マーケティングや広報の仕事をしていると、
「ああもう!自分で直したい!」
「自分でデータを取り出したい!」
と思うことがありますよね。
今回はそんな会社のホームページを担当している広報やデータを分析するマーケターに向けてオススメのプログラミング言語を紹介したいと思います。
分業がしっかりしていて、依頼フローなどがしっかりしている中堅〜大企業は今回の対象外です。
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目次
マーケター・広報に限らずプログラミングは必須のスキル?
結論から言うと全社会人が学んだ方がいいスキルです。
必須のスキルと言っても良いでしょう。なぜならプログラミングができるとやれることが劇的に増えるからですね。
副業でも重宝します。
頂点を極めるレベルのスキルは求めなくて大丈夫です。ホームページの微修正ができたり、WordPressのテンプレートで気に入らない箇所がカスタマイズできるレベルで十分です。
これと同じくらい大事なのがデザインのスキルと、デザインを具体化するツール操作のスキルです。
PhotoShopやIllustratorが使えると生産性が上がります。
マーケターがプログラミング覚えた方がいいかもと思ってしまう場面
自社ホームページのちょっとした修正をしたい
マーケティングを担当している方であれば、業務の一部として自社のホームページを管理する事もあると思います。
ホームページ管理をしていると「ホームページのこの写真が古いから、新しい写真に差し替えたい」「リンク先が変わったから、リンク先のアドレスだけ変更したい」といった場面がありますよね。
「制作会社に依頼する程でもないけど自分では出来ない」
そんな小さな変更がたまに発生します。プログラミングが出来れば、写真やアドレスの差し替え、文字の変更くらいであれば自分で出来るんですよね。
できないと歯がゆいですね。
外注したサイト制作会社に雰囲気と感覚でしか伝えらえない
また新しいWebサイトの広告ページを作る時など、「夏っぽい感じで」や「明るい雰囲気が伝わる様に」といった感じで外部の制作会社に依頼していませんか?
そのあと制作会社から出てきたものは「自分が思っていたものとは違うぞ」となってしまう。
やりとりも増えてお互い大変です。
プログラミングの知識があると「ヘッダーはこう、フッターはこうして・・・」などの、細かい指示ができます。制作会社との認識のズレが少なくなり、制作がスムーズになります。
発注者側に知識があると、クオリティが高く納得のいくWebサイトに仕上がります。
データベースに溜まったデータを抽出・加工したい
会員制サイトやECサイトを運営している会社は、会員情報や購買記録などのデータを保有しています。
マーケターは購買記録データを引き出して現状を知りたいですよね。その後はデータをうまく加工して分析したいと思います。
データを抽出するためには予め用意されたツールを使うか、「このデータが欲しいから引っこ抜いて」とプログラマーに頼むかの2択です。
「自分の力でもうちょっとデータをうまく扱えたらなあ」と思う場面があるのではないでしょうか。
データベースのデータを扱いたい場合はSQLの知識があると便利です。複雑な式はちょっと小慣れてないと難しいですが、簡単な式であればちょっと勉強をするだけで覚えることができます。
仕事もスムーズになりますよ。
Webを使った企画・キャンペーンプロジェクトがうまくいかない
チームを組んで販促企画やキャンペーンのプロジェクトを進めているとき、エンジニアやWebデザイナーの人と「コミュニケーションが取りづらい」と思ったことはありませんか?
こちらの言ったことがうまく伝わらず違う仕様で出てきたり、ニュアンスの違うデザインが出てきたりと苦労する場面がありますよね。
ある程度のプログラミングとWebデザインの知識があれば、具体的な共通言語でお互いがお話をすることができます。認識のずれが発生しないで済む可能性がとても高くなります。
お互い認識の齟齬がない。状況が作れたら、企画・キャンペーンが成功する可能性も高くなりますよね。
広報・マーケターが学んでおきたいプログラミング言語
HTML / CSS
Webサイトやホームページに日常業務で関わっていれば、耳にする機会は多いかもしれません。
簡単な文字や色の修正であれば、この2つを知っていれば対応出来てしまうんですね。「簡単なものでいいから、キャンペーンやイベント用のランディングページをすぐ作りたい!」という時にも自分で作る事が可能になります。
また制作会社に依頼する場合にも、HTMLとCSSを知っている場合「この料金表はテーブルで作って欲しい」「マウスオーバーした時の文字色は赤に」など具体的に説明が出来るので仕事がスムーズに進みます。
JavaScript
どんなWebサイトも必ずと言って良いほどJavaScriptを使っています。
トップページのスライダー、クリックすると表示・非表示の切り替え、入力された数値の計算などは全てJavaScriptが可能にしています。
HTMLと組み合わせる事でWebサイトをより魅力的に表現し、ページビューも増えていくでしょう。さらにJavaScriptにはライブラリーという便利機能があります。
スライダーのライブラリーを取り入れておけば少ないコードでWebサイトにスライダー機能を実現する事が出来ます。
SQL(MySQLなど)
SQLは、データベースから条件を指定して登録してあるデータを取得したり更新したりする事が出来ます。
会員制のWebサイトや、Eコマースなどのネット通販を扱っているWebサイトはデータベースと連携している為、このSQLを知っていると顧客の購買情報や登録データを自由に取り出すことが可能です。
SQLは世界的に使われているデータベース言語です。ただデータベースは「MySQL」や「Oracle」など多くの種類があり、若干書き方に違いがあったりもします。使用しているデータベースを確認してから学習をしましょう。
WordPress(ワードプレス)
WordPressはオープンソースのブロクソフトウェアです。
WordPressが誕生した2004年ごろはブログソフトウェアという位置付けでした。ただ、現在はホームページやオウンドメディアといったちょっと凝ったサイトも作ることができます。
ソフトをサーバーにインストールして、ちょっと設定するだけでWebサイトを作る事が出来きます。制作が簡単で且つコンテンツ(記事や画像)の追加や更新が楽なのでIT初心者でも利用しやすいソフトウェアです。
そんな背景もあり、全世界の29.2%のWebサイトがWordPressで作られているという結果が報告されています(2017年時点)。
Usage statistics and market share of WordPress for websites
ただ、設定・管理画面から作れる部分には限界があります。どうしても変更したい場合はHTMLやPHPといったプログラミングの知識が必要です。
PHP(余裕があれば)
上記のWordPressでも紹介したPHPはWebサイトを作るのに適したプログラミング言語です。HTMLをベースにプログラミングが出来るので初心者でも習得しやすい人気のある言語です。
PHPが書けるようになればWeb関連ではある程度の事が出来るようになります。ただ、専用の環境を構築する必要があったりと少し難易度が高くなるため余裕がある場合にチャレンジしてみましょう。
おすすめのプログラミング学習サイト
実際にプログラミングを学んでみたいけど何から始めればいいんだろう?そんなお悩みを持っている方におすすめのプログラミング学習サイトをご紹介します。
Progate(プロゲート)
Progateはプログラミングを学習した事がない初心者向けの学習サイトです。
無料である程度の学習が可能ですがしっかり学びたい場合は有料プランをオススメします。有料の気になるお値段は月額1,628円。メチャクチャ安いですね。
学べる内容は、上で紹介したHTML/CSS、JavaScript、PHPなど基本的なプログラミング言語。その他にJavaやRubyなどのちょっと難しいプログラミング言語のコースもあります。
1つのカリキュラムはだいたい5分〜10分程度。解説と演習形式のテストを繰り返していくので手を動かしながらしっかり覚える事が出来ます。
マーケターにおすすめのプログラミングスクール
もう少し本格的に学んでみたいなと思う方にはプログラミングスクールに通うことをオススメします。
独学ではどうしてもモチベーションが続かなかったり、プロにちゃんと教えてもらいたいという人にプログラミングスクールは最適です。
エンジニア転職を目的にしたプログラミングスクールが多いですが、ここでは「広報・マーケターが実務で役立てる」ためにオススメの2校を紹介したいと思います。
TECH CAMP プログラミング教養
人生を変えるテクノロジースクール | TECH CAMP(テックキャンプ )
分かりやすさを追求した教材で初心者から人気のあるプログラミングスクールです。
実際に使っている教材は5000回以上のブラッシュアップをしているとか。すごいですね。
通学・オンラインのどちらにも対応していて、忙しい社会人の方でも継続しやすいでしょう。
スクールに通学する場合はメンターと呼ばれる学習サポーターに直接質問をすることができます。オンライン学習の場合はチャットで分からない箇所を質問します。
初心者向きであることの他に「料金が安い」というのも特徴です。
入学金は217,800円とまあまあな値段ですが、月会費はなんと21,780円。
一般的なプログラミングスクールの料金が月額130,000円程度なので、2ヶ月以上通う場合はテックキャンプはかなりお得です。
「転職してエンジニアになる!」という目的であれば転職サポートや実務演習に手厚いプログラミングスクールが良いと思います。
ただ、「現在の仕事に役立てる」という目的であればテックキャンプはかなりコスパの良いプログラミングスクールではないでしょうか。
ここでは概要レベルでのお話しかできません。もうちょっと見てみてたいという方は以下の記事もご覧ください。
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全カリキュラム学び放題!TECH CAMP(テックキャンプ)の特徴を解説
プログラミングスクール「TECH CAMP(テックキャンプ)」をより詳しく知りたい人向けにスクール情報を網羅的にまとめました。 カリキュラムとサービスの特徴などテックキャンプの詳細をなるべくわかり易く …
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TechAcademy(テックアカデミー)
TechAcademy(テックアカデミー)| オンラインのプログラミングスクール
テックアカデミーは専属メンター付きのオンラインプログラミングスクールです。
専任メンターとビデオチャットでマンツーマンメンタリングが可能であったり、分からない箇所はチャットで質問することができます。
出来上がったコードをメンターに見てもらうコードチェックの回数は無制限。学習意欲がある人にはなんとも素晴らしいサービスです。
学習できるプログラミング言語も豊富で、自分の目的に合ったプログラミング言語を探して学ぶことができるでしょう。
また、テックアカデミーは体験学習も特徴的なプログラミングスクールです。一般的なプログラミングスクールが1日体験学習を行なっている中、テックアカデミーはなんと1週間の無料体験学習を提供しています。
学べる言語はHTML、CSS、JavaScriptの基礎。プロの現役エンジニアから1週間無料で学ぶことができるなんてメチャクチャお得なサービスですね。
「まずはやってみよう!」という方に最適な体験学習です。
- 主催: キラメックス株式会社
- 期間: 4週間〜
- 料金: 129,000円〜
- 主な言語・技術: PHP、Ruby、Python、Java
テックアカデミーを実際に受講した人の体験談、感想を知りたい方は以下の記事もご覧ください。
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まとめ
小さな会社の広報やマーケターに学習してもらいたいプログラミング言語についてご紹介しました。
プログラミングに限らず、スキルが身に付くと仕事の幅やスピードが格段にアップします。スキルの掛け算で価値ある人材にもなりやすいでしょう。
昔は与えられた仕事をこなしていればよかったですが現在は違いますね。
自分でどんどんキャッチアップしていかないと世の中についていけませんし評価もされなくなってきています。
自分一人でやっていける力がないといけない時代が来るかもしれません。
そんな個人の時代に備えて、必要だと感じるスキルを今から身に付けていきましょう。
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