテナンス性よく書くことができます。
Haml
「HTML avstraction markup langage」の略です。HTMLをより簡潔に効率よく書くことができる言語です。
JavaScript
Webブラウザ上に動作、効果、制御を入れたいときに利用するプログラミング言語です。
サービス入会時のメールアドレスチェック、画像の自動切替など様々な用途で利用されています。
jQuery
JavaScriptのライブラリです。
ライブラリは「すでにプログラミングされた機能群」です。機能群を利用することで簡潔に簡単にやりたいことを実現する事ができます。
SQL/MySQL
データベースとやりとりするための言語です。
SQLにもいくつかの言語があり、MySQL、ORACLE SQL、PostgreSQLなどが有名です。
カリキュラムで学ぶIT技術・手法
テスト駆動開発
システム開発手法の1つです。Webサービスやアプリケーション開発で利用されている開発手法です。
実装したい機能を決める → テストを書く → テストが通る最低限の実装をする → コード洗練させる というサイクルを繰り返していきます。
Rspec
Ruby向けのテスト駆動開発ツールです。
AWS
「Amazon Web Service」の略。Amazonが提供するクラウド型サーバーです。
基盤となるサーバーの利用方法を学びます。
unicorn/nginx
Webサーバー、アプリケーションサーバーの利用方法を学びます。
Git/GitHub
ソースコードを管理するためのツールです。複数人で開発する場合は必ず必要になるツールです。
要件定義 / テーブル設計
どんなシステム/サービスを作るのか?どんな機能が必要かをまとめます。
要件がまとまった後はデータベースに格納するべき情報をまとめます。
この記事のまとめ
それでは、「TECH CAMP エンジニア転職」のカリキュラムを最後にもう一度ポイントをおさらいします。
- Webサービス開発に必要なカリキュラムを用意している
- カリキュラムは普通、全体のサービスが優れている
- 短期でハードなカリキュラム
- 基本、応用、個人アプリ開発の流れでカリキュラムが進む
- プログラミング以外のITスキルも学習する
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