20代後半のIT転職についてまとめました。
既にIT業界にいる人、これからIT業界を目指す人の両方の目線で書いています。
前半は既存エンジニア・プログラマーの人向け、後半は未経験からIT業界を目指す人向けの内容になっています。
20代後半の転職はキャリアアップ・年収UPもしやすいです。逆にキャリアチェンジしてやり直しが効く年齢でもあります。
この記事がご自身の今からのキャリア選択にお役に立てたら幸いです。
目次
エンジニアやプログラマーに転職するメリットとは?
「もう20代も後半だし、今からIT業界に転職するなんて無理かな…」
「もう諦めるしかないのか…」
こんな風に、IT業界への転職をあきらめようとしている人は多くいるでしょう。
なかでも、学生時代の就活の時に苦い経験をした方は、市場価値が自分は低いとなかなか踏み出せないで思い込んでいるのかもしません。
結論から言ってしまうと、20代の後半はまだ若く、転職だって可能な年齢です。たとえ未経験でも遅くはありませんよ。とくに、IT関連分野に関していえば、20代後半でも求人が多く十分転職が出来ます。この記事では、20代後半で未経験者でもIT企へ転職することで、メリットとなる点を紹介します。
メリット1成長市場でビジネスチャンスが多い
IT業界は、AI技術などの技術開発が著しいです。そんななかで、IT業界も現代の変化のスピードに負けず非常に早くて、最新技術や人気のサービスが、目まぐるしく次々と取って代わられています。そのため、ビジネスチャンスや可能性を多く内包しているような、将来性のある大きな業界だと言われています。
また他の業界とも関係性が深く、さまざまな分野でもIT技術を取り入れています。これからも新しい技術の登場によって、今後もIT業界は市場拡大をしていくことが予想されている希望を多く持った業界です。
メリット2柔軟な働き方ができる企業が多い
IT業界の職種では、ネットやパソコン環境が整っていれば、基本的に自宅やカフェなどのオフィス以外の場所でも業務をこなすことができるものがほとんどです。特にWeb関連・インターネット関連の業界では、ノマドワークや在宅ワークなどの柔軟な働き方を受け入れている企業が多いです。
IT業界へ転職することにより、より自由な働き方を手に入れられるというメリットがあります。
メリット3 昇給幅も大きく、 収入が高い
現在も市場が成長し続けているため、IT業界は他の業界と比較しても、収入が高い傾向にあります。Equilarが行った調査によると、2017年におけるアメリカの高年収ランキングトップ10のうち7つはIT企業という結果でした。IT企業で高い給料を支払っている大きな理由として、
「ITスキルを持っている人材は、市場価値が高い。」
ということが、ほかのメーカーなどと比較してもIT業界で収入が高くなっている理由の一つとして挙げられています。
また、これからは年齢や勤務年数だけではなく、実力や結果などの実際の成果に見合った昇給や昇格が期待できます。
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既存エンジニア・プログラマーの失敗しないIT転職術とは?
結論から言うと自分で転職の条件を定義しておきましょう。
定義する条件は以下の3つです。
- 転職する時期
- 希望する年収
- 希望する仕事
年月はあっという間に過ぎていく、転職する時期を決めておこう
まず最初にやっておくべきことは転職する時期を決めておくことです。
転職する時期を決めないと、「次の機会にするか……」と考えてしまい、いつまで経っても転職ができないということが良くあります。
年月はあっという間に過ぎていきます。
特に20代後半になってからは、時間の流れが本当にあっという間に感じるという方も多いです。
基本的には、あなたが転職したいと思う時期に転職するのが1番です。
「上司と合わない」「やりたいことがいつも却下される」「頑張りの割に給料低いな。。」
などなど転職を思い立つ理由は色々あるでしょう。
思い立ったら、まずはちょっとやってみるのが良いと思います。
転職サイトや転職エージェントに登録したり、行動に移しましょう。
「ベストなタイミングが分からない」という人は、ボーナスを貰った後に転職できるように調整するのがおすすめです。
また、IT転職のエージェントでしたらレバテックキャリアがオススメです。
『IT専門』『求職者1人に対して2名以上のアドバイザーが付く』『企業の内情が聞ける』という特徴を持っています。
IT専門ですのでIT業界の求人情報が豊富です。IT業界での転職を希望している人は登録しておいて損のない転職エージェントです。
転職時は給与・年収UPのチャンス、積極的に狙おう
会社の昇給を頼りにしていてもなかなか給料があがりません。
1回の昇給で5,000円〜10,000円上がればよい方でしょうか。
転職時は年収の交渉が出来ます。面接の進め方、アピール次第では年収50万円〜100万円UPも可能です。
実際にそれくらい上がった人も沢山いらっしゃいます。
なので、転職時は年収UPは積極的に狙っていくべきだと考えています。
20代後半にもなると、徐々にスキルや実績も付いてくる頃ですし、面接時にアピールできる体験談・実績もあるでしょう。
あなたのスキル・実績次第では、今よりも年収を上げていけるはずです。
とはいえ「自分にそんなアピール力あるのかな?」と不安に思っている人もいらっしゃいますよね。
そんな方は転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントは希望年収を代理で企業側に伝えてくれたりします。代理で伝えてくれた後に、面接や年収交渉した方がうまくいきます。
自分から面接の場でいきなり言うよりスムーズでしょう。
【IT業界に強い転職エージェント】
希望する仕事に就けないかも。スキルに不安があるなら自分の市場価値を整理しよう
「自分は転職できるんだろうか……」と不安に思う方もいるでしょう。
転職した結果今よりも給与が下がってしまった、希望する仕事ができなくなってしまった、こんな場合ももちろんあります。
ですが基本的にはIT企業は売り手市場ですので、スキルさえ身に付いていれば、転職できないということはありません。
また、これまでIT企業未経験の人でもITスキルがありさえすれば、IT企業に転職することは可能です。
もし、スキルが不安という場合は、まずは自分の市場価値を整理しましょう。
プログラミングなどのITスキルを持っている人材というのは、あなたが思っているよりずっと価値が高いかもしれませんよ。
転職エージェントは1社は利用しよう
転職活動は「転職エージェントを活用する」のが1つのポイントです。
実は、転職エージェントは転職時は利用しないと損なんですね。
転職エージェントに登録すると、あなたの担当者が自分に合った転職先を提案してくれます。
転職エージェント経由でしか見ることのできない求人は公開求人(ネット上で見れる求人)の2〜4倍です。選択肢に入る企業数が増えます。
模擬面接や履歴書の添削などもしてくれるんですね。
おすすめの転職エージェントに関しては後述しますので、参考にして下さいね。
【転職エージェントのメリット】
- 自分で探しながら転職エージェントも探してくれる
- 公開求人の2〜4倍の求人情報あり(選択肢が増える)
- 模擬面接、経歴書の添削サービスあり
- 希望年収や入社時期を代理で伝えてくれる
未経験から転職する場合はプログラミングスクールの活用がおすすめ?
現在ではプログラミングを専門家が丁寧に教えてくれるプログラミングスクールというものがあります。プログラミングスクールでの経験を経てから、プログラマーになる人は多い傾向にあります。
独学で勉強するよりもプログラミングスクールの方が効率よく知識を付けることができるため、転職にあたっても十分なプログラミング技術を身につけてから挑むことができますよ。
特に学習の面で言うと、オンラインでの学習サービスが広がっていて、自宅など場所を選ばずにプログラミングの勉強ができるのでおすすめです。
おすすめな理由1それぞれの目的に合わせた言語などの知識を効率よく学べる
「どんなものを作りたいか?」によって、選ぶ言語が異なります。また、特定の言語のみを勉強したとしても、その職種に必ず就けるわけではありません。その上、就活においても高く評価されることは少ないのが現実です。
そんななか、プログラミングスクールで学んだ卒業生が実際に就活する際、企業側が一番何を重要視するのかというと、「学んだ言語を実際に使うときに応用できるのか。それだけの基礎力が身についているかどうか」ということです。
そのうえ、プログラミングの初心者が一気に複数の言語を習得しようとすると、効率が悪く相当な時間と忍耐力が必要となります。ですが、プログラミングスクールで学ぶことで、「自分の目指している業界に合わせた言語を無駄なく短期間で効率よく身につけることが可能」
になるのです。
おすすめな理由2独学に比べて挫折しにくい
当然ですが、プログラミングを学ぶさいには分からないことがたくさん出てきます。
お金をかけずに節約しながら学ぶ方法と言えば真っ先に思い浮かぶのが独学です。しかし、「プログラミングを独学で学んだ場合の挫折率は9割」にもおよぶと言われています。このよに、予想していないエラーやバグを自分の力だけでは解決できずに途中で挫折してしまう方たちが大勢いるのが現実です。
そんな時でも、講師が近くにいて質問できるのがプログラミングスクールならではのメリットです。そのほかにも、疑問点・不明点などもその場で解決できるので、独学に比べて同じ場所で悩んだり挫折せずに効率よく学習を進められることも、プログラミングスクールの大きなメリットです。
おすすめな理由3就職支援を受けられて就活がスムーズ
プログラミングスクールのなかには、就職支援付きのものもあります。それを選ぶことで、転職活動のさいの履歴書の作成から、面接の対策まで、プログラミングの知識だけではなく、さまざまな就職サポートもまるごと受けることができます。
就職活動をまとめてサポートしてくれるプログラミングスクールは、IT未経験はもちろん、プログラマーやエンジニアとして就職・転職したい方にとってもうってつけです。
相手の特徴や苦手などを十分に理解したメンターや講師と一緒に技術や知識の相談をして、業界専門のキャリアアドバイザーによって就活サポートを受けられるというのは、かなりのメリットです。また、未経験という何もかもがゼロからスタートする方にとっては心強い支えとなってくれますよ。
おすすめな理由4実務でも通用するプログラミングスキルが身につく
プログラミングスクールで学ぶことで、自然と実務でも通用するほどのレベルのプログラミングスキルが身につきます。その理由として、多くのプログラミングスクールで現役のエンジニアや元エンジニアを講師として採用しているためです。
開発現場など多くの現場で経験を積んだ講師から、体験談を交えて教わることによって、実際に業務を進めるに当たってのプログラミングのコツやイレギュラーなバグの解決方法、環境構築方法などの実務に必要不可欠なスキルを無駄なく丁寧に習得することができるのがメリットです。
おすすめな理由5 多くの仲間と一緒に学ぶことでモチベーションを保ちやすい
プログラミングスクールでは、同期の受講生が多くいるので一緒に学ぶことで独学よりモチベーションを保ちやすいという点もメリットのひとつです。
プログラミングスクール受講者は、未経験からスタートしている人がほとんどです。なので、同じぐらいのレベルの仲間と一緒に学習を進めていくことで、相談し合ったり、ときに励まし合ったり、競争する相手として切磋琢磨することもできるというメリットがあります。
このように、同じぐらいのレベルの人たちと、同じポイントで悩んだ受講生同士で教え合えるということも、プログラミングスクールで学ぶことのメリットと言えます。
20代後半から未経験でエンジニア・プログラマーになるときの注意点
20代後半から未経験でエンジニアやプログラマーになる際にはどのような注意点があるのでしょうか?
ここからは考慮すべき点について解説していきます。
ある程度の年収ダウンは考慮しておこう
いくらITエンジニアが売り手とは言え、ある程度年収が下がってしまうことは避けられません。
他の企業ではゼロからのスタートになってしまうため、これは仕方がないことです。
もちろん、今よりも大きく年収が下がって生活が困窮するような所には転職すべきではありません。
年収が多少は下がりつつも、自分の今後の頑張りによって年収を伸ばしていけるであろう企業を選択できると良いでしょう。
そのあたりに関しても転職エージェントに相談するのがおすすめです。
慣れないうちは残業が多くなることも覚悟しておこう
前職でプログラマーをやっていたとしても、仕事の段取り等は会社によって大きく違うことが多く、最初は戸惑うかもしれません。
仕事に慣れないうちは、残業が多少多くなってしまうことも考慮にいれておきましょう。
IT企業は人手が不足しているため、入社した頃から仕事が多く振られてしまうこともあるかもしれません。
慣れてくれば、残業は徐々に減らしていくことが可能でしょう。
残業が多いのは確かに嫌なことです。
ですが、転職時に年収が少しダウンしてしまうのを残業代で補える、という見方もできます。
ただしもちろん残業代が出ないような会社(裁量労働制を悪用している会社も含む)には転職しない方が良いでしょう。
また残業があまりにも多すぎる会社も避けるべきです。
転職時には会社の評判を良く確認しておきましょう。
※会社の口コミ・評判を調べるならVorkersまたは転職会議がオススメです。
学歴よりも職務経歴やスキルをアピールしよう
転職時には学歴よりも職務経歴やスキルをアピールするようにしましょう。
転職の際は新卒の就職活動のときのように学歴が重視される、という訳ではありません。
むしろ今まで自分が「どんな仕事を行ってきたか」、「仕事によってどんなスキルを身につけたか」の方が大切です。
IT未経験の場合ならスキルをアピールするための、ポートフォリオを用意しておくのが望ましいでしょう。
今まで作成したアプリなどを通じてスキルがあることを証明できると、企業側も安心して雇うことができます。
まとめ: 20代後半の転職はチャンスが沢山!積極的に行動しよう!
dodaが発表した統計データのなかには「転職成功者の平均年齢」というものもあります。
こちらは、転職成功者の平均年齢は「31.7」歳とされています。
20代後半は転職するのに遅いと思っている人が多いようですが、じつはまだ転職がしやすいのです。つまり、キャリア形成の時期である20代後半は、むしろ転職するチャンスでもあるのです!
なかでもIT企業は、転職を機にどんどんキャリアアップしていく人が多い業界です。
しかし、30代になってしまうと、未経験で転職した場合、以前よりも大きく給与が下がってしまう傾向にあります。
また、プログラミングスクールという便利な学習方法があるので、未経験のプログラミング知識でも効率的に学習することが可能です。転職するのであれば20代後半である今が1番のチャンスであるということです。
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