- IT業界に転職するメリットは何?
- IT業界への転職にはデメリットもある?
IT業界への転職を目指している人が知りたいと感じている「IT業界のメリット・デメリット」を解説します。
本記事を、今後の転職活動に活かして頂けたら幸いです。
目次
IT業界に転職するメリット5選
メリット① 高年収な業界である
成長している市場には、自然とお金が集まってきます。AppleやGoogle、テスラなど時価総額が世界トップの企業の多くがIT企業であることからも、お金が集まる業界であることは明らかです。
お金が集まれば予算を増やすことができ、そこで働く人の年収も上がっていきます。
転職サイトのdodaが公表しているデータからIT通信企業と他業種との年収を比較してみると、IT企業の年収がどれだけ高水準か分かります。
20代 | 30代 | 40代 | |
金融 | 372万円 | 532万円 | 599万円 |
メーカー | 372万円 | 500万円 | 581万円 |
IT/通信 | 370万円 | 498万円 | 553万円 |
建設/プラント/不動産 | 367万円 | 477万円 | 540万円 |
総合商社 | 367万円 | 453万円 | 538万円 |
インターネット/広告/メディア | 352万円 | 446万円 | 522万円 |
専門商社 | 347万円 | 442万円 | 518万円 |
メディカル | 346万円 | 437万円 | 501万円 |
サービス | 326万円 | 403万円 | 449万円 |
小売/外食 | 308万円 | 384万円 | 443万円 |
参考:doda|平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】
情報通信業に関しては、どの年代でも年収が高めであることがお分かり頂けるでしょう。40代に至ってはトップの年収であることも特徴です。たしかに労働時間が長めの業界ではありますが、それに見合ったリターンが得られるのは間違いないでしょう。
メリット② 専門性の高いスキルが身につく
ITに関連する技術は、いまの会社内でしか使えない技術ではありません。プログラミング言語をはじめとして業界で共通のスキルが多く、身につけるほど業界内での評価は上がります。
会社外で通用する専門的なスキルが自然と身につくのがIT業界の特徴です。
メリット③ 転職や独立がやりやすい
ひとくちに会社といっても、転職や独立に向いている業界とそうでない業界があります。
たとえば小売業を考えると分かりやすいでしょう。商品の買い付けはバイヤー、店の運営は店長、広告や宣伝は広報部などが担当しており、自分でできることは限られています。大手チェーン店が日本全国に出店していることからしても、個人が店舗を立ち上げて独立するのは難しいのが現状です。
製品メーカーも同様で、さまざまな部署や関連企業で分業しているため、1人で独立するのは簡単ではありません。
一方のエンジニアは、プログラミングのスキルがあれば必ずしも会社に属する必要はありません。仕事を通じて受注からサービスの制作、納品まで1人で行える力が備わるため、フリーランスとして独立しやすいでしょう。
メリット④ 業界の将来性が高い
成長市場で働くほうが、転職で成功するために有利になるのは明らかです。日本でもかつて「高度経済成長」という時代があり、今と当時では同じ努力と労働時間でも得られるリターンは全く違うものだったはずです。
成長している業界とそうでない業界でも同じことが言えます。成長企業の方が、同じ努力で結果を出しやすいメリットがあるのです。
メリット⑤ 年齢・学歴不問の実力主義
IT業界は実力主義が有名で、厳しい印象を抱く人は多いでしょう。しかし、逆を言えば努力をあげた成果が正当に評価されるということです。
日本的な年功序列の中では若手がどれだけ頑張っても評価されず「今は修行の期間だから」といったように昇給にあずかれないことも珍しくありません。出世するには上役の椅子が空くまで待つこともあるでしょう。
一方の実力主義の社会の場合、たしかに努力しただけでは報われるかどうかは分かりません。その代わり結果を出すことができれば自分の評価として昇進・昇給が期待できます。
IT業界に転職するデメリット3選
デメリット① 常に知識のブラッシュアップが欠かせない
IT業界では毎年のように新しい技術が生み出されています。スマホ等の通信事業ではつい最近まで4Gだったのが今や5Gが浸透し始めており、少し先の未来には6Gが登場するといわれています。
そのほかにも「フィンテック」「仮想通貨」などITに関連した新技術はどんどん進化しているのです。
毎年のように現れる新技術についていくためには、常に自分で勉強して知識をブラッシュアップすることが欠かせません。その割に資格についてはあまり重要視されない業界のため、明確な勉強の目標・道しるべがないのがネックになります。
常に勉強していくことに苦手意識を持っている人は、IT業界に対する適性が低いかもしれません。
他方、IT業界は歴史が浅いため、制度が整っていない企業も多く見られます。
会社内の制度改革をはじめ、変化が多い業界です。知識を身につける以外のところでも、業界のスピード感についていくことが大切になるでしょう。
デメリット② 激務であることは覚悟する
IT業界は基本的に労働時間が長い傾向にあります。特にプロジェクトの進行中は納期までに成果物をクライアントへ納品するため、どうしても残業過多になります。
特に開発のスケジュールに遅れが生じると、残業をやってもやっても終わらない「デスマーチ」と呼ばれる状態に陥ることもあります。
プライベートを確保したい場合、スケジュール管理を徹底する必要があるでしょう。
とはいえ、1年中絶対に激務と決まっているわけではありません。激務な月があったあとは休みを調整してくれる企業もあります。
デメリット③ 実力がなければ出世はできない
IT業界では他業種でありがちな年功序列よりも、実力主義が優先される世界です。
実力があれば若くして幹部クラスに昇進することも可能ですが、逆にいえば実力がない人は評価されず、長く働いても一向に出世できないリスクもあります。
実力主義にはメリットだけでなく、デメリットもあるということを忘れないでください。
女性がIT業界に転職するメリットはある?
女性のメリット① 産休後の復帰が容易
女性にとって大きなイベントとして「出産」があります。出産や育児の最中は最長で2年程度の産休・育休の取得が必要です。
一般的な企業では、長く離脱してしまうと元いた職種に戻れないこともあります。
一方のIT企業では、プログラミングスキルを持った人材は男女関係なく貴重な戦力です。元いた現場への復帰は比較的容易でしょう。
また、本人の希望として現場以外を希望する場合、一般企業と同様に事務職として再スタートの選択肢が用意されていることもあります。
女性のメリット② リモートワークがやりやすい
新型コロナウイルスの蔓延で一般的になりつつある「リモートワーク」ですが、IT企業はパソコンで仕事をする特性からマッチしやすい職種の1つです。
大手では基本業務としてにリモートワークが認められていることも珍しくありません。
在宅勤務を許可するIT企業は今後も増加することが考えられます。結婚・出産後の家事・育児を行いながら仕事をすることも十分に可能でしょう。
女性のメリット③ 実力があれば男女差は無関係
一般的な中小企業では、未だに女性の仕事にお茶くみが含まれている会社もあります。「女性は産休で長期離脱する」という理由で重要な仕事を任されないことは現在でも珍しくありません。
IT業界では、性別ではなく技術そのものが評価される傾向にあります。優れた技術を持っていれば男性と肩を並べて重要なプロジェクトに参加したり、結果次第で昇進したりすることは十分に可能です。
女性のデメリット① 夜勤が必要になることもある
夜勤があるかないか、多いか少ないかは企業によって異なります。
夜勤がある部署の場合は女性であっても持ち回りで夜勤を行う必要が出てくるため、子育てをしていると両立が難しくなってきます。
とはいえ、夜勤前は本人の意思確認が行われるため、無理やり夜勤に参加させられることはありません。子育てなどの大切な理由で夜勤に協力できないのであれば、必ず正直に申し出ましょう。
女性のデメリット② 体力的にキツイ仕事である
エンジニアという仕事は、一般的に激務のイメージがあります。実際の業務量は会社やプロジェクトごとに異なり、必ずしも激務とは限りません。それでもシステム障害の緊急対応で呼び出しなどの可能性はあります。
長く働くには、やはりそれなりの体力が求められます。その点では体力がある男性のほうが緊急対応に応じやすいことは事実でしょう。
IT企業への転職前に身につけたい知識
狙っている企業の「企業理念」「社風を調べておく」
IT企業では、ほかの伝統的な業種と比較して若い会社が多く、経営トップの影響力が強い傾向にあります。企業理念に共感できるか・馴染めるかは長く働くうえで重要なポイントです。
自分の考えが企業理念や会社の社風にマッチしているかは、入社前にできるだけ調べましょう。しかし、公式webサイトの情報だけでは判断が難しいのも事実です。
後述する「転職エージェント」であれば、表に出てこないような企業の生の評判を確認できるチャンスがあります。
できる限りプログラミングのコアスキルを身につける
IT企業では「コアスキル」が明確であるほうが、待遇が向上する可能性が高いといわれています。
ひとくちにプログラミングといっても多くの選択肢がありますが、「なんでも少しずつ分かる」というよりは「この言語に関しては誰にも負けないスキルがある」という人のほうが評価されやすいのです。
「選択と集中」を心がけ、コアになるスキルを身につけることを目標に勉強をしていきましょう。
未経験でもIT業界に転職するためのポイント
20代は転職サイトから独力で転職活動できる
IT業界に限った話ではありませんが、転職する際には「年齢」が大きな武器になります。20代であれば独学・独力でIT企業に転職することも不可能ではありません。
特に20代前半では大学卒業して入社した新卒と年齢的にはあまり変わらないため、全くの未経験でも十分に修行を積める年代です。IT業界に限らず人材不足の業界では需要が高いでしょう。
転職サイトや転職エージェントにいきなり応募し、ガンガン応募してみることも十分に可能です。
30代以降はITに特化した転職エージェントを頼る
未経験で30代以降では、一般的には転職するのは相当厳しいといえます。IT業界では不可能ではありませんが、かといって20代の時のように独力では時間も労力も必要です。
そこで、効率よく転職を成功させるために「転職エージェント」を頼るのも1つの方法です。
転職エージェントに登録を行うと、指定された場所で対面形式または電話で希望企業のヒアリングを受けます。そのあとは利用者の希望に沿った企業を提案してくれ、気に入った企業に応募できます。
転職サイトでは募集文章を自分で判断して応募しますが、企業が求める人材とミスマッチすると合格できない可能性があります。
転職エージェントなら企業のニーズや利用者のスキルなどを総合判断し、企業を斡旋してくれます。面接の日程調整もエージェントが代行してくれるほか、面接のアドバイスや履歴書のチェックを受けることも可能です。
IT業界に強いおすすめ転職エージェント
レバテックキャリア
レバテックキャリアは15年以上のサポート実績がある老舗のエージェント。
数多くの転職を成功させた経験があり、IT業界未経験者のサポートにもばっちり対応します。
アドバイザーはあなたの強みをしっかり把握し、その強みを活かせる企業を紹介してくれるので、年収アップの可能性大。
さらには、履歴書の添削や模擬面接も行ってくれます。
ワークポート
ワークポートは転職決定人数No1に輝いた転職エージェントです。
IT以外の求人情報も扱う総合転職サービスですが、中でもIT業界に強いのがワークポートの特徴です。
2014年にIT専門の転職エージェントから総合型の転職エージェントになりました。
その流れもあり、IT業界に限れば大手以上の求人数を多数保有しています。お取引のある企業はITベンチャーから大企業まで隔たりなく存在します。
「たくさんの求人を選択肢に入れたい」「ベンチャーにも興味がある」といった人に向いているでしょう。
未経験に強みを持った転職エージェントでもあります。自社サービスのIT企業が未経験である人も転職サポートしてくれます。
マイナビIT AGENT
転職・就職サービス大手のマイナビが運営するITに特化したエージェントサービスです。
大手の上場企業という安定感もあり、対応してくれるエージェントも親身、丁寧、熱意があるとの評判です。IT業界に精通したエージェントが対応してくれますのでご安心ください。
『20代に信頼される転職エージェント』とキャッチコピーにある通り、20代の転職に強みを持っていますが、実際は20代〜30代の求人に強みを持っています。
独占求人も豊富にあり、マイナビにしか掲載されない企業が多数あります。
大手の安心感のあるサポートを受けたい人にはピッタリのエージェントです。
ITに特化した転職エージェントで転職を成功させましょう
IT業界に転職することはメリットが多い反面、「実力主義」「体力的にキツイ」などのデメリットがあることも事実です。少しでも自分に合った企業を選ぶのは公式サイトで得られる情報では難しいでしょう。
IT企業に特化した転職エージェントを活用し、IT業界への転職を目指しましょう。
それでは、この記事の最後にもう一度ポイントをおさらいします。
- IT業界は高年収であり、実力次第で若くして昇進を狙える
- 男女で仕事に差がないため、女性が働くうえでもメリットがある
- 転職活動では「企業理念」「社風」が自分に合うかを重要視する
- 30代以降であれば独学ではなく、転職エージェントを活用する
- IT企業の求人に特化した転職エージェントの利用がおすすめ