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Python

【Pythonの始め方】Pythonの関数とimportの基礎を学ぼう

更新日:

ここでは、pythonの関数とimportの使い方を学習しましょう。

関数とは、処理内容を式として表現することです。

引数を使って変数を代入したり、変数次第で処理結果が異なる場合や、似たような処理をまとめて式として置き換える場合などに使います。

importはライブラリやパッケージを使うときに用います。importを使うとコードをコンパクトにまとめることができます。

Pythonの関数を学ぶ

関数の使い方

Pythonにおいて、関数を表すときは、defを使います。def に続けて関数名を指定し、()内に引数を設定します。

:を使って関数を閉じて、次の行で処理内容を記述します。

引数とは、その時々で変わる変数を代入するものです。処理内容を一つにまとめることができるときは関数を使うようにします。

実際にやってみよう

ここでは、引数なしの関数で、文字列をprintする関数を定義して実行してみます。

def strings():
    print(“文字列を出力します”)
strings()

出力結果は以下のようになります。

python4-1

引数を指定して関数を実行する

引数とは、関数に使われる変数を()に入れて使う変数のようなものです。引数には数値だけではなく、文字列も代入することができます。

実際にやってみよう

引数に数値を代入して、式の計算をするコードを書いていきます。

def sums(a):
    print(a + 3)</p>

# 引数aに5を代入してprintしてみます。
sums(5)

出力結果は以下のようになります。

python4-2

キーワード引数を指定して関数を実行する

基本的には引数は、関数内に規定の数だけ設定します。

その数分だけ引数に代入するという手法がとられますが、あらかじめ引数の数を指定せず可変的に引数を扱う場合にキーワード引数を使います。

引数には**kwargsを使うことが一般的です。

実際にやってみよう

ここでは、キーワード引数を**kwargsとして、引数に何も代入しない場合と、textに文字列を挿入してそれを出力する場合の2つを実行してみます。

引数がないときはデフォルトで空のまま出力されて、引数が1つ以上ある場合には代入されたものがprintされます。

引数が無い場合↓

python4-3

引数がある場合↓

python4-4

lambda(ラムダ)式の使い方

基本的に関数は、defを用いて関数名をつけて定義をしますが、lambda関数とは関数名を定義せず、簡易的に計算処理をするコードを定義する場合に使います。

簡易的にかける点ではメリットがありますが、可読性を考えるとdefを使って関数を定義することが望ましいです。

実際にやってみよう

Lambda関数はdefのかわりにlamdbaで書き始めます。

ここでは変数xとyを用いて掛け算するコードを書いてみます。

sums = (lambda x,y: x*y)
gets= sums(2,3)
print(gets)

出力結果は以下のようになります。

python4-5

Pythonのimportを学ぶ

importについて

import とはモジュールやパッケージなどコードのまとまりをそのまま取り込んで使う場合に用います。

import文はコードの先頭で宣言することが一般的です。

モジュールの作り方・使い方

モジュールとは、コードをpythonファイルに収めたもののことを言います。

ファイル形式は.pyです。importするときは、.pyを省略してファイル名のみをimport宣言して使います。

実際にやってみよう

math_add.pyというファイル名に、add関数を定義しています。

def add(a,b):
    print(a + b)

このmath_add.pyをimportして実行してみます。

import math_add
math_add.add(3,5)

出力結果は以下のようになります。

python4-6

パッケージの作り方・使い方

パッケージとはモジュールを束ねて、フォルダの下に保存して利用するものです。先ほどのmath_add.pyをmathsなどの名前のフォルダに保存して利用します。

実際にやってみよう

math_sub.pyのファイルに先ほどの足し算とは別の引き算処理を実行するコードを書きます。

引き算のコードを書いて、math_sub.pyとして保存します。

def sub(a, b):
    print(a -b)

math_add.pyとmath_sub.pyをmathsというフォルダにまとめます。

パッケージの実行は、フォルダ名.モジュール名としてimportして使います。

import maths.math_add
import maths.math_sub
maths.math_add.add(2,6)
maths.math_sub.sub(6,3)

出力結果は以下のようになります。

python4-7

 

まとめ

Pythonの関数とimportについて解説しました。

関数やimportを覚えると、冗長的にならず効率よくコーディングができます。

覚えると他のプログラミング言語でも応用が効きますので、関数はしっかり覚えておきたいところです。

まずはPythonでマスターするところから始めましょう。

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