どんなに大きな企業に就職しても、倒産したり急速に力を失ってリストラがある時代です。
一昔前は「この企業に入れれば一生安泰だよね!」なんて会話が日常的に行われていました。
しかし、時代は急速に進化しており、変化を受け入れられない大企業は勢いのあるベンチャー企業に追い越されていくことも。
「手に職を持つならこれからの時代ならプログラミングが良いのかな?」
こんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?
今回はプログラマーを目指そうと思っている方にプログラマーのメリットやデメリットを紹介します。
あらゆる業界でIT化が進んでいます。IT製品を生み出せるプログラミングが高い注目を集めています。
これからプログラミングにチャレンジする方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
手に職が期待できるプログラミングとは
プログラミングとは、コンピュータに指示を出して思い通りに動かすために使う言語です。
英語や日本語などの言語と同じように、コンピュータへ指示を出すためには「コンピュータ語 = プログラミング言語」が必要になります。
世界中には様々な言語があるように、プログラミング言語にも沢山の種類があります。
人間の言語は国によって大まかに変わりますが、プログラミングでは「何をするか」によって扱う言語が異なります。
この言語を操って、Webサイトを作ったり、アプリを開発する人のことをプログラマーと呼びます。プログラマーは、クライアントから依頼された依頼内容に沿ってプログラムを組んでいきます。
PCやスマホが進化を続ける現在では、プログラマーはなくてはならない存在です。
そのため、現代では「手に職をつける = プログラマーになる」という構図に注目が集まっているんです。
コンピュータに指示を出して様々なシステムを開発するプログラマーは「最先端の職人」と言えるでしょう。
手に職が持てるプログラマーのメリット
社会的な知名度もグングン上がっているプログラマー。ここでは、プログラマーになることで得られるメリットを紹介します。
IT産業の売上が伸び続けるこの時代にプログラミングで手に職をつけると、どんなメリットがあるのでしょうか?早速見ていきましょう。
給料が高い
プログラマーは身につけるスキルによって差がありますが、基本的に給料が高いことが多いです。
複数のプログラミング言語を身につけることができれば、その分働ける環境も広がります。
また、継続して勤務していくことで年収も上がりやすい業界でもあります。
1年目はそこまで高い給料が貰えなくても、2年目以降に月収50万以上になることも珍しくありません。
昔の企業のように年功序列がある会社も少ないので、能力に応じて高い給料が受け取れるのはメリットと言えるでしょう。
需要が高い
IT企業が躍進を続ける現在では、国内でもプログラマー人口が不足しており需要が多いです。
PCやスマホだけでなく家電、自動車など様々な産業でプログラミングが活用されています。
そのため、手に職をつければ「仕事に就けなくて困る」という状況に陥ることもないでしょう。
インターネットの普及によって、今後は様々な物がネットに繋がることが予想されます。なので、プログラミング言語が扱える人を欲する企業も増えていくでしょう。
手に職をつけることで仕事に困らない状況を作ることができます。
フリーランスになることも可能
ベンチャー企業などで2年ほど実務経験を積めば、プログラマーとして独立することも可能です。
フリーランスになることで、より単価も自分で決めることができます。そのため、単価も上げやすく大きく稼ぐことも可能です。
「会社員は苦手だ…」という方は、プログラミングスキルを身につけることで自由な生活を手に入れることができます。
フリーランスとしての案件も非常に沢山あるため、他の職業に比べても「稼ぎやすい」「継続しやすい」「独立しやすい」職種と言えます。
場所を選ばずに仕事ができる
プログラマーはネット環境さえ整っていれば、場所や時間に囚われることなく働くことができます。
世界中を旅しながらプログラマーとして仕事をする人も多く、収入を確保しながら働く人が増えています。
賃金の安い国で高い報酬を受取ることも可能なのは大きなメリットと言えるでしょう。最近ではアジアを中心にコワーキングスペースが充実してきています。
ノマドワークとプログラミングは相性抜群です。
プログラマーのデメリット(手に職とはいえ)
良い面があれば悪い面もあるもの。プログラマーはPCがあればどこでもできる仕事です。
しかし、その特徴が人によってはデメリットに感じてしまうこともあります。
プログラマーになることでどんなデメリットがあるのか、早速見ていきましょう。
スキル習得には時間がかかる
プログラミングはスキルを習得するまでに一定の訓練期間が必要です。
基礎的なスキルはプログラミングスクールなどで培うことができます。しかし、企業で即戦力になるためには応用力が必要です。
一般的なプログラミングスクールは3ヶ月〜6ヶ月の学習期間があります。
そこから実務でも通用するような応用力を身につけるには最低でも1年。人によっては2年ほどかかることもあるでしょう。
「手に職をつける」ということだけあってスキル習得までは覚悟が必要です。
ハードワークになりがち
プログラマーは営業職や公務員のように土日祝が休みになるわけではありません。
納期間近になったり、繁忙期になると残業が続く企業もあります。とにかくコードを書かなければ仕事が終わらないため、ハードワークになりがちなんですね。
コーディングしている際に出た不具合を解決するために時間がかかることもあります。公開したWebサービスに不具合があれば土日でも呼ばれることがあります。
スムーズに仕事を終えることができなければ、会社やクライアントからの評価も低くなりがちです。
プログラマーは決して「楽して稼げる仕事」ではないということです。
常にブラッシュアップが必要
プログラミング言語は年々増え続けています。
より洗練された機能を実装するためには、日々スキルを習得しなければなりません。
プログラマーは一度スキルを身につければ安泰ということはなく、常にブラッシュアップが必要なんですね。
HTML1つとっても今までに何度もアップデートが行われています。細かな記述の変更があり、それらを把握していないとWeb制作の世界で長く仕事を続けるのは難しいでしょう。
継続して学習を続ける自信のない方にはプログラマーは向いていません。
無料体験ができるプログラミングスクール
ここまでプログラマーとして手に職をつけることによるメリットとデメリットを解説してきました。
ここまでの説明で「やっぱり難しいんだなぁ」「自分にはできないかも…」と思ってしまった人もいるでしょう。
そんな人は無料で利用できるプログラミング学習サイトを利用してみるのがおすすめです。
「プログラミングってどんな感じなんだろう?」というモヤモヤを解消するには最適なサービスです。実際にコードを書いてみることでプログラマーをイメージしやすくなりますね。
ここでは無料体験ができるプログラミングスクールをいくつか紹介します。「無料ならまずは試してみよう」ということができますよね。
プログラミングに興味のある人は是非参考にしてください。
TechAcademy(テックアカデミー )
Tech Academy(テックアカデミー)| オンラインのプログラミングスクール
完全オンラインのプログラミングスクール「Tech Academy(テックアカデミー )」。
完全オンラインであるため通学形式のプログラミングスクールよりリーズナブルな料金で受講できます。
こちらのプログラミングスクールではなんと1週間の無料体験期間があります。
無料体験といえばスクールに訪問して3時間くらい簡単なプログラミングをやってみる感じのものが多いですよね。テックアカデミーでは1週間無料でサービスが受けられます。
1週間あればやる気のある人なら1つ2つスキルが身に付くのではないでしょうか。
「まずは試してみる」には最適な無料体験サービスです。
Tech Academyが気になる方は専属メンター付のオンラインスクール!Tech Academyの特徴・評判をご覧ください。
- 主催: キラメックス株式会社
- 期間: 4週間〜
- 料金: 129,000円〜
- 主な言語・技術: PHP、Ruby、Python、Java
GEEK JOB(ギークジョブ )
GEEK JOB(ギークジョブ ) | 社会人・学生の無料エンジニア就職
転職に強いプログラミングスクール「GEEK JOB(ギークジョブ )」。
通常のプレミアムコースとスピード転職コースがあります。スピード転職コースの場合はなんと受講料が無料。料金を支払う余裕はないけどIT業界に転職したい人にはおすすめのプログラミングスクールです。
GEEK JOBの無料体験会は現在はオンラインで実施しています。オンラインであれば気軽に受けてみることができますね。
スキル習得してIT業界に転職したい人はGEEK JOBの体験会に参加してみましょう。
- 主催: グルーヴ・ギア 株式会社
- 期間: 1ヶ月〜
- 料金: 無料
- 主な言語・技術: PHP、 Java
侍エンジニア塾
マンツーマンレッスンとオーダーメイドカリキュラムが魅力の「侍エンジニア塾」。
マンツーマンなので周りを気にすることなくプログラミング学習ができます。オンラインでも通学でもOKです。ご自身のライフスタイルに合わせた受講ができます。
侍エンジニア塾の無料体験はキャリア相談などのコンサルティング付き。一般的にキャリアコンサルティングはお金を払うものです。これが無料で受けられるので大変お得なサービスですね。
キャリア相談したい方にはおすすめの無料体験会です。
- 主催: 株式会社侍
- 期間: 1ヶ月〜
- 料金: 168,000円〜
- 主な言語・技術: PHP、Ruby、Python、Java
プログラミング体験ができる無料サイト
ここでは無料でプログラミング学習ができるWebサービスを紹介します。
Webサービスなのでパソコンがあれば好きな時間にどこからでも学習ができます。
まずは独学でやってみようという方にピッタリのサービスです。
Progate(プロゲート)
Progateは、プログラミング未経験の方が自習するのにおすすめの学習サイトです。
プログラミングスクールのカリキュラムに組み込まれていることもあり分かりやすいのも魅力です。
テキストとイラストのガイドに沿って実際にコードを記述していくスタイルになっています。
その場で答え合わせすることができ、初心者でも独学しやすい環境になっています。課題も非常に充実しており、基礎スキルを習得するにはピッタリのサイトになっています。
初級編は全て無料で利用することができるのは素晴らしいですね。より実践的な課題に挑戦したい方は、月額1,628円の有料会員プランも利用できます。
ドットインストール
ドットインストールは、3分間の動画でプログラミングの基礎を習得することができる学習サイトです。
動画による授業は非常に分かりやすく、初心者の方でも気軽に始めることができます。1コマ3分なので、スキマ時間で学習できるのも魅力ですね。
レッスンのバリエーションは非常に多く、全て動画で学べるので難易度の高い言語を体験する際にも最適です。
自分の学習履歴が閲覧できる機能や上級者向けの動画が見れる有料会員プランも用意されています。
Schoo(スクー)
Schooは、オンライン上で生放送されるライブ講義でプログラミング学習ができるサービスです。
講師には日本を代表するプログラマーなども多く、オンライン上で直接質問することも可能です。生放送に無料で参加できるので、現場のリアルな現状を垣間見ることができます。
月額1,500円の有料会員になることで、動画をダウンロードできたり有料会員限定の生放送に参加することもできます。
時間があまりとれないという人は動画の倍速再生を活用しましょう。通勤中の短時間で勉強することもできます。
まとめ
今回は、現代社会の職人とも言えるプログラミングについて解説しました。
プログラマーとしてキャリアをスタートさせるにはそれなりの努力が必要です。定期的にスキルをブラッシュアップすることも大切だとお伝えしました。
手に職をつけることでメリットもあれば、デメリットもあります。そのため全ての人に合う職業とは限りません。無料でプログラミング体験ができるオンライン学習サイトを利用してみるのがおすすめです。
気軽に体験できる優秀なサービスが沢山あるので、それらを活用しながらプログラミングデビューしてみてください!