世の中ではDXの普及やIT化が進み、プログラミング人材の需要は確実に増えています。
「社内にプログラミングのわかる人材がほしい(文系社員のリスキリングに取り組みたい)」
「IT系の会社だが、新人教育に手が回らない。未経験者はスクールに通わせたい」
など、法人向けスクールの利用を検討中の会社も多いのではないでしょうか。
しかし、オンラインか通学か、またはカリキュラムをオーダーメイドできるかなど、プログラミングスクールによってもさまざまな違いがあります。
この記事では、プログラミングスクールの授業形式や、選び方を解説していきます。
自社のスクール選びで迷っている企業担当者は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
法人に対応しているプログラミングスクール一覧
企業サイト↓ | 特徴 |
Schoo(スクー) | ・1,800社のオンライン研修実績あり ・オンラインならココ!! ・詳細ページ → Schoo法人向けサービスとは?講座内容を詳細解説! |
TECH CAMP | ・人気のプログラミングスクール ・オンライン・通学どちらもOK |
CodeCamp | ・オンライン完結のプログラミングスクール ・上場企業フューチャーのグループ企業 |
TechAcademy | ・オンライン完結のプログラミングスクール ・週2回専属メンターとの個別レッスンあり |
侍エンジニア塾 | ・オンライン完結のプログラミングスクール ・カリキュラムのオーダーメイドが可能 |
KENスクール | ・ビジネス研修、IT・プログラミング研修あり |
INTERNET ACADEMY | ・ITに特化した研修を提供 ・IT基礎研修、インフラ研修、プログラミング研修あり |
メリット・デメリット
プログラミングスクールには、ざっくり分けて【オンライン】【オフライン】の2種類があり、どちらも通学型や講師派遣、個別指導など、さまざまな形式で受講することができます。
まずは【オンライン】【オフライン】のどちらがよいか迷っているご担当者に向けて、この2つのメリットとデメリットを説明します。
オンライン型の特徴とメリット・デメリット
オンライン型で講義をしているスクールの特徴を説明します。
オンライン型にはおもに、
・オンデマンド方式…録画されたコンテンツをパソコン等で視聴する
・ライブ配信方式…リアルタイムで行われている授業を、パソコン等で視聴する
の2形式があります。
どちらも場所に縛られずに学べるのがポイントで、支社支店に勤めていて、教室まで来られない社員も受講できるのがメリットです。オンデマンド方式であれば、各自のスケジュールに合わせて受講することも可能です。
時間や場所を選ばず受講できるので、社員の負担を軽減できる一方、学習がなかなか進まない社員が出てしまうリスクはあります。
いかに管理するか、会議などで検討したほうがよいでしょう。
オフライン(通学・社内研修)型の特徴とメリット・デメリット
通学型で講義をしているスクールの特徴を説明します。
通学型にはおもに
・通学…教室などで講義を受ける形式
・社内研修…講師を招き、社内で研修という形をとって行う
この2つがあります。
メリットとしては、生徒同士や講師が対面しているので、モチベーションが維持しやすいことが挙げられます。ほかの生徒の質問を聞いたり、ディスカッションしたりすることで、学びを深められるのもよい点でしょう。
また、スケジュールが決まっているので、労務管理や進捗管理がしやすいことが挙げられます。
一方、時間や場所の自由はオンライン型より小さくなるので、受講中の社員には支障がないよう業務を調整するなど、一定の配慮をすることになります。
【オンライン・通学・社内研修】プログラミングスクールの形式を解説!
法人向けプログラミングスクールには、オンライン/オフラインのほかに、個別指導、集団指導、講師派遣などのさまざまな授業形式があります。
ここでは、授業の形式別に、どのような特徴があるかを解説します。
【オンライン】個別指導型スクールの特徴
オンラインで行われる個別指導型スクールは、「生徒が、スクールに支給された教材をもとに自習し、わからないことは講師に質問する」という形で講義が進みます。質問の回答は、通話やチャットなどで、翌日くらいまでには受け取れます。
メリットとしては、社員が時間・場所を柔軟に選んで学べることがありますが、会社側にとっては社員の学習進捗管理が最もしづらい形式なので、やり方を決めておくことが大切です。
【オンライン】集団授業タイプの特徴
オンラインの集団授業は、「パソコンなどで、ライブで行われている講義を視聴する」というタイプの授業になります。
週に1回程度のことが多く、その他の時間はWebテキストを読みながら自習します。
ほとんどのスクールでは、授業を録画してオンデマンドでの視聴も可能にしているので、あとからわからなかったところを聞きなおして質問できたり、欠席した人があとで見直すことも可能です。
落ちこぼれる人が出にくく、会社側にも進捗把握がしやすいことがメリットです。
【通学】個別指導タイプの特徴
通学型の個別指導スクールは、教室が開いている時間に出向き、講師に質問しながら自分で学習を進めるスタイルになります。
・自分で教材を進めていく
・分からないことがあれば講師に直接質問できる
という2つを繰り返してスキルアップしていきます。早く進みたい、ゆっくり学びたいなど、個人のペースを優先できるのもポイントです。
他の生徒もいるところで学習するので、モチベーションが維持しやすいことが特徴です。労務管理も比較的容易ですが、社員は通学することになるので、教室の立地に留意する必要があります。
【通学】集団授業タイプの特徴
集団授業型は、いわゆる「学校」と同じ形式です。受講者がひとつの教室に集まり、講師の話を聞きながらプログラミング演習を行います。
学校と同じような環境で学ぶ利点は、複数人で演習ができることです。同期や他社の社員の方とコミュニケーションを取りながら、一つの課題を解決していくプログラムが実施できるので、実際のプロジェクトに近い雰囲気で演習が行えます。
単にプログラミングを学ぶだけではなく、集団での課題解決を習得できる点がメリットです。一方、時間・場所とも固定されているので、サラリーマンであれば、通学の負担はそれなりにあるといえます。
【社内研修】講師派遣タイプの特徴
講師派遣タイプのスクールでは、プログラミングの講師が会社に訪問して、社内研修という形で講義を行います。
社内研修なので、派遣元オリジナルのカリキュラムで講義することもあれば、要望を出してカリキュラムを1から組むこともできます。
多くのスクールで、さまざまな難易度や期間に合わせてコースを用意しているので、中から選んで実施するのが最も簡単です。
【おすすめ7選】法人研修サービスがあるプログラミングスクール
【オンライン】Schoo
オンライン研修サービスを提供しているSchoo(スクー)。5,800本の授業を定額で受けることができます。
授業の講師はYahooや日本マイクロソフトなど業界の最前線で働いているプログラマー。プログラミングは経験豊富な現役プロに直接教えてもらうことができます。
いつでも見られる動画ライブラリーのほか、生放送のライブ授業もあります。動画とライブ授業を組み合わせることで、自社の求めるオンライン研修の内容に寄せることも可能です
カスタマイズ相談は無料なので、まずは相談してみましょう。
>> Schoo法人向けサービスの詳細はコチラ | 公式サイトへ
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【ITスキル充実の法人研修】Schoo法人向けサービスとは?講座内容を詳細解説!
【オンライン・通学】TECH CAMP
テックキャンプ法人研修サービスは、「テクノロジー人材を育てる」を合言葉にしているプログラミングスクールです。
初心者が段階を踏んで学べる、オリジナルのオンライン教材を用意しています。現場で活躍した経験のあるプロが質問に回答するので、誤った情報を伝えることもありません。
テックキャンプ法人研修サービスでは、教室学習とオンライン学習のコースを用意しています。実績も豊富で、法人向けに利用しやすいプログラミングスクールと言えます。
【オンライン】CodeCamp
CodeCampでは、内定者向け研修・新卒社員向け研修・既存社員向け研修・福利厚生の一環など、企業が研修を行いたいタイミングで研修を実施でき、ニーズのある研修テーマを提供しています。
CodeCampは完全オンラインでレッスンを行っており、地方の支社支店にいて教室に集まることができない社員でも、研修を受けられます。
エンジニア社員のスキルアップや非エンジニア社員の教養・リスキリングなど、幅広いプログラミング研修が受けられるでしょう。
【オンライン】TechAcademy
https://techacademy.jp/cms/trial
TechAcademyは、受講者が能動的にプログラミング研修を受けられるように注力している企業です。
受講生一人一人に専任メンターが付き、研修の最後までサポートしてくれます。
週2回のマンツーマンメンタリング・毎日15時〜23時までのチャットサポート・回数無制限の課題レビューなど、学習のモチベーションを保てるよう、アシストしてくれると評判です。
【オンライン】侍エンジニア塾
完全オーダーメイドの個別指導型プログラミングスクールです。
マンツーマンでなので、一人ひとりが自分のペースで学習を進めることができ、質問はチャットでいつでも可能です。
さまざまなコースが用意されていますが、「サーバーサイド技術だけ学習させたい」「HTML・CSSだけ学習させたい」など、部分的な技術習得が目的の企業とは、特に相性がいいかもしれません。
内定者・新入社員向けや、既存社員向けなど、対象別コースもあり、現役エンジニアが講師・メンターになって学習をサポートしてくれます。
【オンライン・通学】KENスクール
https://education.kenschool.jp/
汎用的なIT教育から特定のプログラミング言語に特化した研修など、様々なIT研修サービスを提供しています。
IT基礎・組み込み系・プログラミングのIT系だけでなく、ヒューマンスキル・キャリア・マネジメントなどビジネス講習も同時に受けられるます。
基本基礎〜高度な技術の習得などさまざまな要望に応える講座があり、企業の研修期間として十分な学習が提供されています。
新入社員・中途採用社員・スキルアップ・リーダー/マネージャー研修などの立場ごとの研修もあり、豊富なメニューが揃っているので、一度Webページで確認するとよいでしょう。
【オンライン・通学・講師派遣】インターネットアカデミー
https://www.internetacademy.co.jp/
インターネットアカデミーはIT分野全般の研修サービスを提供するプログラミングスクールです。
特に新人研修では、最短期間でIT・Webの基本知識を学習し、プログラミングやデータベース、ネットワークの実践演習を通して、しっかり知識を定着させてくれるのでおすすめです。
開発業務などを行っているものの経験が浅かったり、実力がまだ備わっていないといった社員のスキルアップ・戦力化にも取り入れられそうです。
研修スタイルはオンライン、通学のどちらも対応しています。企業向け研修機関として、実績あるプログラミングスクールです。
法人向けに研修を行うプログラミングスクールの選び方
IT人材が不足していることもあり、ITエンジニア育成スクールも増えています。
検索してみるとたくさん見つかるので、どこにするべきか悩んでいる企業も多いでしょう。
ここでは、法人研修を行っているプログラミングスクールの選び方・絞り込みかたを解説します。
自社内で研修目的を明確にする
最初に研修を実施する目的を明確にしましょう。
どの分野のスキルを身につけさせるのか、どのプログラミング言語を扱うエンジニアを育てたいのかなど、希望を明確にする必要があります。
プログラミングの基本的な知識や記述方法やテストなど、スキルがどの分野で役に立つスキルがほしいのか、細かく考えておくことも必要です。
資料請求or問い合わせをする
プログラミングスクールをピックアップしたら、資料請求をしましょう。
資料を見て、だいたい目的通りのサービスを受講できそうだと思ったら、連絡をとって打ち合わせをしてみましょう。本当に自社の目的と合っているか、要望が叶えられそうかをここで確認します。
また、社内の手続きで必ず見積りが必要になるので、見積書も早めにもらうようにしましょう。
>> まずはSchoo法人研修の資料請求 | 公式サイトはコチラ
個人向けサービスの評判をSNS等で確認しておく
スクールの評判をTwitterなどのSNSで検索してみましょう。
SNSの情報は、一概に正しいとは言い切れませんが、あまりにも悪い評判が多い場合は、授業や接客に問題があるケースも見受けられます。
もし、個人の書き込みしかなかったとしても、スクールの全体的な雰囲気や講師の教え方、カリキュラムの進め方などは共通している部分もあるので、法人向けであっても、実は参考になるのです。
時間があれば体験会に参加してみる
資料で見た内容と、実際の授業では、かなり受ける印象が違う場合もあります。
例えば、高いなと思っていたスクールが、「値段のわりに手厚いサービスを受けられるスクールだった」とわかることもあります。スクールを選んでいる段階では、とりあえず体験してみることで、要望が明確になったり、早く決められたりというメリットがあります。
できれば、パンフレットだけでなく、体験会にも足を運んでみましょう。
【おすすめ7選】この記事で紹介したスクール一覧
公式サイト↓ | 特徴 |
Schoo(スクー) | ・1,800社のオンライン研修実績あり ・オンラインならココ!! |
TECH CAMP | ・人気のプログラミングスクール ・オンライン・通学どちらもOK |
CodeCamp | ・オンライン完結のプログラミングスクール ・上場企業フューチャーのグループ企業 |
TechAcademy | ・オンライン完結のプログラミングスクール ・週2回専属メンターとの個別レッスンあり |
侍エンジニア塾 | ・オンライン完結のプログラミングスクール ・カリキュラムのオーダーメイドが可能 |
KENスクール | ・ビジネス研修、IT・プログラミング研修あり |
INTERNET ACADEMY | ・ITに特化した研修を提供 ・IT基礎研修、インフラ研修、プログラミング研修あり |