目次
- 1 【結論から】IT未経験の30代でも転職は可能です
- 2 未経験でIT業界に転職できるのは何歳までが限界なのか
- 3 未経験からIT業界への転職に向いている30代の特徴
- 4 前職の経験を活かしたIT業界未経験者の転職
- 5 30代の未経験者が職種(職業)も変えてIT業界への転職に成功するには
- 6 30代のIT未経験が自社開発の企業に転職できる?
- 7 未経験からITエンジニアに転職した人の事例
- 8 未経験から30代でIT転職する時の職務経歴書・面接対策
- 9 未経験でIT転職したい30代女性に失敗しない為のアドバイス
- 10 IT未経験の30代がエンジニア転職したいならプログラミングスクールを活用する
- 11 IT業界に転職したい未経験30代が活用しやすいプログラミングスクール
- 12 IT業界に転職したい未経験の30代が取得したら役に立つIT資格
- 13 30代でIT業界に未経験で転職するときは沢山の求人情報を持つエージェントを選択しよう
- 14 30代で未経験からITエンジニアを目指すなら派遣もあり?
- 15 本記事で紹介したサイト
【結論から】IT未経験の30代でも転職は可能です
30代でIT業界未経験でも転職は可能です。転職を考える際には、自分のスキルや経験を活かせるポジションを探し、新しいスキルを習得することが重要です。
IT企業は、新しいスキルを習得した人材を求めており、転職活動を通じて新しいスキルを習得することができます。この際にプログラミングスクールなどでプログラミングを学ぶことで、プログラマーのポジションに転職することができます。
ビジネススクールなどでマネジメントやコンサルティングに関するスキルを学ぶことで、マネージャーやコンサルタントなどのポジションに転職することも可能です。転職を考える際には、自分自身のスキルや経験を振り返り、どのようなポジションに適しているかを考えることが重要です。
新しいスキルを積極的に習得し、自分自身をアピールしていきましょう。
転職を考える際には、自分自身のスキルや経験を振り返り、どのようなポジションに適しているかを考えることが重要です。また、新しいスキルを習得し、自分自身をアピールすることも大切です。
転職・求人のdodaでは、転職サイトとして優れている点が多くあり、求人数も218500件と常にTOPのシェアを持っています。dodaの特徴は以下の3点です。
1.幅広い求人情報: 30代の方にも幅広い業界、職種、地域の求人情報があります。
2.転職のサポート: カウンセリングサービスや履歴書・職務経歴書の書き方など転職に関するサポートがあります。
3.プライバシー保護: 個人情報を守り、履歴書の非公開指定もできます。
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理由1: IT業界は空前の人材不足・・・30代でも需要は有り!!
転職サービスdodaが2022年9月に公開した有効求人倍率を調査したところ、下記の表の結果が出ています。
IT・通信 |
5.97倍 |
メディア |
4.39倍 |
金融 |
1.59倍 |
メディカル |
1.32倍 |
メーカー |
2.45倍 |
商社 |
1.32倍 |
小売・流通 |
0.43倍 |
レジャー・外食 |
0.50倍 |
上記の内容からわかる事は、IT業界は、近年人材不足が深刻化しており、特に新しい技術に対応したスキルを持った人材が不足しています。これは、IT業界が急速に進化し、技術が日々変化しているためです。
そのため、IT業界には30代の方にとってもチャンスがあると考える事ができIT業界に入りたいと考えている方は、スキルアップを通じて転職を検討することができます。
理由2: ITスキルを習得するためのハードルが下がっている
2020年4月から小学校でプログラミング教育が必修化しました。
もはやITスキルは国民の一般教養になりつつありますね。
そんな背景もあってプログラミングスクールなどの教育サービスが現在は充実してきているんです。
無料でITスキルが学べるWebサイトも増えてきました。Youtubeでもプログラミング学習の動画があったりします。
ひと昔前は、自分のパソコンに学習環境をインストールするところで挫折する人が多かったんです。それが今では、インターネットとパソコンがあれば学習できてしまいます。
教育サービスの充実で効率よくスキル習得できるようになりました。
一定のスキルがあれば、未経験30代でも転職できる業界です。
スキルが身に付けやすくなり、IT業界への転職のハードルも下がりました。
理由3:エンジニアとプログラマーは異なる
システムエンジニアとプログラマーという職種は、素人が頭で想像すると同じ職業に感じますが実際は全く異なりIT業界において重要な役割を担う職種のひとつですが、それぞれの立場や役割が大きく異なります。
◆エンジニアは、システム全体の設計や構築を行う職種です。システムの要件定義から設計、実装、テスト、運用までの一連のプロセスを統括し、技術的な責任を担います。
◆プログラマーは、エンジニアが設計したシステムを実装する職種です。プログラミング言語を使用して、コードを書き、システムを構築します。
エンジニアは、システム全体を見渡し、ビジネスニーズに応えるためのアーキテクチャや技術の選定を行う一方、プログラマーは、それらの具体的な実装です。
また、エンジニアは、技術的なアドバイスや改善提案を行うことが求められますが、プログラマーは、要求された機能を実装することが求められます。それぞれの職種には独自のスキルや知識が必要ですが、IT業界においては、エンジニアとプログラマーが協力して、システムを開発していくことが一般的です。
理由4: 未経験でも転職できる職種が多い
IT業界はプログラマーやエンジニアだけでなく、様々な仕事があります。例えば、プロジェクトマネージャー、システムアナリスト、セキュリティエンジニア、デザイナーなどがあります。
これらの仕事は、技術的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力や経営に関する知識も重要です。
また、IT業界は非常に変化の激しい業界であり、新しい技術やサービスが頻繁に登場するため、学習意欲の高い人材が求められます。
IT業界で働くには、技術スキルだけでなく、多様なスキルを備えた人材が求められます。そのため、IT業界で活躍するには様々な背景を持った人が必要です。
IT業界に強い転職エージェント
- ワークポート: 求人数が豊富、未経験OK
- リクルートエージェント: 業界最大手、IT求人が豊富
ワークポートの方は未経験OKですので、念のため2社とも登録しておくと便利です。
未経験でIT業界に転職できるのは何歳までが限界なのか
ここでは年齢層に分けてIT業界への転職について現実的なラインを解説していきます。
キャリアチェンジは30代前半が1つの節目
キャリアチェンジする場合(職種を変える場合)は経験値ゼロからのスタートになります。
新卒でプログラマーになった20代前半と同じスタートラインということになりますね。
スタートは早い方が有利です。キャリアチェンジする場合は、20代からバリバリやってきた同世代と比べて遅れを取っていることになります。
この遅れを許容できるのが30代前半までではないでしょうか。
30代後半になると、ご自身も年相応の給料が欲しいはずです。企業から求められる役割も、プレイヤーよりもマネジメントの役割を求められるはずです。
企業との期待値ギャップも年齢を重ねる毎に大きくなってきます。
努力次第では未経験40代でもエンジニア転職が可能
とはいえIT業界は深刻な人手不足です。
とにかく人を欲している状況なんですね。そんな状況ですので、中にはプログラミングスクールに通ってエンジニア転職した40代の人もいました。
42歳でエンジニアに転職できた理由・方法を聞いてみた | ポテパン
40代未経験でもエンジニア転職できる環境があります。この事実は、エンジニア転職したい未経験30代の励みになるのではないでしょうか。
未経験からIT業界への転職に向いている30代の特徴
30代の未経験者がIT業界に転職に向いている人は、いくつかの特徴があります。
まずは、キャリアアップを目指すという意欲が高いことが特徴です。これは、30代はまだ若いということもあり、キャリアアップを望むという意識が強いということもあります。
次に、経験のない分野でのキャリアチェンジを検討するという冒険心も特徴です。新しいことに挑戦するという姿勢は、IT業界でも高く評価されます。
30代で転職する人は、学習意欲が高いということが特徴です。IT業界は非常に変化の激しい業界であり、常に新しい技術やサービスが登場するため、学習意欲の高い人材が求められます。
30代の未経験者がIT業界に転職する際には、これらの特徴を活かすことができるのが特徴です。
給料・年収の面で妥協できる人
未経験からの転職ですので、給料は下がることを覚悟しておきましょう(現職が薄給すぎたら結果的に上がるかもしれませんが)。
例外として、IT業界は未経験だけど同職種に転職する場合は据え置きか上がる可能性があります。
例: メーカー営業職からIT営業職へ転職、戦略コンサルティング企業からIT企業の経営戦略部へ転職 など
IT関連の技術が好きな人
技術に興味が無い人は、少なくともITエンジニアやプログラマーには向いてません。
プログラミングをしてみて「楽しい」「もっと覚えたい」と向上心が持てた人は第一段階クリアです。
ワークライフバランスを変に気にする人も向いていません。仕事が進捗しないときは土日を使って勉強(調べ物)をすることがあります。不具合対応で徹夜に近い残業をすることもあります。
未経験ですので他の人より仕事が遅くなることが多いでしょう。技術力を向上させて効率よく仕事がこなせるようになるまで努力できる人はIT業界に向いています。
変にプライドが高くない人
30代になると自分なりの仕事の仕方、自分なりのルールが確立されてきます。
現在お勤めの会社のルールが当たり前だと感じています。仕事に対して自信も付いてくる年齢です。
未経験からIT企業に転職するときは、いったん「自分のルール」や「お勤めの会社のルール」は横に置いておいた方が良いでしょう。
なぜなら転職先では通用しない可能性があるからですね。
「前の会社はこうだった」「自分はこういうやり方で仕事を進めてきた」と思ったり、反発するのは控えましょう。
まずは素直に転職先の企業文化、やり方に溶け込んでみることが大事です。
前職の経験を活かしたIT業界未経験者の転職
未経験でも転職できる職種が多いの見出しでも紹介した通りIT業界と一括りにしてもその中に様々な職種があります。IT業界に興味があり、新しいキャリアパスを歩みたいと考えている方は、前職が関係なくIT業界への転職を検討することができます。
IT業界は多種多様な業種からの人材を受け入れており、トレーニング制度は、必要なスキルや知識を習得することができるので大切です。
一例を出すと、マーケティングや営業などのビジネススキルを持つ方は、ビジネスアナリストやプロジェクトマネージャーとして活躍することができます。
また、デザインなどのクリエイティブスキルを持つ方は、UI/UXデザインやプロダクトデザインなどの分野で活躍することができます。適切なスキルセットを身に付けて、前職の経験を活かすことで、IT業界への転職を成功させましょう。
プログラミングができなくても問題ない職種はある
IT業界は、職種やスキルに応じて高い需要があることもあれば、敷居が低い職種もあります。IT業界に転職を考える人は、自分のスキルや興味に合った職種を選ぶことが大切です。
また、未経験者でもトレーニング制度やオンジョブトレーニングなどがあり、スキルアップすることができます。これらの要素を把握して、自分に合ったIT業界の職種を選択することで、敷居の低い転職先を見つけることができます。
敷居が高い低いで選択するのでなく、自分にあった選択が必要です。
自分の前職は営業だから、IT業界に転職した時は似た職種にすれば敷居は低くなりますし、逆に営業→プログラマーにすれば、営業→営業よりかは難易度は上がるといえます。
最終的な話は、自分が何をしたいか今後どのようなキャリアアップをしたいかが重要になると考えます。
リソースの管理などチームマネジメント力は重宝される
IT業界では、チームマネジメント力やリソース管理が重要なスキルとされています。これらのスキルはプロジェクトのスムーズな進行や、関係者とのコミュニケーションをとる上で必要です。
また、IT業界は進化が早いため、常に新しい技術やツールに対応することも求められます。これらを統合的に管理するためのマネジメント力が要求されます。
IT業界に興味があり、リソース管理やチームマネジメントなどのスキルを持っている方は、この分野での活躍の場を見いだすことができるかもしれません。
プロジェクトを成功させるために、技術的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力や協調性も求められます。また、多様なメンバーを持つチームでの仕事が多いため、チームワーク能力も大切である事がいえます。
前職の知識を活かせる案件に入ることを前提とした転職
前職で得た知識を転職にいかすことを前提に転職するのが、一番強みを発揮できるのではないでしょうか。
仮に営業をしていた人は営業スキルを活かして、新しい技術やソフトウェアなどの販売業務やマーケティング業務を担当することもあります。
案件に入った後の話をすれば営業の背景を持っている場合、コミュニケーションやリレーションシップビルディングなどのスキルがあります。
これらのスキルはIT業界でも大切です。
スキルを活かしてビジネスの課題に対し、解決策を提供できます。
また、前職の知識を活用することで、新しい技術やアプローチを学習することも容易になるでしょう。
30代の未経験者が職種(職業)も変えてIT業界への転職に成功するには
今度は、職種も変えてIT業界に入りたい人向けです。
主に未経験からITエンジニアになりたい人向けの内容です。
30代から未経験の職種に転職するには3つのハードルをクリアする
30代から未経験のエンジニア職にチャレンジするのはやっぱりハードルが高いです。
どんなハードルかと言うと
- 企業が30代に期待するハードル
- 経験のハードル
- スキルのハードル
の3つのハードルがあります。
特に、ITエンジニアへの転職は専門的なスキルが必要になりますので尚更ハードルが高いですね。
「企業が30代に期待するハードル」は経歴書と面接次第
30代にもなると、やはり企業からはマネジメントやチームメンバーに指示する力を求められます。
ただ、職種も業界も未経験なので、指示したり管理するのは無理がありますね。
なので、今までの経験がどこでどうやって活かせるか、具体的に伝えられることがポイントになります。
自分の経験がIT業界でも活かせそうなことを、経歴書に書いたり、面接のときに伝えましょう。
もしそれで落ちてしまったら、企業の期待と自分の経験がマッチしなかったんだなと思って次に行きましょう。
「経験のハードル」はどうしようもない(自分で作品を作るのはあり)
上で書いた3つのハードルのうち、「経験のハードル」はどうしようもありません。
ないものは無いです 笑
ここに関しては採用する企業側も理解しているでしょう。素養があるかな?エンジニアとして続けられるかな?といったところを判断基準にします。
とはいえ擬似的にですが経験を作ることはできます。
Webサービスを作ってみたり、ホームページを作ってみたりすることで開発経験を作ることができます。
作ったものをポートフォリオにして面接に挑むと、話しが具体的になって面接官の印象にも残ります。
IT未経験からエンジニア転職するにはスキルのハードルをクリアすることは必須
ITエンジニアはプログラミングをするのが仕事です。それが出来ないと当然ながら仕事ができません。
なので「スキルのハードル」だけはクリア必須ですね。
では、プログラミングスキルはどうやって身に付ければよいでしょうか?これに関しては残念ながらサクッと解決する魔法の杖はありません。
以下の3つの方法のいずれかになります。
- 独学する
- プログラミングスクールに通う
- 研修がある会社に転職する
この中の「独学する」についてはオススメしません。というのも時間がかかるし、途中で挫折するかもしれないからですね。
なので「プログラミングスクールに通う」または「研修がある会社に転職する」のどちらかになります。
プログラミングスクールについては後ほど説明します。
研修がある会社については、やはり転職サイトを見ていても分からないと思います。
なのでワークポートかマイナビのエージェントに探してもらいましょう。
補足:プログラミング研修がある会社
プログラミング研修がある会社はSIer企業がほとんどです。
SIer企業は業務システムや銀行システムなどを作るSE(システムエンジニア)の会社です。
ビジネスモデルが人材派遣と変わらないため、ちょっと抵抗がある人もいるかもしれません。
客先に常駐して顧客のシステムを作るようなスタイルになります。
ただ、その仕事が合う人もいますし、今より待遇や労働環境が良くなる人もいます。
なので「客先常駐する仕事はよくないことだ」とは一概には言えません。
ただ、そういう仕事になる可能性があることは覚えておいてくださいね。
30代のIT未経験が自社開発の企業に転職できる?
IT業界の中でも自社サービスを保有しているIT企業は人気があります。
Web関係ですとLINE、サイバーエージェント、楽天などが有名ですね。法人向けですとfreee、Sky、ワークスアプリケーションズが有名です。
自社開発の企業に転職する難易度は高め。絶対無理ではない
結論から言うと30代IT未経験から自社開発の企業に転職する難易度はとても高いです。
ただ、絶対無理というわけではありません。未経験30代でも素養や職歴を評価してくれる企業もあります。
とはいえ年収が落ちることは覚悟しておきましょう。
自社開発とSESの違い
・自社開発
・SES
よく比較される2つのIT業種。具体的に何が違うのでしょうか?
簡単にまとめてみました。
IT業界内の業種 | 概要・特徴 |
自社開発 | ・自社製品、自社サービスを保有 ・売上は製品サービスの販売で得る ・結果、実力重視 ・エンジニア職はプログラミングスキル必須 |
SES | ・人材が商品 ・基本的に客先常駐 ・大企業の業務システム構築が主な仕事 ・常駐した時間が売上 ・プログラミングスキルは必須ではない |
未経験からITエンジニアに転職した人の事例
プログラミングスクールで勉強してからIT業界に転職した事例をいくつかご紹介します。
もちろん、スクールに通わなくてもIT業界に転職できます。
参考程度にご覧ください。
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営業職からWebシステム開発の会社に転職
H・FさんはWebシステム開発の会社に転職する前は営業職をしていました。
最終的にフリーランスになりたいという目標があり、その足がかりとしてプログラミングスクールで勉強します。
勉強後、いったんWebシステムの会社に入社します。
現在は、目標であったフリーランスになり、Webサイトの構築やWebライターとして活動しています。
学校の事務職員からシステムエンジニアに転職
M・Kさんはシステムエンジニアに転職する前は学校の事務職員をしていました。
「今の世の中、手に職が無いとマズいよな」「世の中で通じるスキルが欲しい」という理由からスクールでプログラミングを勉強します。
スクール卒業後、システムエンジニアとして転職に成功します。
現在はフリーランスになって、WebライティングやWebサイト制作をしています。
未経験から30代でIT転職する時の職務経歴書・面接対策
IT未経験30代向けの職務経歴書、面接対策を解説します。
業務経歴の書き方などはマイナビ転職やリクナビNEXTを見れば正解がわかるでしょう。ここでは志望動機や自己PRについて解説します。
志望動機は具体的なスキル・経験を交えて何が出来るのか書く
新卒就活や20代前半の転職活動なら「やる気」「性格」などの定性面をアピールすることも可能です。
まだ実績が無いですし、若いので人物評価する可能性も高いからですね。
30代となると社会人を7年以上していますので、何かしらのスキル、実績、結果を持っているはずです。企業もスキルや成果を評価します。
ですので、応募する企業をよく調べて、「自分のスキル・経験の何が役立てるのか」を書きましょう。
未経験30代は面接対策が必須。異業種からIT転職する場合は模擬面接をしておこう
現職の業界と同じ業界に転職する場合は模擬面接は不要かもしれません。
なぜなら企業側は経験者を好みますし、ご自身も過去の経験・実績を交えた具体的な会話が出来るからですね。
ただ、異業種からIT業界に転職する場合は模擬面接をしておいた方が良いでしょう。どんな質問が来るのか分かりませんし、企業によっては圧迫面接の場合もあります。
対策を一緒にしてくれる転職エージェントを利用して、何度か模擬面接を行なっておきましょう。
IT系の転職エージェントでしたら以下の2社がおすすめです。IT未経験の場合はワークポートを選んでおきましょう。
- ワークポート: 求人数が豊富、未経験OK
- リクルートエージェント : 業界最大手、IT求人も豊富
未経験でIT転職したい30代女性に失敗しない為のアドバイス
未経験からIT業界に転職したい30代女性となると以下に該当する人が多いかと思います。
- 結婚して子供がいる
- これから結婚する
- 結婚と育児を見据えた働き方をしたい
いずれにしても「仕事と家庭の両立」を考えている人が多いかと思います。
IT業界は印象通り「テレワークしやすい」「時間に融通が効く」業界です。パソコンとインターネット環境があれば仕事ができる職種が多いからですね。
30代女性は福利厚生が整った中堅〜大手企業の転職を狙う
結婚や育児を考えるとIT企業の中でも制度が整った中堅〜大手企業への転職がおすすめです。
未経験からは難しいかもしれませんが、なるべく福利厚生や人事制度が整った会社に転職しましょう。
中堅〜大手であればテレワークするための設備・制度が整っている会社が多いです。
IT業界と言えど事務職は出社日が多い
IT業界と言えど完全ペーパーレス化している会社は少ないです。
コロナ禍でテレワークする人が増えましたが、書類のチェック・送付をする事務職は出社率が高い傾向にあります。
IT未経験の30代がエンジニア転職したいならプログラミングスクールを活用する
未経験者がITエンジニアに転職したい場合は、やはりプログラミングスクールを活用した方が転職に成功しやすいです。
必要なスキルが体系的に効率よく学べる上に、今はどのスクールも転職サポートを行なっています。
プログラミングスクールは目的達成できる環境が整っています。
IT業界への転職が目的の人のプログラミングスクールの選び方
スクールを紹介する前に選び方のポイントを解説します。
- スクールの場所を確認する
- 自分の希望を明確にしておく
- 学べるプログラミング言語を確認する
スクールの場所を確認する
まず最初に、通える範囲内にプログラミングスクールがあるか確認しましょう。
全国の主要都市にはスクールがあります。ただ、全く存在しない地域もたくさんあります。
近くに全く無い、通うにはちょっと辛い場合はオンラインのプログラミングスクールを選択しましょう。
モチベーション管理が大変というデメリットがありますが、それ以外はオンラインでも全く問題なく学習できます。
地域別のプログラミングスクールを確認したい人は本サイトのカテゴリー「地域ごとのスクール」 を参照ください。
自分の希望を明確にしておく
「なんとなく良さそう」で選択してしまうと失敗する可能性が高いです。
「レクチャーしてもらうなら必ず現役エンジニアに」
「予算は3ヶ月で30万円」
「転職までがセットになっている」
など、自分にとってマストな条件を具体的にしましょう。
学べるプログラミング言語を確認する
自分が行きたい業界によって学ぶべきプログラミング言語が異なります。
ザックリですが、目的別(なりたい職種別)のプログラミング言語を下に書いておきますね。
分からない人は参考にしてください。
目的(なりたい職種) | プログラミング言語・技術 |
SE(システムエンジニア) | Java、 |
Webエンジニア | PHP、Ruby、HTML、CSS |
AI、データサイエンス | Python |
Webデザイナー | HTML、CSS、PHP、illustrator、Photoshop |
IT業界に転職したい未経験30代が活用しやすいプログラミングスクール
エンジニア転職したい30代向けにプログラミングスクールをピックアップしました。
TECH CAMP(旧TECH::EXPERT)
未経験から技術で稼げるプロフェッショナル人材へ | テックキャンプ
テックキャンプは転職保証が付いているプログラミングスクールです。
転職保証なので転職できなかったらなんと全額返金。エンジニア転職したい人にはもってこいのサービスですね。
RubyやHTMLなどのWebサービス開発のための言語を学びます。
30歳以上の年齢でも転職保証がある数少ないプログラミングスクールの1つです。
Tech Academy(テックアカデミー )
Tech Academy(テックアカデミー)| オンラインのプログラミングスクール
テックアカデミーは完全オンラインのプログラミングスクールです。
専属のメンターが週2のビデオチャットでサポートしてくれます。
受講を開始すると「Tech Academyキャリア」という転職サービスに登録することができます。
Webを通じて自分の学習経過が求人企業に共有され、企業からスカウトを受けることができるサービスです。
勉強と転職活動を同時進行で行うことができます。
- 主催: キラメックス株式会社
- 期間: 4週間〜
- 料金: 129,000円〜
- 主な言語・技術: PHP、Ruby、Python、Java
IT業界に転職したい未経験の30代が取得したら役に立つIT資格
「資格を取得しないと職業に就くことができない」というような職業はIT業界にはありません。
ただ、「体系化された知識を吸収してスキルアップできる」、「どれだけの知識とスキルがあるのか、面接官が客観的に判断できる」といったメリットがあります。
ここでは、転職時に役立つIT系の資格について説明します。
IT系はどんな資格の種類があるか
IT系の資格を大分類すると、
- 国家資格
- ベンダー資格
の2つがあります。
国家資格は国から許可をもらった機関・団体が実施する試験です。ITだと『基本情報技術者試験』が最も有名です。
ベンダー資格は製品を開発している企業が主催者となって実施する試験です。オラクル社が主催するOracleMasterなどが有名です。
有名なIT国家資格の一覧
- 基本情報技術者
- ITパスポート
- 応用情報技術者
- ITストラテジスト
- ITサービスマネージャー
- プロジェクトマネージャー
- システムアーキテクト
- データベーススペシャリスト
- ネットワークスペシャリスト
有名なベンダー系の資格一覧
- シスコ技術者認定(CCNA、CCNPなど)
- SAP認定コンサルタント
- マイクロソフト認定プロフェッショナル
- レッドハット認定エンジニア
- オラクルマスター
未経験者がIT業界に転職するときに役立つ資格
IT業界に転職したい未経験の人が取得しておきたい資格は「基本情報技術者」です。
ITに関する基礎的な知識が網羅されています。
持っていれば面接で有利という程ではないですが、「基礎的な知識はあるんだな」「IT業界に入るために勉強してるんだな」と判断してくれる企業もいるでしょう。
始めは聞きなれない単語が沢山出てきて挫折しそうになりますが、Google等で単語の意味を検索しながら着実に進めていけば大丈夫ですよ。
30代でIT業界に未経験で転職するときは沢山の求人情報を持つエージェントを選択しよう
やはり数が多ければその分だけ選択肢が広がります。
ここでは、IT系の求人数の多い転職エージェントを3社紹介します。
ワークポート
転職決定人数No1の転職コンシェルジュ | WORKPORT
ワークポートはIT業界に強い転職エージェントです。
IT未経験でも転職サポートしてくれる初心者に優しい転職エージェントです。
2014年から総合転職サービスの企業になりましたが、それ以前はIT業界に特化した転職エージェントでした。
そのような背景があるためIT業界との繋がりが強いです。IT以外の業種を取り扱うようになった現在でも、IT系の求人を豊富に取り揃えています。
非公開の求人件数は15,000件以上あり、ITに強い転職エージェントの中ではトップクラスの求人数となっています。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは全業界を網羅している総合型の転職サービスです。
250,000件を超える求人数を保有しています。
他の転職サービスがだいたい1万〜3万件の求人数を保有しているのに対してリクルートエージェントは25万件です。
桁が1つ違いますね。
圧倒的な求人数を保有しています。条件に合うような求人をどんどん紹介してくれるので、条件を重視する人は活用しやすい転職エージェントです。
パソナキャリア
パソナキャリアは40,000件の求人数を保有する総合型の転職エージェントです。
女性の就労支援に力を入れているため、女性が相談しやすい転職エージェントです。
将来的の結婚・出産などの人生プランも考慮に入れた転職相談をしましょう。
30代で未経験からITエンジニアを目指すなら派遣もあり?
結論から言うと、30代なら正社員での転職を目指しましょう。
なぜなら年を取るごとに転職が難しくなってくるからですね。20代なら「派遣でもいいから、まずはプログラミングの実務経験をする」という選択肢もありです。
スキルと実力を付けて、次は正社員で転職すればよいですからね。
30代にもなると、「やりたいこと」と同時に「お金とキャリア」について深く考えなければいけません。
『派遣で働いている』という経歴も面接の担当者によってはマイナスに捉えてしまう人もいます。
独立行政法人が調査した結果では、派遣になった人の一番の理由が「正社員として働きたいが仕事が見つからなかった」でした。
特に自分が意図していなくても、本当に仕事が見つからない人たちと同一視される可能性が高いです。
やはり、30代なら普通に正社員での転職活動をした方が良いでしょう。
本記事で紹介したサイト
紹介サイト (公式ページに移動します) |
概要 |
ワークポート | ITに強い総合型の転職エージェント |
リクルートエージェント | 求人案件が25万件の転職サービス |
パソナキャリア | 女性の就労支援に力を入れている転職サービス |
テックエキスパート | 転職保証しているプログラミングスクール |
テックアカデミー | 完全オンラインのプログラミングスクール |