IT業界に入りたいけど、
高校ではIT系の勉強してないし、
未知の世界で未経験だし、
プログラミングできないし、
こんな自分でもIT業界に入れるのかな?
「ダメかもなあ」と思ってしまいますよね。
結論を言うと、全くはそんなことありません。
学歴は関係なく、未経験の人でもIT業界に転職できます。
そんな転職できる理由をこれから説明していきます。
なるほど!と思って頂けたら幸いです。
ITに強い転職エージェント
・ワークポート ※IT業界に強い転職エージェント、転職決定人数No1
・リクルートエージェント ※日本最大級の転職サービス、全国に拠点あり
おすすめのプログラミングスクール
・Tech Academy ※7日間無料で学べる
目次
IT転職にプログラミングスキルは必要か?
「転職するのにプログラミングスキルは必要なのか?」
と疑問に思っている人も多いと思います。
結論から言うと「あった方が良い」です。
「必要です」と答えなかった理由は、プログラミングを必要としない職種もあるからですね。
とはいえ無知の状態で飛び込むと苦労しますし、同僚から冷たい目で見られることもあります。
なので、やはり「あった方が良い」でしょう。
ただし、いきなり独学したりスクールに通うのは色々な面でハードルが高いです。
まずはお金をかけず「あ、プログラミングってこんな感じか」と実感したいはずですよね。
そんな軽くやってみるのにオススメなのが、プログラミングスクールの体験期間(無料)を利用することです。
無料体験はだいたい1日で終わりですが、オンラインスクールのテックアカデミーは7日間も無料でプログラミングが学べます。
7日の間に『基礎学習』と『簡単なアプリ作成』ができます。
「こんな感じか」と実感したい人におすすめですよ。
【テックアカデミー】
- 特徴: 完全オンラインのプログラミングスクール
- 体験申し込みページ: Tech Academy(テックアカデミー)| オンラインのプログラミングスクール
高卒で未経験でもIT業界に転職できる
ここからは、未経験でもIT業界に転職できる理由を説明していきます。
理由1:IT業界は空前の人手不足(需要が高い)
IT業界はとにかく人手が足りていないという状況です。
未経験であれ高卒であれ、一定のスキルがあれば雇いたいというのが実情です。
「ITエンジニアはなかなか採用できない。だからプログラミングスクールなどで基礎スキルを身に付けた人を雇ってしまおう。後は会社側で教育する。」
こんなスタンスの企業も増えてきています。
大手転職サイト「doda」の転職求人倍率レポートによると、2020年4月以降も「IT・通信」分野の有効求人倍率は5倍〜6倍で推移しています。
全体平均は2.11倍という結果が出ていますので、平均値の2.5倍もの求人倍率です。
5件の求人に対して1人の求職者しかいない状況です。
求職者からすると物凄く恵まれた状況です。
IT系に転職するなら今がチャンスと言ってよいでしょう。
理由2: 職種が豊富且つ敷居が低い職種も多い
IT業界は職種が豊富です。
- プログラマー
- システムエンジニア
- インフラエンジニア
- ITコンサルタント
- Webデザイナー
- Webマーケター
- プロジェクトマネージャ
パッと思いつくだけでこんなにも沢山の職業があります。
IT系の職種について詳しく知りたい人は以下の記事を参照ください。
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あなたにぴったりの仕事が見つかる!IT系職種を一挙紹介!
目次1 IT系の職種一覧を一挙公開【平均年収も掲載】2 就職・転職を考えている人は職種と会社を慎重に選ぼう3 エンジニア系4 営業・コンサルタント系5 マネジメント系6 開発・研究系7 IT系職種につ …
『まずはIT業界に転職したい人』『プログラミングはあとあと学びたい人』が狙える職種もあります。
3つほど例をあげてみますね。
- IT営業
- テクニカルサポート
- ヘルプデスク
この3つはプログラミングなどの専門的なスキルはほぼ必要ない職種です。
こんな職種が他にも沢山あります。
ITと聞くと難しく考えがちですが実はそんなことはありません。
最初は簡単な職種から始めて業界経験を積む。いったん業界に入ってしまってステップアップしていくという手段もあります。
エンジニアになりたい場合はスクールに通うなどの投資が必要です。
逆にテクニカルサポート系なら今すぐにでもIT業界で働くチャンスがあるでしょう。
「まずはIT業界に入りたい」ならテクニカルサポート系、営業系の職種を狙ってみましょう。
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理由3: スキルを身につけるための学習環境が整ってきた
15年前にプログラミングスキルを身につけるとしたら、入社後に教わるか独学で学ぶしかありませんでした。
9割が挫折していたとも言われています。学ぼうとしても簡単にはいかなかったんですね。
しかし、現在ではマンツーマンで教えてくれるプログラミングスクールや、1人でも学びやすい動画サイトなどが多数存在します。
プログラミングスクールに通ってエンジニア転職できたなど、未経験からIT業界に入った事例がたくさんあります。
ITスキルを身につけるための環境が整っているため、未経験でもIT業界に入りやすくなりました。
特に、IT業界は学歴でなく実力で評価してくれる会社が多いです。
時間とお金に余裕がある人は、勉強してエンジニア転職するのも一つの手です。
高卒で未経験からIT業界に転職するには転職エージェント利用がおすすめ
高卒未経験でもIT業界に転職は可能ということを説明しました。
しかしそうは言っても「転職活動がちゃんとできるか不安……」という方もいると思います。
面接でちゃんと応えられるかな、とか。履歴書を正しく書けるかな、とか。色々不安なこともありますよね
そこでおすすめしたいのが、転職エージェントを活用すること!
転職エージェントでは、あなたの転職活動を担当者がサポートしてくれます。
担当者の指示にしたがって転職活動すれば、採用率がアップ。
しかも転職エージェントでは、面接練習や履歴書添削まて行ってくれます。
特におすすめのエージェントは以下の2つ。この2つはIT業界に強く、かつ未経験者向けの求人が豊富です。
- ワークポート
- リクルートエージェント
また、以下の記事では、他にもおすすめの転職エージェントを紹介しています。エージェントについてもっと知りたいという方はどうぞ。
ワークポート
転職決定人数No1の転職コンシェルジュ | WORKPORT
- 求人数: 30,000件以上
- 公式サイト: 転職決定人数No1の転職コンシェルジュ | WORKPORT
ワークポートはIT・web業界を中心としたエージェントで、中でも未経験の人におすすめできるものです。
ワークポートは数多くのIT企業とのつながりを持っているため、求人数が豊富にあります。
その中には、未経験向けの求人もたくさんあるので、未経験の人でも転職することがきっとできますよ!
また、ワークポートは対応の早さにも定評があります。
会員登録してから、求人を紹介されるまで、本当にスピーディー。
中には、わずか一ヶ月で内定をゲットしたというすごい人もいます。
またワークポートは、面接練習などのサービスも行っています。
「面接やったことなくて不安」な方や「今まで面接自己流でやっていた……」という方は、ぜひワークポートで『面接の基礎』を身につけてみてはいかがでしょうか?
リクルートエージェント
- 求人数: 100,000件以上
- 公式サイト: 転職支援実績No1 | リクルートエージェント
リクルートエージェントは、業界最大手の転職エージェントです。
リクルートエージェントは業界最大手のエージェントなので求人数もトップクラスであり、非公開求人の数は約10万件以上と業界トップクラスです。
さらに、優秀なコンサルタントが在籍し、充実したサポートを受けることもできるため、転職エージェント初心者にもおすすめです
高卒がIT業界に転職するメリット
漠然と「IT業界って何か良さそうだな」と思っている人は多いと思います。
その感覚は正しくて、IT業界に入るメリットはかなり大きいんですね。
ここからは、IT業界に入るメリットを3つほど紹介します。
メリット1: 需要があって専門性があるスキルが身につく
IT業界に入れば専門性の高いスキルを身につけることが可能です。
世の中で需要のあるスキルや経験を積むことができます。
いまやITはライフラインとなっています。他の業界に比べて廃れる心配が少ないというメリットもあります。
覚えたスキルは将来にも活かしやすいため、次に転職する際にも有利に立ち回れるでしょう。
IT業界で習得できるスキルには以下のような例があります。
- プログラミング
- MicroSoft Office製品での事務スキル
- ある分野の業務スキル
- 最新技術を学び続ける力
IT企業に入社すれば、高卒で未経験でも専門性の高いスキルを習得することが可能です。
いったん入社してある程度の業務経験を積めば、プログラミングなどの専門性が高いスキルも学びやすく、取っ付きやすくなります。
パソコンを1日中使う仕事になりますので、周辺知識やスキルも増えていきます。パソコンでの事務作業スキルも身に付くでしょう。
仕事をする分野での業務スキルも身に付きます。
マーケティングの会社であればマーケティングスキル、会計ソフトの会社であれば会計の業務スキルを得ることができます。
このように、『IT × 業務スキル』でハイスペックな人材になることが可能です。
メリット2: キャリアの選択肢が広がる
ここでIT以外の業界の人が異業種に転職することを考えてみましょう。
想像するだけで物凄くハードルが高いのが思い浮かびますよね。異業種で通用するスキルが磨かれないから当然ですよね。
しかし、IT業界でITスキルを磨いた人ならチャンスや可能性が広がります。
ITは業界の垣根を超えて、全ての業種で必須な分野になりつつあるからですね。
自動車メーカーでも必要ですし、運送業界でも必要です。
そう言った意味では、IT業界でITスキルを身に付けると、そのあと転職できる業界も増えることになります。
入社した会社でスキルを磨いてフリーランスになることも可能です。
需要の高いスキルですので、食いっぱぐれる心配も少ないです。
「フリーランス」や「起業」も他業種に比べて敷居が低くなります。
高卒で未経験でもキャリアの選択肢が増え、成功する可能性が高くなる業界と言えるでしょう。
メリット3: 平均年収が高め
dodaの業種別平均年収データによると、平均年収が最も高い業種は「IT/通信」と「総合商社」でした。
参考: doda平均年収ランキング
どちらも平均年収が461万円で同列1位という結果となっています。
『大卒エリートが就職する総合商社と同じ』というのはすごいことです。
偏差値の高い大学に行き、就職活動で成功を勝ち取った人たちと同じ年収になる可能性があるということですよね。
IT業界は可能性と夢があり過ぎる業界と言ってよいと思っています。
ITは高卒で未経験でも転職できる業種にもかかわらず商社と並ぶ平均年収です。高収入を狙うのなら積極的に転職したい業界と言えるのではないでしょうか。
高卒で未経験の人がIT業界に転職する方法
ここでは、実際に高卒者がIT業界に転職するために取るべき手段について紹介いたします。
高卒で人脈もなく、未経験からIT業界へ転職するためには以下の4つの方法が考えられます。
今のスキルでとにかく応募してみる
プログラミングは出来ないけど、まずはIT業界に転職してしまいたい人にオススメの方法です。
上で紹介したように、ヘルプデスクやテクニカルサポート、営業職ならスキルが低くてもOKです。
やる気とか素養が重視されます。
あと、コミュニケーション能力ですね。
このあたりの職業を狙ってIT業界に入るのが最もハードルが低いと思います。
ただし、入った後はスキルアップの勉強は怠らないでくださいね。
オススメの転職エージェント
【ワークポート】
- 求人数: 30,000件以上
- 公式サイト: 転職決定人数No1の転職コンシェルジュ | WORKPORT
【リクルートエージェント】
- 求人数: 100,000件以上
- 公式サイト: 転職支援実績No1 | リクルートエージェント
SIer企業に応募する
企業向けのシステム構築を事業とする会社です。
複数名のチームを組んでプロジェクトに参画しますので、最初から一人で仕事を任されることはありません。
資料作り > プログラミング > 上流工程(要件定義)
のような順番でキャリアを積むことも可能です。
プログラミング研修が用意されている企業が多いのも特徴です。入社できれば無料でプログラミングを学ぶことができます。
IT系スキルの独学+実績を作る
プログラミングスキルなどを独学で覚えて実績を作る方法です。
独学でのスキル習得は難易度が高いですが、実績づくり自体は難しくありません。
クラウドソーシングと呼ばれるような、個人でも仕事が受けられる仕組みが近年では整っています。
プログラムを学んでからクラウドソーシングや個人から仕事を受注して実績を作り、その経歴を見せればIT企業に転職しやすくなるでしょう。
趣味でアプリケーションやウェブサイトを作成するだけでも実績となりえますので挑戦してみても良いでしょう。
プログラミングスクールに通う
2020年から小学校でプログラミング教育が必修化する流れもあり、プログラミング教育に火がついてきました。
子供向けのプログラミングスクールは「まだまだこれから」という印象ですが、社会人や大学生向けのスクールはかなり成熟してきています。
中には転職保証のプログラミングスクールもあり、学習と転職がセットになっているスクールもあります。
そのようなサービスを利用してIT業界に入ることも可能です。
プログラミングスクールは決して安い料金ではありません。ただ、その分リターンも大きいです。
時間とお金に余裕がある人はぜひ活用を検討してみてください。
アルバイトや派遣で力を付ける
高卒のIT業界未経験者が正社員としていきなりIT企業に転職するのは大変だと思うかもしれません。
自信がない人は、アルバイトや派遣からIT業界に入ってみるのも良いでしょう。
企業側としても、正社員だと解雇するのが難しいため採用基準が厳しくなりますが、アルバイトであれば気軽に採用しやすいです。
まずは非正規社員として入社して経験を積んでから、社員登用を目指したり他社への転職を考えるという方法があります。
高卒で未経験の人が転職しづらいIT企業
いくらIT業界が人手不足といっても、高卒の未経験では転職が難しい企業も存在します。
企業を探す際には以下のような条件を回避することで、効率的に転職活動ができるでしょう。
上場しているIT企業
上場しているような大手IT企業では学歴を重視する傾向があります。
なぜなら、即戦力や大卒者の応募が多いので、わざわざ高卒の未経験者を取るメリットが無いためです。
募集条件に「高卒以上」と書かれていたとしても、社内では大卒を重視するという場合もありえるでしょう。
上場するような大手IT企業でも採用される可能性がないわけではありませんが、転職活動の効率は悪くなるでしょう。
特別な事情がないかぎり、高卒の未経験で上場している大手IT企業にいきなり応募するのはおすすめしません。
即戦力を求めるベンチャー企業
即戦力を募集している求人に未経験で応募するのはやめましょう。
採用される可能性はほとんどありません。
また、小規模なベンチャー企業では未経験者を育てている余裕がないこともあります。
即戦力を重視している会社に未経験で応募するのなら、面接で落ちる覚悟で挑みましょう。
求人情報の文面を見れば即戦力を希望しているかどうかがわかる場合があります。
ITエンジニアの働き方・仕事内容
未経験の場合、IT業界にどのような職種があるのか、どんな仕事をしているのかを知る機会は少ないでしょう。
ここでは、IT業界の職種や仕事内容について紹介いたします。
自社サービス開発
自社のWebサービスやスマートフォン用アプリなどを開発する職種です。
自社サービス開発をするITエンジニアは、高度なプログラミングスキルと一人でやりきる能力が必要です。
未経験でいきなりエンジニア転職するのは難しい分野です。もしそれでも自社サービスを展開する会社に入社したいときはテクニカルサポートやヘルプデスクを狙うのをオススメします。
Webサイト制作・受託開発
他社のホームページやECサイトなどを開発する職種です。
Webサイトに集客するようにSEO対策を行ったり、ユーザーが使いやすいように改善する仕事もあります。
ただ、Webサイト制作はクラウドワークスやランサーズなどを利用して低単価で発注できるようになりました。
『作るだけ』の会社だと値引き合戦に巻き込まれます。
『Webサイトを使ったマーケティングに強い会社』など、制作のほかに価値提供できる会社を選びましょう。
客先常駐SE
自社ではなくクライアントの会社などに常駐することでシステム開発やインフラ業務の改善などをおこないます。
人材派遣に近い形式と言えるでしょう。
先ほど紹介したSIerは、大抵の場合『客先常駐SE』にあたります。
ちゃんと研修が受けられる等のメリットもありますが、長居するのは危険な業界です。
ステップアップしてもう一度転職することを視野に入れておきましょう。
ヘルプデスク
お客様や自社の社員から製品・サービス・ソフトウェアの使い方に関する問い合わせを受ける職種です。
社外向けのヘルプデスクを「ユーザーサポート」、社内向けを「社内ヘルプデスク」と呼びます。
エンジニアではないため専門的スキルを必要としません。
未経験でも転職しやすい職種です。
テクニカルサポート
ヘルプデスクよりも専門性が高い職種です。
「パソコンの使い方を教える」というレベルではなく、ソフトウェアやハードウェアの故障やトラブル、技術的な問い合わせに対応します。
ヘルプデスク同様にエンジニアではありませんので、転職しやすい職業です。
未経験でIT業界に入るための足がかりになる職種と言ってよいでしょう。
問い合わせの内容によっては遠隔操作によって直接対処をすることもあるため、ヘルプデスクより高度な知識が求められます。
まとめ
高卒で未経験の人がIT業界に入る方法を解説しました。
結論としては以下の2択になると思います。
- まずはIT業界に入ってそこからスキルを磨く
- プログラミングスクールを利用する
「どちらがいいの?」という話になりそうですが、これはご自身の現在の状況によると思います。
時間とお金に余裕がある人はプログラミングスクールに通ってエンジニア転職するという選択肢があります。
逆に仕事をしなきゃいけない状況の人は転職を優先するべきです。
ご自身の状況に合わせて選択しましょう。
この記事で紹介した転職サービス
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ワークポート | 転職決定人数No1。IT業界に強い。 |
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