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Python

【Pythonの始め方】Pythonのデータ型と四則演算の基礎を学ぼう

更新日:

Pythonのデータ型と演算方法にとついて勉強していきましょう。

これらはPythonで開発を行なう上で基礎となるものですから、必ず理解して下さいね。

本記事ではPythonのデータ型についてまず説明した後に、同じデータ型通しの演算方法について解説していきます。

本記事を読めば、Pythonを使って以下のことができるようになります。

  • 2つの文字列を結合させる
  • 四則演算を行なう

Pythonのデータ型を学ぶ

まず最初にPythonのデータ型について解説していきますね。

データ型を理解することは、そこまで難しくはありません。

ただしPythonはデータ型に非常にうるさく、正しくコードを書かないとエラーになることが多くあります。

そのためデータ型に関してはしっかりと理解しておく必要があります。

データ型とは?

データ型とは、一言で言えばプログラム上でのデータの種類のことを言います。

データ型には様々な種類が存在し、Pythonではデータ型を指定することで、その型でデータを格納しておくことができます。

例えば、例えば、0,1,2と言ったものは整数型です。

“aaa”,”bbb”などは文字列型です。

データ型は特定の処理を行なうことで、変更することも可能です。

基本的なデータ型の種類

データ型の種類には、以下のものが存在します。

  • int型:整数
  • float型:小数点
  • str型:文字列
  • list型:リスト
  • tuple型:タプル
  • dict型:辞書
  • bool型:真偽値

初心者のうちはこれら全てを覚える必要はありません。

Pythonの様々な文法を学習していくうちに、自然で覚えていくことができます。

ここでは「int, float, str, list」の代表的なものに関してだけ詳しく説明していきます。

int型:整数

int型とは、整数の数値データのことを言います。

例としては、

0, 1, 2

と言った、ものが挙げられます。

また、

-1, -2, -3

のような負の数もint型に該当しますね。

int型通しは足したり引いたり、四則演算をすることもできますので、後ほどご紹介します。

なお、int型であるデータを下記のように””で囲むとint型ではなくstr型として格納されます。

x="0"
y="1"

 

こうすることで数値を文字列として扱うことができます。

float型:小数点

float型とは整数ではない小数点のデータのことを言います。

2.0
1.0

のように、整数に「.0」を付けた数値もfloat型に該当します。

int型に比べて使う頻度は少なめですが、ときおり出てくるので覚えておきましょう。

str型:文字列

str型とは数値ではない文字列データのことを言います。

例えば

aaa
bbb
ccc

などです。

数値データも”で括ることによって、str型にすることができます。

リスト型

リスト型とは、複数のデータの集合体のことを言います。

Pythonでは複数のデータをひとまとめにすることができます。

データを1つずつ別々に管理していては面倒だったり、不都合な場合があります。

そんなときはリスト型を使って、データを1つに纏めておくと良いでしょう。

リスト型の例としては、以下のようなものです。

list_1 = [111,222,333,444]
list_2 = ["aaa","bbb","ccc"]
list_3 = ["aaa","bbb",111]

リストの中はstr型てもint型でも入れることができます。 2種類の型を混合させることも可能です。

また、リストの中にリストを作ることもできますね。

pythonの演算方法を学ぶ

Pythonのデータ型を理解したら、お次は演算方法を見ていきましょう。

本記事では、数値の演算方法と文字列の演算方法、両方みていきます。

数値の演算方法

数値の演算方法を解説します。

四則演算には「+、-、×、÷」が存在します。

Pythonではこれらの四則演算を行って、結果を導き出すことができるのです。

x = 1+2
print(x)

上記のコードは1と2を足したものをxという変数に格納し、それを出力しています。

1と2は両方ともint型であり、「+」という記号を使うことによって、このように足し算することができます。

出力結果はもちろん3になります。以下は実行結果です。

py-data11

足し算以外の演算も下記のようにすれば行えます。

x = 3-2
y = 2*4
z = 5/2
print(x)
print(y)
print(z)

実行結果は以下のようになります。

py-data21

注意点としては、掛け算の記号は「*」を使い、割り算の記号は「/」を使うということですね。

なお、割り算の結果が整数ではない場合、float型で表示してくれます。

プログラムではこれらの記号を使って四則演算を行なうことになります。

またpythonでは、四則演算の他に、「割り算の余り」を出すこともできます。

x = 3%2
print(x)

割り算の余りを出すには上記のコードのように「%」という記号を使います。

「3わる2のあまり」なので以下のように答えは当然1になりますね。

py-data31

以上がPythonで四則演算をする上での基本になります。

文字列の演算方法

文字列の演算方法も説明していきます。

2つの文字列は下記のように1つに合わせることができます。

print("私は" + "プログラマー")

上記のコードを実行すると「私はプログラマー」と表示されます。

py-data41

このようにして文字列を結合させることができます。

なお、文字列を変数に入れた場合も同様に結合できます。

x = "私は"
print(x + "プログラマー")

こちらも同じ様に表示がされます。

py-data51

演算するにはデータ型を揃える必要がある

演算方法について説明してきましたが、1つだけ注意点があります。

それはPythonでは演算をするとき、文字列を揃えないとエラーになってしまうということです。

例えば以下のコードは、Pythonではエラーになります。

print("私は" + 3 + "歳になりました。")

数値型の文字列型が混ざってしまっていて、エラーが起きてしまいました。

py-data61

上記の例では、数値型である「3」を文字列型に変更させる処理が必要になります。

数値型を文字列型に変更するには「str」という関数を使います。

print("私は" + str(3) + "歳になりました。")

これで「私は3歳になりました」と表示されました。

py-data71

逆に文字列型を数値型にしたい場合は「int」を使います。

型変換はよく忘れがちですので、注意が必要です。

エラーが起きたら、まず型変換を忘れていないか見直してみましょう。

 

まとめ

本記事ではPythonの「型変換」と「演算方法」について解説しました。

これらはPythonの基本ですのでしっかりと習得しておきたい所です。

余裕があったら、Pythonを使って色々な計算を試してみて下さいね。

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